テラーノベル
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最終話^^
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翌日。
体調不良から復帰した深澤は、朝から極限のパニック状態に陥っていた。
昨日、自分が休んだせいで、岩本とラウールが放課後に図書室で二人きりだったという噂を耳にしたからだ。
(どうしよう、どうしよう……! まさか、ラウールが俺のウラの顔を照にバラした……!? 照に嫌われたら、俺、本当に死んじゃう……)
頭の中で最悪のシチュエーションがぐるぐると渦巻く。
その不安に耐えかねて、深澤の心は放課後を待たずに「がちがちの暗い性格」へと引きずり込まれていった。
放課後。
夕暮れの図書室のドアを、深澤は震える手で開けた。
💜「あ、あはは……! 照、ラウール! お待たせぇ……!」
深澤は必死にいつもの「オモテ」の笑顔を作ろうとした。しかし、恐怖で引きつった顔は醜く歪み、声は掠れて裏返る。
頭が真っ白になり、過呼吸を起こした深澤は、ついにその場にガタガタとへたり込んでしまった。
🤍「……ふっかさん」
ラウールは、動かなかった。
ただ、切なそうに目を伏せる。それよりも早く、一歩を踏み出した影があった。
岩本だ。岩本はへたり込む深澤の前に大股で近づくと、その場に膝をつき、深澤の細い手首を掴んだ。
💜「照……ごめん、ごめんなさい……! 俺、本当はこんなに暗くて、お前みたいな陽キャと一緒にいられる人間じゃなくて……っ。ずっと騙しててごめん、嫌わないで、見捨てないで……っ!!」
涙をボロボロとこぼし、嗚咽を漏らしながら、完全に「ウラ」の顔を晒して狂ったように謝罪を繰り返す深澤。
そんな深澤の言葉を遮るように、岩本は掴んだ手首を引き寄せ、彼の身体を強い力で、けれど壊れ物を扱うように優しく抱きしめた。
💛「バカ、謝るな」
岩本の声は、深澤の耳元で甘く、熱く響いた。
💛「俺が惚れたのは、無理して作った明るいお前じゃねえよ。格好悪くても、暗くても、俺に必死にしがみつこうとしてくれた、この『深澤辰哉』っていうお前自身だ」
岩本は、深澤の最も隠したかったドス黒い闇を知っても、突き放さなかった。それどころか、その闇ごと愛すると誓うように、深澤の涙に濡れた頬を包み込み、引き寄せた。
💜「照……?」
驚きに目を見開く深澤の唇に、岩本は静かに、けれど深く、己の唇を重ねた。
夕暮れの図書室で、二つの影が一つに重なる。「友達は作らない」と決めていた本当の陽キャが、初めてプライドを捨てて、他人の泥臭い闇を丸ごと愛し、恋人として受け入れた瞬間だった。
岩本の温かい腕の中で、深澤の張り詰めていた緊張が完全に解け、今度は安心の涙が溢れ出した。
🤍「……ふっかさん、本当に良かったね」
少し離れた場所から、ラウールがぽつりと言った。
その表情は寂しげだったが、どこか吹っ切れたような美しい微笑みを浮かべていた。
🤍「僕のサポートは、もう必要ないみたいだ。これからは、岩本先輩がふっかさんの全部を甘やかしてあげてね」
ラウールは静かに本を抱え、図書室を後にした。
失恋の痛みはあれど、大好きな人が本当の意味で救われた姿を見届けられた満足感が、そこにはあった。
💛「ふっか、もう無理して笑わなくていい。俺の前では、どんな顔してても愛してやるから」
💜「……うん、照。好き。大好き……」
眩しすぎる光で照らす岩本。その光に包まれ、ようやく偽りのない自分の居場所を見つけた深澤。
歪な三角関係は終わりを告げ、二人の特別な放課後が、新しく始まろうとしていた。
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なんかなんか急に変わった気がするんだけどまぁ良いよね!
ね!!!!!!
ここなつ
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𖤐·̩͙
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コメント
3件
幸せならハッピーです!
ああ、ついに深澤が全部さらけ出して、岩本がそれを受け止めたんだね……「俺が惚れたのは無理して作った明るいお前じゃねえよ」って台詞、胸に来たよ。偽りの笑顔じゃなくて、闇ごと愛するって選択、好きだな。ラウールの「サポートはもう必要ないみたいだ」も寂しくて温かくて、良い距離感だった。ハッピーエンド、おめでとうございます!🌸