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こんにちは!圖阿です!
前回からの続きです!
どうぞ!
・・・
🤪side
💎「…にしても、突然降ってきたね…?」
🐇「朝はあんなに晴れとったんのになぁ…」
🐤「せっかくセットしたのに崩れちゃった……」
そう言って玄関で濡れた髪を絞る3人。
特に、ロングであるほとけは他2人よりも多くの水分を吸ってしまったため、長い間髪を絞っていた。
その光景がなんとも…………目に毒だった。
ないこも同じようなことをりうらに思ったのか、りうらを顔見してる。
アニキはと言うと…
🦁「ほら、3人とも…!髪の毛はそんくらいにして、早くタオルで拭きぃ…?」
そう言いながら3人タオルを渡してる。
いや、どっから出てきたんやそのタオル。
🦁「ほら、まろとないこも」
🍣「ありがと」
🤪「さんきゅ…」
俺等にも同様にタオルを渡すアニキ。
一見はたから見たら、全員に平等に接しているようだが……
その事実ある一人には特別な対応をしている。
🦁「初兎……髪の毛拭くの大変やろ?」
🐇「………ん……ありがと……ゆうくん♪」
初兎からタオルを取り、髪の毛を拭いてあげている。
そして、初兎自身も当たり前といった風にされるがままだ。
いや、なんでそれで付き合ってへんのや。
そんなことを考えながら、俺たちはリビングに移動した。
🍣「……にしても、旅人なのに一軒家なんて珍しいね?」
🤪「あぁ……それ、俺も思ったわ」
🤪「普通、旅人やったらどっか宿を取るほうが安く済むのに………なんで一軒家を借りたん?」
💎「実は……この家借りたんじゃないんだよね…笑」
🍣「…?…それならこの家を買ったの?」
🐤「買ったわけでもなくて…」
🍣🤪「……??」
歯切れの悪い回答をする2人に俺等が疑問に思っていると、飲み物を持ってアニキと初兎が戻ってきた。
🐇「なんの話してたん?」
🤪「なんで、お前らは旅人なのに一軒家に住んどるんかなぁ……って話」
🦁「そういや…確かに。宿屋やないなんて珍しいな」
🐇「……あぁ…そのことか」
🐇「実はこの家、貰い物なんよ」
🍣🤪🦁「貰い物?」
🐇「ウチらのお父さんは元はこの国の人やったんよ」
🐤「旅人だったりうらたちのお母さんと出会って、結婚。その後、この国を離れて、2人でお母さんの故郷に行ったんだって」
🤪「そんなら……この家は…」
💎「うん。僕らのお父さんが暮らしていた家♪」
💎「僕らが旅に出るって知った時に、この家の鍵を渡してくれたんだ」
🦁「なるほど。だから借りたでも、買ったでもなかったんやな」
🐇「そうゆうこと♪」
しばらく談笑をしていると、雨がだんだん激しさを増していった。
🤪「……これ、さっさと帰らんと帰れなくなりそうやな…?」
🍣「それじゃぁ……そろそろ御暇しますか♪」
雨がこれ以上激しさを増して、城に帰れなくなる前に、俺たちは帰ることにした。
荷物をまとめて帰ろうとするとりうらに止められた。
🐤「…え!?……3人ともやめなよ…!」
🐤「もう、土砂降りだし、今外に出てったら風邪ひいちゃうよ?」
🍣「大丈夫だよ♪ここからなら城もそこまで遠くないし、走ればなんとか…」
らびまる「それはやめとけ」
🦁「なんでや?」
らびまる「さっき、ベランダから外の様子を見てきたんやが、お前らの帰る方角で雷が光ってたで」
らびまる「おまけに……風も強くなっとった」
らびまる「今日はここに泊まってけ」
💎「らびまるの言う通りだよ!無理に帰ることもないんだし♪」
らびまる「…………ただ……お前らの家が大丈夫ならやけど」
そう言ったらびまるにほとけたちは、はっとしたように俺達を見た。
俺達は王子だ。
きっと、王子が平民……しかも旅人の家に無断で泊まることが許されるのか。
そのことを心配してるのだろう。
🤪「俺らの方は大丈夫や」
🐤「…………いいの?」
🍣「うん♪………俺等の父さん………王様は俺らが1日帰らなかったくらいで何も言わないから……ただ…」
🐤💎🐇「ただ??」
🍣「その……男の俺等が女の子である3人の家に泊まることは大丈夫なの?」
🤪「それに、俺等2人は告白してるしな…」
🐤💎「……まぁ……そこは……うん……大丈夫////」
そう照れくさそうに言う、思い人がとても愛おしかった。
今すぐにでも、それぞれの思い人に抱きつきそうな勢いの俺等だったが、初兎の言葉によって制止された。
🐇「……………2人の言う通りウチもええよ。その辺は気にせんくて」
🐇「ただ………」
🐇「……………2人に変なことしてみぃ……………容赦なく■■■■■■■して、■■■■■…………するからな…。」
🍣🤪「はッはい!!もちろんでございますッッッ!!!」
こいつ、なんて物騒なことをッ!?
🦁「…………それ……ちょっとええな……((ボソッ」
🤪「…ッ!?((バッ←🦁の方を向く」
アッアニキマジかッッ!?
そんな趣味があったんかッッ!?
ビックリしすぎたってより、1周回って引いとるんやけどッッッ!!??
そんな俺の心情を露知らず、アニキは初兎のことを見ている。
………もしかしてアニキ………初兎にそれをされたことを想像してるんじゃ…ッ…??
俺は自分でも考えるのが嫌になり、目の前のほとけを見て現実逃避をした。
続く
・・・
伏せ字のところはご想像におまかせします♪
見てくださりありがとうございました!