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やっぱり**工藤新一をエドガー・アラン・ポオに**します
今後その流れで更新します
3話行くよー!
山の中腹にある北ノ沢ダムから谷を縫うように蛇行した川が伸び、その先に移転した北ノ沢村があった。
村の中心から少し離れたオートキャンプ場ではスノーフェスティバルが行われ、大勢の観光客が訪れていた。会場には雪像や雪で作られた巨大な滑り台が設置され、子どもたちが夢中で遊んでいる。
会場の奥には小高い丘があり、樋口、敦、立原がソリに乗って滑り下りていた。勢いをつけたソリがひっくり返り、雪の上に放り出された三人は雪まみれになった。
「つめてー!」
「でも、雪ふわふわだよ!」
「最高ですね!」
元気いっぱいの3人はソリを引っってび丘を上っていき、乱歩、鏡花、芥川はベンチに座って3人の姿を眺めていた。
「楽しそうね、あの子たち」「ああ、そうだな」
「まったく・•••・・連れてきてよかったな」
「まあ、あいつらはいいとして・・・・・・」
乱歩はそう言って隣のスケートリンクを見た。
「ほら行くわよ、紅葉!」
スケート靴を履いたミッチェルが紅葉の背中を押すと、紅葉は「ああ!ちょ、ちょっと!」
と両手をばたつかせながら氷の上を滑っていった。
「もお、押さないでよ!」
「あらら」
子どものようにはしゃぐコを見たコナンはフッと笑い、
「つたく、何で紅葉とミッチェルまで・・・・・・しかも・・・・・」今度は近くの山の麓に目を向けた。
シグマは山の離にある露知島旨を目指し、悪い部の中を一心いていた。感を切らしながらしばらく歩いていくと、ようやく目の前に露天品の建物が見えてきた。
「あった・・・・・幻の露天風呂!しかも、混浴ですか~!」
シグマはニヤつきながら(そこまでニヤついてはないが)脱衣所に入り、タオル1枚を腰に巻いて出てきた。
「あ~夢にまで見た混浴露天風呂!我を待つのはマネ~なレディーか、大富豪の乙女か…」
とくるくる回り、いざ湯気が立ち込める露天風呂を見る。すると、岩の陰に女性らしき人影が見えた。
「いたっ!」
シグマはさっそく湯船に入り、そろそろと人影に述づくと、コホンと咳払いをした。
「いやぁ、いい湯加減ですね。こうして総の空の下、雪景色を見ながら温泉につかるなんて、風流ですね、お嬢さん・・・・・・」
鼻の下を伸ばしながら岩の奥を見ると人影が振り返った。
しかし、その人影は女性ではなく野生の猿だったー!
「ウキーー!」
シグマの悲鳴が山に響き渡った。
思うがソリ滑りを楽しんだ樋口、敦、立原は、乱歩たちと会場の屋台に来ていた。
たこ焼きやお好み焼き、おでんなどさまざまな屋台が並んでいて、三人は目を輝かせる。
「何食べようかなあ」
「どれもおいしそうですね」
「よーし、端っこから食おう!」
立原が駆け出そうとすると、芥川がオホンと咳払いをした。
「その前にクイズだ」
「ええーっ!」
三人がうんざりした顔で叫んだが、芥川はお構いなしにクイズを出した。
「パウダースノーの会場に出す屋命に、酸ふさわしいメニューはどれかな?一番、焼き芋。三番、磯辺焼き。三都、イカ焼き。番、たこ焼き」
「何だっけ、パウダースノーって」
「粉雪のことですよ」
立原の問いに敦が答えると、樋口が「粉雪?粉雪…粉….」と考え込んだ。
「わかった! 四のたこ焼きでしょ!」
芥川が「え!?」と動揺する。
「え?どうして?」
ミッチェルがたずねると、紅葉が「たこ焼きだけ粉を使うからじゃない?」と言った。
「私、お母さんとよく作るんだ!」
「それに、関西じゃ「粉もん」て言うって、アガサちゃんが言ってたわ」
「なるほど」
紅葉の答えにミッチェルは納得したが、乱歩は「でも•••・」と口をはさんだ。
「それだと簡単すぎるんじゃない?もっとひねりがー」
「悪かったな、ひねりがなくて」
芥川はバツが悪そうにつぶやいた。すると、鏡花が「じゃあ、私からも一問」と言い出した。
「その中で芥川に一番ふさわしいメニューはどれ?」
「ええっ?」
皆が考える間もなく、鏡花が自ら答えた。
「答えはどれもダメ。メタボの元だわ」
芥川がしょぼんとうなだれ、皆が苦笑いする。
(·・・・・ってか、クイズになってねえし!)
乱歩は眉をひくひくさせながら、心の中で突っ込んだ。
「それじゃあボクたちは」
「食べに行こう!」
「龍之介の分まで腹いっぱいな!」
敦、樋口、立原はそれぞれ好みの屋台に駆けて行き、紅葉とミッチェルも顔を見合わせた。
「私たちも食べよっか」
「ええ。龍之介の分までね!」
芥川が「く~っ!」と涙を流す。
「鏡花ちゃんと乱歩君はどうする?」聞がたずねると、鏡花は「私はパス」と答えた。
「ボクも。ちょっと村ん中、競してくるから」
「じゃあ俺も乱歩君と一緒に・・・・・・」
芥川が便乗しようとすると、
「ダメよ。今日は私とお茶にしましょう」
鏡花がキッパリと言い、芥川は再びうなだれた。
皆と別れた乱歩は会場を出て、役場へ向かった。『祝 開村5周年』と書かれた垂れ幕が飾られている正面玄関を入り、カウンターにいた若い男の職員に声をかける。
「北ノ沢村の地図?」
「うん。それとダムのガイドをください」
「わかった。ちょっと待っててね」
職員はそう言うと、奥の棚へ向かった。コナンの隣では、短髪の青年がカウンターにひじをつき職員が戻って来るのを待っていた。するとそこにメガネをかけた青年がやってきた。
「なあ、長谷川。あのスキー場、つぶれちまったらしいぜ」「ああ・・・・オレもさっき聞いた。雪崩れが続いたらしいな」
2人が話していると、そこに中年の職員が「待たせたねぇ」と地図を持って見ってきた。
「こっちが北ノ沢村の図面。こっちが同じ縮尺の、元の北ノ沢村の地図ですけん」
短髪の青年は図面を受け取り、2枚の図面をじっと見べた。職員が不思議そうな顔をすると、メガネの青年が理由を話した。
「いやあ、こいつがどうしても自分の生まれた家がダム湖のどの辺に沈んでるのか知りたいって言うんでね。ーさ、行こうぜ」
そう言うとカウンターに置いたコートを手に取っておき並した。すると、コートの横ポまケットから何かが落ちた。それはスタンガンだった。
振り返ったメガネの青年が「まずいまずい」と慌ててスタンガンを拾う。
「ねえ、おじさん。それってスタンガンだよね?」
乱歩が話しかけると、メガネの青年は「おお・・・・よく知ってんな、ボウズ」と驚いた顔をした。そして目を丸くしている職員に向かって、「護身用ですよ。東京で保険の調査なんかやってると、結構危ない目にもあうんでね。外出するときはいつも持ってるんです」
と記し、スタンガンをコートの横ポケットにしまうと、短髪の青年と一緒に出て行った。
(スタンガンか・・・・・)
乱歩が発しい目つきで二人のろ姿を見送っていると、職員が「待ってたけね」と戻ってきた。
「えーと、北ノ沢村の地図とダムのガイドね。はい、どうぞ」
「ありがとう」
乱歩は地図とガイドを受け取ると、「ねえ」とカウンターに身を乗り出した。
「ダムの建設に最後まで反対した人って、新しい村にも住んでるの?」
「え?何でそんなこと訊くんだがね?」
「あ、ちょっと…・・・冬休みの自曲研究に・・・・・」職に訊かれた乱歩は、とっさに嘘をついた。
「君、何年生?」
「・・・・・・二年生」
「したら、もっと他の題材を選んだ方がいいんでねえかな。たとえば、ほら」
職員は壁に貼られたポスターを指さした。
「この村の近くの沢尻湖には、今、白鳥がたくさん来てるつけ。白鳥の観察なんていいわね。沢尻湖は温泉もわいてるから、真冬でも氷が張らないんだがね」
「……そ、そうだね。考えてみる」
乱歩はニッコリ笑うと、地図とガイドを持って表に出た。
(やっぱ、ガキには教えてくれねえか)
その頃、オートキャンプ場の特設診療所では、屋台で食べ過ぎた立原が診てもらっていた。
「はい。じゃあこれお薬」
看護師の若い男性が、診察台に座っている立原に薬を渡した。
「ああ、ありがとうございます」
「これを飲めばすぐに良くなるわよ。その食べ過ぎたお腹もね」
立原が自分のはち切れんばかりに膨らんだ腹をなでると、ミッチェルがあきれた顔をした。
「まったく。調子に乗ってたこ焼き十皿も食べるからです!」「へヘッ。いや、それほどでも・・・」
「ほめてない」
鏡花がバッサリと言いつと、立原は「すみません」としゅんとなった。看護師がフフッと笑う。
「君たち、年生?」
「二年生!」
樋口と敦が口をそろえて答えると、
「そう。二年生か・・・・・・」
看護師はフッとつぶやき、一瞬、寂しげな顔をした。その表情をチラッと見た鏡花は、何となく気になった。
夜になると、再び雪が降りはじめた。
雪はしんしんと降り積もり、静寂に包まれた北ノ沢村のある家では、明かりを落とした部屋で窓際に置かれた医療用ペッドに中学くらいの少年が一人、眠っていた。やかんが置かれたストーブの火が、棚に置かれた花瓶と写真立てをぼんやりと照らす。写真立てには小学生の男の子と女の子2人が、虫かごや出取りあみを持ってピースしている写真が飾られていた。少年の枕元には脳波を測定する機械が置かれ、規則的な電子音が鳴り続けている。
ベッドの側に座った人影が、少年の頭をそっとなでた。それは昼間に立原に薬をくれた看護師だった。
看護師は少年の顔をジッと見つめると、小さく息をはいてベッドに寄りかかった。
カーテンの開いた窓の外は雪が降っていて、道路越しに向かいのロッジの明かりがぼんやりと見えた。
ロッジノのフロントにはメガネをかけた制服姿の男性が一人立っていた。悲しげな表情で、の憲越しに向かいの立能家をじっと見つめている。
すると、食堂から乱歩たちがいてきて、フロント係の男性はハッと廊下の方を見た。
「おいしかったねー!」
「そうですね」
敦が樋口の言葉にあいづちを打つと、
「うな重があれば文句なしだったな」
立原がカハハと笑った。ミッチェルがあきれた顔で太を見つめる。
「ってか、昼間あんだけ食べてよく食べるわね、そのお腹!」「鉄の胃袋なんですよ、立原くんは」
敦が言うと、立原は「まだまだ入るぜ!」と自分の腹をたたき、皆が笑った。前を向いた樋口がフロントの先に土産物屋があるのを見つけた。
「あ、そうだ!ねえ、小林先生にお土産買っていこうよ!」「いいですねぇ!」
「オレのうなぎパイ、あるかな!」
子どもたちはフロントの前を駆けて行き、土産物屋に入っていった。
「まったく。まだ食べる気ですか」
ミッチェルが苦笑いしながら子どもたちの後をついていく。
「乱歩君も行ってみよ」
「うん」
乱歩が紅葉の後をついていこうとすると、フロントの横の壁に貼られたポスターが目に残った。
『スノーシュートレッキング参加者大募集!!
朝のキレイな空気を吸いながら沢尻湖の白鳥を見に行きませんか?参加希望の方は当ロッジフロント係 遠野まで』
(スノーシュートレッキング・・・沢尻湖か・・・)
「ねえねえ、お姉さん」
乱歩が話しかけると、フロント係の女世は身をかがめてカウンター越しに顔を近づけた。
「なあに、ボク?」
「このスノーシュートレツキングってさ、ダムの方まで行く?」
「まあね」
土産物屋の前で立っていた鏡花は、乱歩とフロント係のやり取りを聞くとフッと微笑み、中へ入っていった。
「何がいいかなあ」
土産物屋を一通り見てった樋口が言うと、
「やっぱり、このクマのまんじゅうだな」
立原は北ノ沢名物のくままんじゅうの箱を手に取った。すると、敦は木彫りの小さなフクロウを手に取って見せた。
「いえ、フクロウがいいですよ。理知的な感じがしますし」樋口が両方を見て「うーん……」と眉をひそめる。
「鏡花ちゃんは何がいいと思う?」
決めかねた樋口が意見を求めると、鏡花は黙ってマグカップを手に取って見せた。
「マグカップ・・・·・ですか?」
敦はきょとんとしながらマグカップを受け取った。マグカップには白鳥の絵と「I ♡湖」の文字が書かれている。
「アイ、ラブ、湖・・・・・・」
敦が文字を読み上げると、三人は同時に「あ!」とひらめき、
「アイラブ水上ー!」と叫んだ。
その頃、警視庁・捜査一課で書類をめくっていた水上と自宅で編み物をしていた小林が同時に「はーくしょん!」とくしゃみをした。
「どうした、水上。風邪かね?」
森がデスクから声をかけると、水上は「いえ」と振り返り、「今回のホシを挙げるまで、風邪なんて引いてられませんよ」
と真剣な顔で答えた。
コタツに入って編み物をしていた小林は、編み物の本とまだほとんどできていない編みかけのセーターを見比べ、はあ…と大きなため息をついた。
「来年の冬ぐらいには、できるかなぁ・・・・・・」とつぶやき、再び編み物をはじめた。
紅葉とミッチェルはマグカップを手にはしゃぐ子どもたちを見て笑むと、再び土産に目を向けた。ミッチェルが雪ん子の人形を手に取る。
「ねぇ、紅葉。これなんかどうですか?」
「え?どうって?」
人形を見た紅葉がきょとんとすると、ミッチェルは「フィッツジェラルドさんへのお土産よ!」と眉をひそめた。
「ああ、いいんじゃないです?かわいくて。ちょっとミッチェルに似ていますし」
「え?そうですの?」
ミッチェルは人形を掲げて凝視すると、紅葉をチラリと見た。
「紅葉はいいの?」「え?いいのって何が?」
「だから、ポオ君へのお・み・や・げ!」ミッチェルが言うと、紅葉は「いいっていいって」と笑った。
「どうせ買って帰ったって、事件の調査とかでいやしないんだから!」
ちょうど土産屋に入ってきた乱歩は紅葉の言葉を聞いて、ハハハ・・・と苦笑いをした。
ミッチェルはのん気に構えている紅葉を見て、ため息をつく。
「そうやって首輪をつけずにフラフラさせてたら、どこぞの女に他わりに首輪をつけられちゃうかもよ!」
(首輪って・・・・・オレは犬かよ!)
ミッチェルの言葉に、乱歩は心の中で突っ込んだ。
「まあ、フラフラしてるのは、フィッツジェラルドさんも似たようなもんですけどね・・・・・・」
ミッチェルが手にした人形を見つめてフッ・・と息をつくと、けしかけられた紅葉は恥ずかしそうに「えっと・・・・・」とつぶやいた。
「私、電話してみようかな」
その言葉を聞いたミッチェルがニヤリと笑う。
(やべっ!)
乱歩は慌てて土産物屋を飛び出した。
ロッジから乱歩が出てきたと同時に、江戸川の携帯電話が鳴った。紅葉からだ。
乱歩はウッドデッキの階段を下りると携帯電話をポケットから取り出し、蝶ネクタイ型変声機を口に当てた。
「ああ、もしもし?」
『ポオ?私、今どこにいると思う?新潟県の北ノ沢村ってとこ』
紅葉の声が携帯電話から聞こえてくると同時に、ロッジの正面ドアが開いて紅葉が出てきた。
乱歩は慌てて近くの木の陰に隠れた。
「みんなでスノーフェスティバルに来てるんだ。あ・・・・・すごい!」
ウッドデッキを歩いてきた紅葉が正面を見て驚く。印の前には能で彩られた御木が、闇の中に幻想的に浮かび上がっていた。
「どうした?」
「イルミネーションがとってもすごいの。それに、雪が降ってるからとっても幻想的。ポオにも見せてあげたい」
「ああ・・・•・・そんなにすごいなら見てみたかったな」
乱歩はそう言いながら、目の前のイルミネーションを眺めた。蘭はロッジ側を向き、ウッドデッキの棚に既掛けた。すぐそばにある木の隣にコナンが背中合わせで割っている。
「お土産、何がいい?」
「え?ああ、何でもいいよ」
乱歩が面倒くさそうに言うと、紅葉はムッとした。
「何でもいいじゃわかんないでしょ。何か言いなさいよ」「…..ったく、じゃあ何があるんだよ」
「いろいろあるよ。「例えば、クマのまんじゅうでしょ?木彫りのフクロウでしょ?それに、白鳥のマグカップ!」
乱歩はメモ代わりに雪の上に指で『クマ』『フクロウ』『ハクチョウ』と書いた。
(なんだそりゃ?)
書き出すと全て動物ばかりで、思わず苦笑いをする。
「んじゃ、フクロウだな」
乱歩は答えながら『フクロウ』に丸をつけた。
「わかった。フクロウね」
「まあ、いつ受け取れるかわかんねえから、オレんちのリビングにでも置いといてくれ」
「もう、たまには帰って来なさいよ!」
「わあってるよ」
乱歩が答えると、ロッジから樋口、敦、立原が飛び出してきた。階段を下り、乱歩の横を通り過ぎてロッジの前の道路を駆けていく。
(あいつら・・・・・・こんな時間にどこへ?)
「ねえポオ?」
「あ、悪い。今、手が離せねぇんだ。また今度な!」コナンは電話を切ると、子どもたちを追った。
「あ、ポオ!もう!」
電話を切られた紅葉は頬をふくらませながらボタンを押した。
乱歩は走りながら、念のため携帯竜話をマナーモードにすると、ポケットにしまって子どもたちを追った。
「あ、やべっ!」
雪の上にメモしたままだったことに気づき、慌ててUターンする。ロッジの前まで引き返すと紅葉が乱歩の書いたメモの前に立っていた。
(あちゃ!・・・・・・)
乱歩は額に手を当てて顔をしかめた。
イルミネーションを近くで見ようとした紅葉がウッドデッキの階段を下りると、の長に解か文字が書いてあるのを見つけた。『クマ』『フクロウ』『ハクチョウ』と書かれている。
「これって、さっき私が言ったお土産・・・・・」
紅葉は「フクロウ」に丸がついているのを見て、ハッとした。ポオが選んだものと感じだ。
「もしかしてポオ、ここにいるの・・・・・?」紅葉は周囲を見回した。しかし、辺りには誰もいなかったー。
お疲れ様でした♪
次は何時になるか…