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それから三が日が過ぎ
四日目の朝が来た。
私は、宮様の神殿に向かい襖の外から
「宮様、沖刃です。入ります」
襖を開け中に入ると、妃凪とセトがもういた。
「沖刃、おはよう」
「宮様おはようございます。」
「キバの旦那おはようさん。」
「キバさんおはようございます」
「妃凪もセトもおはよう」
挨拶を終え「じゃあ、私は洋服に着替えてくるね」
宮様は奥の部屋へと姿を消した。
「やっぱり心配」
「心配なのはわかるが、もう決まったことだろう。」
「そうそう、心配なのはわかるけど
宮は今回が**始めてじゃないし。大丈夫だよ」**
セトが淡々と話すも妃凪は唇を少し尖らせ
「わかってる…大宮様が始めてではないのは、大宮様からも言われたから、でも心配なの」顔を伏せて答えた。
少し経つと奥の方から足音が聞こえた。
「お待たせしました。」宮様が少し照れたように顔を赤らめ「変じゃない?」
宮様が尋ねると妃凪は目を輝かせ
「大宮様!!すごく可愛いです!!」
「ほんと!よかった。
ニットワンピース?一度着てみたかったの!!」
妃凪に褒められたのがよほど嬉しかったのか、その場でクルクル回り楽しそうにしていると
「失礼します」花の精の「リリ」が入って来た。
「薙結様ご用意が出来ました。
まずこちらが携帯電話です。それとバッグとお財布です。こちらが履き物になります」
「ありがとう!バッグもお財布も可愛い」
「喜んでくださり嬉しい限りです。
では、薙結様ご無理せず頑張ってください
失礼致します。」軽くお辞儀をし、リリはその場をあとにした。
宮様は、時計を確認し