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ぼーっと物思いにふけっているうちにサクが目を覚まし、軽く話し合って町を出ることにした

次の町は今の町から遠い。だからその為途中にある村で一泊してその町に行く

そして俺たちは少し仲良くなった昨日の依頼主などに挨拶をして昼前に町を出た

のどかな道を二人で歩く

正直足取りは重い

だってこれから行く村は···

時々ポツリと言葉を交わしつつ歩く道のりで俺は多分目に見えて上の空だったのだろう

これから行く土地について、そして今朝の夢が思考の中にトゲのように引っ掛かっていて、それについて悶々と考えている時サクに声をかけられた

「···ス···ジス!」

「ぁえ?」

最初の数回の呼び掛けを聞き逃していたらしく、サクには珍しい、大きい声で名前を呼ばれてやっと気がついた

思わず出た間抜けな声で返事をするとサクは怪訝そうな表情で俺を見ていた

「あぁ···悪い。どうした?」

「···いや···何か考え事?」

サクに問われてこんな楽しくもない話をして良いものかと少し悩む

だけど聞いてほしいとも思った

「夢を見たんだ。昔の。まだスキルも獲得していない頃の」

「うん」

俺は夢で見た、かつて実際にあった出来事をぽつぽつと語る

サクはその話を淡々と聞いていてくれた

俺は思いきって足取りが重くなっている理由となっている事を言う

「実はこれから一旦寄る村がその兄ちゃん···コウと俺がいた故郷なんだ。俺はスキルを手にいれたあと割りとすぐに村を出たんだが···」

彼はまだあの村に居るはず

そんな話をサクに聞かせる

「コウが今どうしているのか知りたい。でも、あっさり村を捨てて行った俺をコウはどう思ってるんだろうな 」

少し自虐的にそう言った俺をサクはかすかに眉尻を下げて見上げてくる

「っまあ気にするな。村に着いたらコウに聞いてみるさ」

微妙な空気になってしまったのをごまかすように俺は明るく言って、二人で村への道を進んだ

最強スキル持ちが完璧だとは限らない

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