私しかいない原っぱ 。 微かに霧がかかっている 。
ちょっとだけ 、 人影が見えた 。
背が低くて 、 走ってこっちに来てる 。
なんとなく愛らしさを感じさせる 、 かわいい女の子 。
「 おねーちゃんっ ! 」
私は1人っ子 。 … のはずなのに 、 おねーちゃんと呼ばれた 。
凛とした声 。
“ 正反対 ” って 、
そんな言葉が私とその子に似合いそう 。
「 どうしたのこんなところで 。 」
「 おねーちゃんに会いに来た ! ! 」
会いに来た ?
この子は 、 私のことを知っていたんだろうか 。
もしそうだったら 、 ちょっと怖い 、 気がする 。
「 危ないよ ? … お母さんとかはいないの ? 」
… まずい 、 かもしれない 。
「 … いないっ 。 」
やっぱりデリカシーがなさ過ぎた 。
こんな単刀直入に言うのは 、 馬鹿にもほどがある 。
「 いないから 、 おねーちゃんがお母さん ! 」
にひっ 、 と笑う女の子から 、 金木犀の薫りがした 。
「 お母さん代わりは無理かなぁ 。 」
「 むっ 、 なんで ? 」
「 お母さんやったことないもん 。 」
他愛のない会話をしていたら 、 青い空が少しずつ夕焼け空になってきていた 。
綺麗な橙色 。
「 あ、もう帰らなきゃっ ! 」
そう 、 女の子が言った時 、 燃え尽きた木のように灰になった 。
灰は 、 空へと消えていった 。
“ 消える ” よりは “ 散る ”の方が 、 あの子にはきっと 、 ぴったり 。
さよならよりはきっと
「 … またね 。 」
の方が 、 悲しくはならない 。
きっとまた 、 会えるよね 。
~~~
あとがき 。
またもや何を書いているんだという話 。
誰かこの続き書いてくれ ( (
真面目に思いつきだとぐっだぐだになるのなんで ? ?
登場人物女の子だけなの初めて書いたんですよ 。
なんか登場人物みんな似たような性格なってるし 。
… いろいろと死 。
読んでくれてありがとうございました 😌
それじゃあ 、 また 👋🏻
コメント
17件
いやいや、雰囲気最高だよ?うん、儚くて大好きだけど。 そよちゃんマジでらぶ(?)
まって奏夜ちゃん書くのめっちゃ上手くなってない⁉️⁉️🫵🏻( 少しの表現がこの物語をよくしてるような気がするよ🤦🏻♀️💧 なんだろうすんごい儚くてすき‼️😺 天才すぎる🫶🏻😖😖
全然公開ありがとうございます🥹 どこかに消えてしまいそうな、そんな物語でとっても儚くて大好きです😽💖 書き方とかも全然素敵です⚡️💍 コンテスト参加ありがとうございます😉 結果発表お楽しみに〜‼️