テラーノベル
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三国「俺たちにもなにか出来ないか!?」
三国「動けないからって、ただ寝て
見ているだけなんて耐えられない…!」
サータ「…気持ちは嬉しいけど、
今はそこまでかな」
サータ「まずはその『石肢病』の
進行を止めるのが最優先だ。」
サータ「君たちが無事でいてくれることが、
天馬くんたちの力になるんだから」
バァンッ!!
??「博士!!」
ルシェルナ「…静かにしなさい、ベル。
ここは病室だ」
ベル「あっ、起きたんですね!
おはようございます!」
天馬「あ、おはようございます……?」
ベル「私、『ベルーゼ・ブディー』って
言います!」
ベル「みんなからベルって呼ばれてるから、
気軽に呼んでね!」
天馬「よ、よろしくお願いします!」
ベル「あっ、そうだ!」
ベル「石肢病検査の件はどうしますか?」
ルシェルナ「そう、ね……」
ベル「天馬くんたち、受けて貰えるかな?
戦うってなったら石肢病検査も必要なので」
信助「えっ、僕たちの身体も検査するの?」
ベル「うん、念の為だよ!」
ベル「あの紫の結晶の近くにいたから、
もしかしたら目に見えない速さで侵食が
始まってるかもしれないでしょ?」
ベル「早期発見が大事なんだから!」
天馬「…分かりました。」
天馬「お願いします、ベルさん!」
狩屋「へーえ、検査ね。」
狩屋「痛い注射とか無いなら、
受けてあげてもいいけど?」
輝「大丈夫だよ、狩屋くん!」
ルシェルナ「よし、話が早くて助かるよ。」
ルシェルナ「ベル、さっそく検査室の
準備を。テンマたち、付いてきなさい」
──────────
検査室
ベル「まずは診察台で横になってくれるかな?」
信助「う、うん…。」
信助「ベルさん、検査ってその…
やっぱりすっごく痛かったりする?」
ベル「大丈夫ですよ、血液検査だけです!」
ベル「痛いことはなーんにもしないから、
安心してね」
輝「よかったね、狩屋くん!」
狩屋「ふ、ふん…別に最初から
怖がってなんかねーし」
ベル「じゃあ少しだけチクっとするよー。
天馬くんからいってみようか!」
天馬「はいっ、お願いします!」
サータ「…三国くんたちも受けよう」
三国「え、俺たちもか……?」
三国「俺たちはもう、あいつらの攻撃を
まともに浴びちまって……」
神童「そうだ、俺たちはもう身体を動かす
ことすら、ままならない状態なんだぞ…。」
神童「今更、血液検査をしたところで……」
サータ「モース硬度って知ってる?」
神童「モース、硬度……?」
サータ「そう、鉱物の硬さを表す
尺度のことだ。」
サータ「一番柔らかい滑石の『1』から、
一番硬いダイヤモンドの『10』まで。
物質の硬さを測る基準さ」
倉間「でも、俺たちに何の関連が…」
サータ「関連は、あるっちゃあるよ」
サータ「君たちの血液中には、すでに
普通の人間には存在しない『クリスタル
成分』が混ざり始めている。」
サータ「…僕たちが調べたいのは
君たちの骨や筋肉が、」
サータ「今そのモース硬度の『いくつ』まで
侵食され、硬化してしまっているかだ」
──────────
ルシェルナ「ふむ、少し削ってしまうけど
いいかな?」
三国「え…削るって、俺たちの身体をか!?」
ルシェルナ「そう。君たちの額や腕に
生えかけているこの紫の結晶…」
ルシェルナ「これはもう、皮膚や細胞
じゃなく完全に『鉱物』に変質している。」
ルシェルナ「正確な硬度や侵食の度合いを
調べるには、この結晶そのものを少しだけ
削って、成分を直接分析するしかないんだ」
神童「……構いません。」
神童「やってください、ルシェルナ博士」
浜野「神童?!」
神童「俺たちの身体がどうなろうと、
天馬たちが戦うためのデータになるなら…」
神童「いくらでも削ってください。」
ルシェルナ「物分かりが良くて助かるよ。
…ベル、局所麻酔の準備を。」
ルシェルナ「少し響くよ、我慢してね」
キィィィン…
コメント
1件
第6話読んだよ〜!!😭💕 サータ博士の「モース硬度」の説明、めっちゃ分かりやすくて勉強になったし、なんかゾッとした…。神童くんたちの身体、もう結晶化して削らないといけないってのがエモすぎて切ない…。でも「いくらでも削ってください」って覚悟決めるところ、マジで推せるわ。天馬くんたちが無事で何よりだけど、この展開どうなっちゃうの!?続き待ってる😭🔥
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#ちょっと妄想
ホノラ
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