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メンバーが優しすぎて感動する😭 続き待ってます!!✨
ーーー桃の家ーーー
桃「ん……」
青「あっ……」
橙「桃っ!!」
桃「ビクッ」
紫「橙くん……」
橙「あ、すまん……」
紫「桃くん、お片付け終わったよ」
桃「え………」
黄「綺麗にしときました」
桃「………あり…がと」
紫「いいえ、それでね?桃くん。お話できるかな?」
桃「………ヤダって……言ったら?」
紫「俺ら一生ここにいることになるかな」
桃「………」
黄「桃くん話してください。何でも受け止めます」
桃「………むり…だよ」
赤「なんで?」
桃「……おれは……ふつうじゃないの……だからみんなにはわからない」
橙「話聞かんとわからんやろ?」
桃「……どうせ、ひていするでしょ」
紫「それは話によるな。絶対に否定しないとは言えない」
桃「………いわない」
青「桃くん……言って?じゃないと桃くんまた倒れちゃうよ?」
桃「たおれないように、するから、だいじょーぶ」
赤「倒れちゃうよ!今のままじゃ!!」
橙「桃、これ見てみ…これを見てメンバー全員、桃の事このまま1人で放っておけるか?」
桃「………!!!」
黄「そうですよ……腕もお腹も少し見ちゃいましたし」
桃「アッ……」
バレた……もう……自分をあいせない?
青「桃くん……なんでこんな事しちゃったの?僕ら怒らないから。桃くんのお話聞かせて?」
赤「桃ちゃん……お願いっ……」
桃「……………」
紫「桃くんゆっくりでいいから……なんなら明日でもいいよ?今日は休む?」
桃「………やすむ」
紫「ならそうしよっか」
黄「紫くん」
紫「今無理に聞いても駄目でしょ?」
黄「そうですけど……」
青「ならみんなでご飯食べよ?」
紫「ならお粥にしようか、桃くん食べるの久しぶりでしょ?」
桃「………」コクンッ
紫「ん!お粥にしよう!買い物するかぁー!」
橙「俺行くで」
黄「僕も」
紫「なら3人で行こうか、2人は桃くんの事よろしくね」
赤「分かった」
橙「なら行こか」
黄「はい」
青「桃くん、まだ眠い?」
桃「……ねむくない」
青「そっか、眠たそうだけど」
赤「桃ちゃん」ギュッ
桃「………」
青「僕もしよー」ギュッ
桃「………」
赤「俺は、俺らは桃ちゃんの味方だからね?」
青「そうだよ、何があっても貴方の味方なんだから」
桃「……………」
赤「……」ギュッ
青「………」ギュッ
赤「俺達のこと信じて……」
青「絶対に桃くんの味方だから」
桃「………っ」
紫「ただいまー」
黄「桃くん、キッチンかりますね?」
桃「………ん」
ごはん……食べられるかな……
青「桃くん、テーブルの方に座っとこ」
桃「……うん」
青「よいしょっと」
紫「桃くん、手当してい?」
桃「……?てあて?」
紫「お腹とか痣できてるでしょ?」
桃「…………」
橙「手当できるもんも買ってきたからさ、手当させてや」
桃「……いい……しなくて」
紫「だーめ、大丈夫今日は何も聞かないから。ね?」
桃「………」
紫「お願い」
桃「………」コクンッ
紫「ありがとう!なら服脱ごっか」
桃「…………」
青「桃くん。大丈夫、ね?脱がすよ?」
桃「………ん」
(服を脱ぐ)
橙「っ………」
紫「手当しよっか。痛かったら言ってね?」
身体中にたくんさん痣がある……
切り傷も……あと、こんなに痩せて……
青「桃くん包帯巻くの下手すぎ、巻き直してあげる」
桃「………うん」
青「ガーゼも交換しちゃうね」
っ……こんなに切ってる…
痣もっ、お腹だけじゃなかったんだ
すごく細くなってる……
紫「湿布貼ったりするね?」
青「こっちも巻いたりするからね」
桃「…………」
紫「はい、終わり」
青「こっちもちょうど終わった」
赤「ミイラ男みたいだね?」
紫「確かに」
青「桃くん、足は?痣ある?」
桃「……わからない」
青「見てもいい?」
桃「………」
青「大丈夫、ね?」ギュッ
紫「じゃぁ、見るよ?」
桃「………」
赤「ありゃ、足もか……」
こんなになるまで……
痣と切り傷……全身にやってたんだ
橙「……よう動けたな…?」
桃「……だいじょーぶだもん」
紫「うん、そうだね、大丈夫だね」
青「よし、終わったよ」
紫「偉いね、よく出来ました」ナデナデ
(桃を撫でる)
桃「…………」
黄「お粥できましたよー!」
赤「はーい!食べよ!桃ちゃん!」
桃「……ん」
紫「じゃぁ、いただきます!」
橙「いただきます!」
桃「………」
青「食べないの?」
赤「ならこの赤様が食べさせてあげよう!」
桃「……」
赤「はい、桃ちゃん。あーん」
桃「………あ」
赤「ん!」
桃「モグモグ………」
やっぱり……味しない……まずい……
黄「どうですか?」
桃「……も…いらない」
青「え、もういいの?」
紫「どうして?」
桃「……あじしない……まずい」
青「え…結構味濃いめに作ってたよね?」
黄「はい、味濃いめの方が好きかと思って」
桃「…………」(立つ)
青「あ、桃くん?」
桃「も、いい……へやもどる」
青「僕も行く!黄くん!これ持ってくね」
黄「あ、はい」
(部屋に行く)
紫「味覚障害……かな」
赤「ストレスとかもあるんだよね……それって」
橙「なにをあそこまで我慢したら、あぁなるん」
紫「我慢……なのかな…」
赤「え?」
紫「みんなとは違うって、何が違うんだろ」
赤「言ってくれると……いいな…」
黄「そうですね……」
ーーー桃の部屋ーーー
青「桃くん、具合悪くなったりしてない?」
桃「……だいじょーぶ」
青「そっか」
桃「……みんなと…いっしょに、たべれば」
青「いいの、僕は桃くんと一緒にいたいから」
桃「………」
(ベットに横になる)
青「寝るの?」
桃「…………」
青「おやすみ!桃くん!」