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※これは過去のキャラのお話です。
※今回はキャラの父親が出てきます。
※キャラ視点では読みやすいように漢字表記ですが、この時のキャラは2〜3歳です。
※キャラはいい子です。
キャラside
今日は、お出かけのひ。
今日は、お母さんがいないから、お父さんが、黄色いお花畑に連れていってくれた。
???:「キャラ、今日はあったかいね。」
キャラ:「うん、あったかいね、お父さん!」
僕は、幸せだった。
いつもお父さんとお話ししようとすると、僕もお父さんも、お母さんにすごく痛いことをされるの。
だから、お母さんがいない時じゃないと、お父さんと遊ぶこともできないから、毎日すごく寂しいんだ。
でも、今日はお母さんがおうちにいない。
だから、今日はお父さんといっぱいお話ししたり、遊んだりできるんだ!
だからすっごくうれしい!
???:「キャラ、あげたいものがあるんだ。」
…なんだろ、プレゼントかな?
キャラ:「なぁに?」
???:「『はなかんむり』だよ。」
…!
お花の…かんむり…?
キャラ:「お父さん…いいの…?」
僕は、ちょっと怖かった。
前に、お花を頭にかざってみたら、お母さんに見つかっちゃったんだ。
そしたらお母さんは、「男なんだからそんなものつけるな気持ち悪い」…って言って、僕に痛いことをしたんだ。
「男の子じゃない」って言ったら、「じゃあ足と足の間にあるものはなんだよ」って言われて、フライパンで叩かれたの。
いつもよりも、すごく痛かった。
だから、怖かった。
お父さんがせっかく作ってくれたけど、本当にもらっていいのかな…
???:「キャラ…何かあったのかい?」
キャラ:「…お母さんに、怒られちゃう…」
???:「…その時は、僕がお前を守るよ、キャラ。」
キャラ:「お父さんが、痛いことされちゃうよ…」
???:「お前を守れるならそれでいいんだ。」
キャラ:「…」
…なんでお父さんは、僕に優しいんだろう…?
そう考えていると、お父さんが僕の頭に、「はなかんむり」を乗せてくれた。
???:「僕はお前のことが大好きだよ。」
お父さんはわらって、そう言った。
キャラ:「僕も、お父さんのことが大好きだよ!」
僕は、嬉しくて、幸せな気持ちになった。
リアムside
守らなきゃ。キャラを守らなきゃ。
どれだけ痛い思いをしてもいい。
大好きなキャラを失うなんて、耐えられない。
今日、久々にキャラと2人で出かけたんだ。
キャラに花冠をあげたんだ。本当に嬉しそうだった。
どれだけ痛い思いをしてもいい、この笑顔だけは僕が死んでも守るんだ。「妻」の好きにはさせない。
キャラの幸せは僕の幸せなんだ。