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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ーNoside
💜「(また面倒なことに、、、)」
呆れすぎてまた💜は白目をむいていた。その原因は、自己主張の強いお世継ぎ3兄弟の兄2人である。
💗「良いだろ〜ちょっとくらい。」
🧡「ダメやって!💜くんには仕事がこっちはこっちで溜まっとるん!」
💛「部下の前で何やってるんですか!みっともない姿を見せないでください!」
💜は、三方をお世継ぎ3兄弟に囲まれ、兄2人には両腕を引っ張られる始末である。その仲介役を末っ子の💛がしているつもりなのだろうが、全く効き目はないようだ。その様子に、周りの宦官達は唖然とし、女官は恨めしそうに見つめる。💙達は笑いを堪えるのに必死の様子だった。
💛「あ〜もぅ!いいです!さ、❤行きましょう!ここにいても時間の無駄です!」
❤「、、、。」
年齢の割に幼い兄たちを見て苛立つ💛とは真逆に、❤は真剣な表情でその現場をじっと見ていた。引っ張られているのに逆らい、❤は一目散に戻っていった。
💛「❤!?何をしているのですか!」
❤「💛様、少々お時間をいただけないでしょうか。憶測ですが、俺ならあの争いを止められるかと。」
💛「、、、なるほど。」
💛は納得したのか、行っておいでとでも言うように頷く。❤は、少し離れた場所で大きく息を吸い込んだ。
❤「この胸に抱きし争い、鎮める如くに華は舞い散る〜♪」
なんとも幼すぎる争いに過ぎないものの、自分の主君の言葉を💗たちの耳に届かせるには、こうするしかない。❤の歌声はすぐさま💗たちのもとに届き、動きはピタリと止まる。歌声につられ、小鳥やりす、どういうことか王宮に仕えるものも数人聞き入っていた。その見事な歌は数分前に考えついたものであることを誰が知るのだろう。
💛「、、、💗兄、いい加減そのような幼いマネはお辞めください。それでも今年青年になる者ですか!」
💗「、、、すまない。」
💛「🧡兄もです!これで胸を張ってお父様の後を継ぐと言うつもりですか!」
🧡「、、、。」
兄2人は落ち込んだ様子で自分の王宮へと戻る。💜は開放されたものの、そこに生気は失われていた。だいぶ暑苦しかったらしく、冷たい水を少々かければ、だいぶ顔色は良くなった。顔色が良くなったのを見て、一番最初に見舞いに来たのは💛だった。
💛「この度は大変兄がご迷惑をおかけしました。」
💜「い、いえ、お顔を上げてくださいませ。」
💛「💗兄から事情は聞きました。どうやら、皇帝の後を継ぐのは誰が良いかを憶測でも良いから決めてほしかったとのことで。」
💜「(それは直接皇帝に申せばよいのでは、、?)」
💛「とりあえず、体調が回復したようで良かったです。それでは僕はこれで。」
💜「ど、どうも、、、。」
お詫びにと、お菓子を何個か置いて💛はその場を後にした。その後、申し訳無さそうにひょっこりと顔を出したのは🧡である。💜は若干怒ったような目で🧡を睨むが、🧡はシュン、とかなり落ち込んでいる。反省は一応しているようだ。
🧡「その、、、ごめん。」
💜「、、、俺は起こってないので気にしないでください。」
🧡「あ、あと、、、言うことがあるんやけど、、、」
💜「何でしょうか。」
🧡「俺は💜くんを__」
女官「🧡様!大変です!!」
🧡「なんや!?」
女官「さ、💗様が、、、」
『突如の病で倒れたのこと。』
その言葉に、驚かなかったものは誰一人としていなかった。
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