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かいり@りぃととペア画中
なな💚🍅💜🐰
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部屋から人の気配が遠のいた。
あれだけ自分を追い詰めていた恐怖の存在がいなくなったことを感じ取り、ぷりっつは必死に息を吸い込もうと身体を上下させる。
喉をかきむしりながら、ゆっくり、ゆっくりと空気を胸に送り込んでいく。
「ひゅッ、、すぅー……っ、ッはぁー……っ……」
激しく打っていた心臓の音が少しずつ落ち着き、酸欠でポワポワと霞んでいた頭のモヤが、冷たい現実とともに引き晴れていく。
意識がはっきりと冴え渡ってくるにつれて、さっきまでの記憶が濁流のように脳内に流れ込んできた。
眩しい光。
響いていた悲鳴のような声。
「俺だよ」「大丈夫」「ぷりちゃん」――。
ぷりっつ 「……ぁ……えッ……?」
手元を見る。
血で少し汚れてしまったのは、あっきぃ、まぜた、ちぐ、あっと、けちゃのぬいぐるみ。
そして、自分に向かって泣きそうな顔で手を伸ばしていた人たち。
ぷりっつ 「あっきぃ……まぜた……ちぐ……あっと……けちゃ……?」
恐怖の対象なんかじゃなかった。
そこにいたのは、間違いなく大好きなメンバーたちだった。
(俺……なにやってんの……?)
冷や汗が全身から吹き出す。
みんな心配して来てくれたのに。
ご飯の誘いを断ってまで心配して駆けつけてくれたのに。
自分は恐ろしいものを見るような目で見つめて、叫んで、拒絶して、パニックを起こして……。
ぷりっつ 「なんで……っ、なんで俺……あんなこと……っ」
頭の中のアンチの声が、さらに大きな音で響き始める。
『ほらな』
『お前はいつもメンバーに迷惑ばっかりかけてる』
『存在自体が害悪なんだよ』
ぷりっつ 「ごめんなさい……っ、ごめんなさいっ……俺……最悪だ……ッ!」
罪悪感と自己嫌悪が津波のように押し寄せ、胸が押し潰されそうになる。
こんな汚い部屋を見せて、血だらけの自分を見せて、トラウマになるような恐怖を与えてしまった。
居ても立ってもいられないほどの苦しさに、ぷりっつの手は吸い寄せられるように、床に落ちていたカッターナイフへと伸びた。
ぷりっつ 「俺なんか……罰を受けやな……もっと傷つかなあかんねんや……っ!!」
カチ、カチと銀色の刃が押し出される。
ぷりっつは震える手で刃を握り直し、先ほどよりも強く、手首の皮膚へと刃を押し当てた――。
コメント
1件
みぅです🥀 第4話、読ませていただきました。 ぷりっつがパニックから覚めて、現実を認識してからの罪悪感の波…すごく苦しかったです。大好きなメンバーが心配して来てくれたのに、拒絶してしまった自分を責めるシーン、胸が締め付けられました。 「ごめんなさい」の連呼と、自己嫌悪でまたカッターナイフに手を伸ばすところ…この連鎖、本当に辛いです。でも、この作品はその苦しみをちゃんと描いてくれるから、読んでる側も感情を受け止められます。 次が気になります。ぷりっつがどうなるのか、見守りたいです🌙