テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
思いが伝わらなくても
俺の名前は大塚達宣。バレーボールで代表を背負ってプレーしています
R「タツノリー動画撮ろう☆」
GoPro持って現れた俺の想い人。髙橋藍
T「何撮るんだよ」
スタッフさんに頼まれた編集上手くやるからなんか撮れ高あるやつ。
T「んな無茶な。で、何かプランは?」
R「何も考えてない」
まぁた俺に丸投げする気だな。とりあえず適当に案をアレコレ出してほぼ却下する藍。
R「じゃあ、唐突に質問ぶつけるのとかは?」
例えば⋯西田さんに好みのタイプ聞くとか?
T「俺さっき言って藍却下したやん(笑)」
うぅ⋯って言ってこっちを睨む藍は可愛いって思う。こんな時背が高い事は得だ
T「じゃあ、藍は好きな人おるん?」
気軽に質問した事で、俺の片思いは叶わなくなってしまった。
R「タツノリにしか言わないけど⋯」
最近、ゆうきさんとお付き合いする事になって。と照れたようなはにかんだ顔で報告されて
T「マジ?ゆうきさんと?キャプテンと?」
聞き返す俺に、うん。タツノリ以外には西田さんは片思いの時から相談してて最近報告したんだ
T「⋯。なぁゆうきさんが藍呼んでる行けよ」
あ。本当だありがとう。そう言って藍は行ってしまって。俺はその場を後にした。
N「タツノリ。ここやと思った」
藍に片思いして気持ち隠して藍とはしゃいだ洗濯室の洗濯機の前で俯いて座る俺に西田さんの声
T「⋯っ。西田さ⋯俺、どうしたら⋯」
N「俺もな同じ経験してんねん。先輩に」
タツノリには藍が幸せそうに笑うの見て、タツノリがどうして俺じゃないんやって苦しいよな
T「⋯はぃ。」
藍に思いは伝わらんでも、見守るポジションに回る事で、恋敵には藍の為に苦言を言えるねん。その時に藍の味方になれば頼ってくれる
N「とは言えその立場を利用したらアカン」
だから、気持ちは苦しいやろうけど友達のまま側にいて適度に好意を向けるのは許されると思う
N「まぁ⋯とりあえず。今は泣け」
西田さんの話に涙堪えて頷いていたら西田さんは俺の頭に手を置いてそう言ったから泣いた。
N「飲みに行くか。」
恋敵のキャプテンにタカリに行こうぜ。おまけに藍もついてくるはずやから2人でイジったろ。
T「それもそうですね。」
西田さんは声が明るくなった俺に頷いて、カウンセリングはいつでもするでって言ってくれた
藍に想いを伝えられなくて塞ぎ込みそうになったけど、違う形で好意を伝える事が出来るんだと教えてくれた西田さんには感謝です
終わり
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
240
山田
550