腐ではありません。
軍パロです。
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メイン、赤、青
サブメイン,橙、緑
サブ,紫、水、灰、桃、
○○
ut「ゔぁ~~!!終わったぁッ!!」
俺は一人で声を上げる。
誰もいないから迷惑にはならないでしょ。
今は一人でたくさんの書類をしているところだった。
ymdとかkmgとかの内ゲバでたくさん書類が増えて……
ここ4日は寝ていない…と思う。
そして丁度、その内ゲバの書類が終わったところだった。
そう、内ゲバだけの。
ut「……後こんだけやんなきゃいけないのか」
目の前には大量の書類がずらっと置いてある。
普段はhrtiの補佐としてhrtiの総統室で仕事をするけど…
あいつのうるさい声を聞いていると集中できねえんだよな…、
だから今は自分の部屋でしている。
とりあえず内ゲバの書類だけ届けようと俺は書類を持って行こうとした。
部屋から出て、総統室へ向かう。
hrti、サボってないよな……
少し不安になって早歩きで歩く。
それがダメだった。
y-mくんの「utくん!!!危ないッ!!」と言う声に気がついて、
手を頭を守るようにかざしたけれど
それはもう間に合わなくて俺の服と書類はびしょ濡れになっていた。
yu「utくんッ!!大丈夫ですか!?」
ut「えっと、y-m、?俺は平気だけど……」
yu「うわあぁ…、!?びしょびしょじゃないですか!
すみませんッ…」
走ってきたy-mくんが申し訳なさそうに俺に謝る。
寒くもないし…
まあ大丈夫だろうと思っていたけれど今は冬で少し体に寒さがきているようだ。
うしろからやまだとこむぎが走ってくる。
km「utくん、大丈夫かッ!?」
ym「いやぁ、すまんすまん。当たってもうたわぁ」
yu「ちょっとymdさんッ!ymdさんが投げた水が当たったんですからねッ!」
ym「やまだやないもん~…、kmgが避けたのが悪いし~ッ」
km「はぁッ、!?俺なんかッ!?」
yu「はぁ…ほんとごめんなさいutくん!書類は僕たちでやりますッ!」
ut「大丈夫。書類は俺がやるし、服だって着替えるから。」
yu「でも……」
ut「そんな心配すんなって。仮にもhrtiの補佐なんだし」
yu「…ありがとうございます…。ほらッ、ymdさんも謝ってください。」
ym「おう、悪かったなut」
ut「大丈夫。ちょっと着替えてきていい?」
yu「はい!本当にすみませんでした…」
ut「そんな謝んなくても平気。風邪とかも引いてないし。な?」
y-mくんの不安そうな顔を見ると安心させたくて、なるべく大丈夫そうな言葉をかける
kmgとymdは再び内ゲバに戻った。
…内ゲバをしないでくれよ…
そう思いながら部屋に戻る。
なんだかさっきより寒い。
ut「くしゅんッ!ん〜…クーラーでも故障したのか…?」
クーラーを調べたけど、特に異常はない。
この寒さはなんなのだろうと若干疑問に思いながら再び書類に手をつけた。
○○
書類をやってから2時間ほど経って、内ゲバの書類が終わった。
さっきのようなことがあるかも知れないと思い、なるべく書類を守りながら行こうとした。
ふと窓を覗く。
外には真っ白い雪が積もっている。
ut「(……もう冬か…早いな…)」
冬って、始まるのも終わるのも早い気がする…。
なんか、季節の流れ目は早い、時は早いって感じがすんな…、
そう考えると少し寂しくなった。
少しブルっとしてもう一回くしゃみをすると俺は歩き出した。
今回はさっきのようなことはなかった。
総統室の前につき、ドアをノックした。
シーン…
返事がない。もう一回ノックした。
でも結果は同じ。シーンとしたまま。
ここで待っていてもしょうがないと思い、勝手に入ることにした。
入った時にはhrtiはおらず、どっか出かけたのかも知れないと思ったので机に書類を置こうとした。
その瞬間背中に冷たいものが入った感覚がした。
ut「冷たッ、!?」
so「ぶっ、はははははッ!!ひっかかったっすね、!!」
ut「zurs、ッ…!?ちょッ…、何入れたんだよッ、お前」
so「え?雪玉っすよ。」
ut「…またお前はくだらないことばっかしやがって……。
何でお前総統室にいるんだよ…」
so「ご飯食べて暇だったんで。」
冷たいものは雪玉だった。
さっき濡れた体に冷たいものを入れられると少しばかり寒くなる。
雪玉を入れたのは食事を終えて帰ってきたzursだった。
その帰る途中に雪玉でも見つけていたずらしようとでも思ったのだろう。
ut「…てか、お前はそれよりも書類だ書類ッ!暇だっつーなら終わってんだよな、?」
so「ゔッ、あぁ~…、…えとッ、…え~っと…」
ut「やってないんだな…」
so「…そっすね、」
自分の書類を机に置き、zursの分の書類を手に取り数を数える。
1枚、2枚、3枚…5枚、
あ、いつもよりちゃんとやってるかも…偉い。
俺はため息をつくと、zursに
「悪戯ばっかしないで書類やれよ」
と釘を刺し、自分の部屋に戻ることにした。
だが、zursに「あッ、ちょっと待ってください!」と止められた。
ut「…?どしたの?」
ut「えッ…あ、まぁ…それなりにはッ、?てか何でそんなこと聞くんだよッ…、?」
so「hrさんに聞いとけって言われて…」
ut「…あいつかよ、」
so「でもutくん、寝てないっすよね…?」
ut「うッッ…」
so「図星っすね、?」
ut「…まぁ、な、…」
so「……すんません,hrさんにこうしろって言われてるんす…。
ちゃんと寝てください、(半笑い)」ナデナデ
ut「…お前………、どんな死に方がいい、?」
so「えぇッ、そんなに怒んなくてもッ!怒るなら是非hrさんを!!」
ut「はいはい、怒っとくっつーの。」
zursにわしゃわしゃと頭を撫でられる。
腹立つけど意外に落ち着いた。腹立つけどな。
今度こそ総統室から出た。
自分の部屋に戻り、さっき浴びれなかったシャワーを浴びようとした。
その時、頭がズキッと痛んだ。
軽い頭痛ではない。結構激しいの。
ut「いッ…!くしゅッん!!…ガチ風邪かもしれない。」
一応熱を測ろうとしたけれど、体温計がない。
そういえばつい昨日壊れてしまったんだ。
体温計がないのならどうしようも無い、買いに行くしか無いな…
そう思いながら、外出する準備をする。
今は冬だけれど大した寒さ対策などもしていないのでマフラーとかも特に無い。
なのでコートを着て行くことにした。
外に出て行く途中に部下から声をかけられる。
その途中で、歌い手組にあった。
kyu「あれッ…utくんお買い物ッ、?」
ut「うん、ちょっと体温計がなくて。買いに行こうと思って」
kyu「へぇ~…あ、買い物行くんだったら壊れた僕のヘアピンを買ってきてもらっても…」
ut「ん~まぁ別にいいよ。」
kyu「いいのッ!?ありがとうutくんッ、!」
tk「なら俺の薬の材料も」
ut「何のッ、?」
tk「コルア草とハイヌ草、あと…、」
ut「ちょ、ちょっと待ってッ、!メモする」
バックから紙とペンを取り出し、tk氏から言われた欲しいものをメモする。
tk氏が「ん、ありがと」と一言言うと、二人はまた歩き出した。
俺は外に出る。
風がヒューッと吹いた。
少しブルっとする。
やっぱり冬は寒い。
こんな寒いのに平気で内ゲバやる奴らも、雪玉で悪戯する奴も、いろんなもの任せてくるやつも…
変な奴らばっかりでやっぱりここは楽しい。
ここに来てよかった__
嘘くさいかも知れないけれど、俺の心だし誰にも聞かれてないからいいよねッッ…
雪がひらりと花びらのように落ちてくる。
俺の手に雪が落ちてきてすぐ消えた。
その短い間を何回か楽しみながら店に向かった。
続く__。
コメント
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うん。季節とかおかしいけど気にしないでね