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ア「これで移動手段ゲットだ。
助かったぜ。」
貴「今回は、上手くいったわね。」
ア「あぁ、結果オーライだ。」
ア「っしゃ行くぜバイカル!!
待ってろ!!ウォッカ!!」
貴「趣旨が変わってるじゃない。ハァ」
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ア「うおっ、ヤベッ 」
ドカーンッ
貴「急に爆発したわね…」
ア「パクったのがバレたんだろ」
貴「笑っている場合?落ちているのよ?」
ア「問題ねぇ!!傭兵時代に覚えた技!!
5点着地を使う!!」
貴「5点着地?」
ア「まずは足裏!!ゴキッからのすね横!!ベキンッ尻アダッバキッ
背中…ッボゴッ」
貴「聞こえちゃいけない音がしたんだけど..」
ア「知るかぁ!!」
ア「成功だ…」
貴「大丈夫?少し休んだら?」
ア「休んでる暇はねぇ…
ゆっくり顔出せ。標的が
もういるかもしれねぇ。」
貴「?…!パァァ」
ア「世界で1番透明で深く古い湖
バイカル湖」
貴「綺麗ね…」
ア「組織の連中はUMAの調査に来る
ようだが、まぁ、ここにならいても
おかしくねぇわな」
貴「アンディ、見てよ!広いわ」ワクワク
ア「初海外か」
貴「えぇ!ずっと(日本にしごとで)
引きこもってたから」
ア「じゃあ、しばらく観光でもしてろよ」
貴「でも…」
ア「観光客もいるしアイツらも
手は出せねぇよ。
基本隠密だからな。あいつら。
俺は昔の戦友を連れてくる。
しばらく別行動といこう。」
貴「…気をつけてね」
ア「!あぁ! 」
貴「ハァぼちぼち歩くか。」
トコトコトコ
貴「ん?」
ジ「日本人の子?
ヤマトナデシコ!?JK?」
貴「パチパチえ、えぇ…」
ジ「どうかなこの服!!
JKっぽい?」
貴「ごめんなさい。私高校いってないの…」
ジ「え”ぇ!!あんな楽しそうなのに?」
貴「綺麗ね。透明水彩?」
ジ「あっ分かる!?あなたも絵を描くの!?」
貴「ちょっとかじっててただけよ」
わぁ、漫画でも可愛いけど
実際に見た方が可愛いわね。
ジ「じゃあ一緒に描こ!!」
貴「…えぇニコ」
ジ「ラックちんはさー変わるものと
変わらないものどっちが好き?」
貴「え、ラックちんって?」
ジ「帽子にグッドラックって書いてるから
ラックちん!!
私は、変わらないものが好き。
誰にも流されず縛られず、
変わらずいるのってすごくない?」
貴「…」
ジ「だからか、絵がすきなんだー
変わってく世界をこうやって変わんない絵と
して残せるじゃん?ラックちんはどっち? 」
貴「…少し考えてもいいかしら。
あとタバコ吸っていい??」
ジ「うん!ゆっくり楽しもー!!
ってかラックちんタバコ吸えるんだ!
大人だねぇ!」
貴「そんなんでもないよ。」
数時間後…
…タバコの吸殻凄いな。
貴「…出来た。」
ジ「ほんと!!見せて見せて!!」
貴「はい」
ジ「えっと…この月の周りのキラキラは?」
貴「宇宙って月と太陽以外になんにもないじゃない?
お月様が寂しくないようにお友達。ニコ」
ジ「優しいねー
ラックちんは、確かに夜空って寂しいもん!!」
貴「…さっきの変わるか変わらないの質問答えてもいい?」
ジ「うん!!」
貴「私、ずっと変われなかったの。
苦しくて、死のうとしてた。
でもね。4日前変なやつに出会ったの。
もうめちゃくちゃ、会った初日に、抱きついてくるわなんやで気づけばロシア…」
貴「でも、そうやって連れ回してくれたから、
あいつが変えてくれたから。
今日あんたと絵をかけたのかなぁって
とっても楽しかった。
変えてくれる人がいるって。
変わるっていいなって思ったわ。」
ジ「綺麗な言葉だね。」
ジ「若くて、青くて、あまい言葉。
そんな言葉なのに正しく聞こえるのは
わたしが老けたからかなぁ…」
貴「わお…」
ビュンッ
ア「紅三日月!!」
ジ「変わんないね不死ちん」
ア「お前はだいぶ化粧が濃くなってんな
ジーナ」
パキッピキッ