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どうも、どうも。正直凄く嬉しいです。3つくらいしかいいねつかないと思ってたのにめっちゃついてて嬉しいです。なので書きます。もしこのまま書いていくとしたら、週一投稿くらいになるかもです。めんどくさかったりしたらもうちょい頻度落とすと思います。やる気がめちゃくちゃ出てきたり忙しくて書けない場合などは最新話のコメント欄あたりにでも書いておきます。
それでは1話目頑張ります。
ジャン・キルシュタインはごく普通の高校生である。ただ1つ他と違うのは、少数しかいない兎の獣人であることか。[かわいい]より[かっこいい]が似合うと本人も思っているし、実際切れ長の目に面長気味でかわいいとは程遠く、兎であることを皆が不思議に思っているのだ。彼には親友がいて、その名はマルコ・ボット。ヤギの獣人で温厚な性格。ジャンよりも1つ上の3年生であるが空いている時には学年を跨いでジャンが会いに行くという懐きっぷり。抜き身でお世辞なども言わない性格のジャンは人に懐くということが全くない。ただマルコが唯一の例外でありジャンのただ1人心を許せる存在なのだ。それをマルコ自身も嬉しく思っており、2人の仲は深まるばかりで周りからは様々な噂が流れた。時にはびろうな話もあり、2人の関係について考察をし始める猛者も現れ始めた。それを止めつつ、周りへの注意をするのがマルコだ。定番と化してきたこんな一連の流れを止めたのがジャンの同クラスであるエレン・イェーガーである。
「なあジャン。お前少しはマルコのとこ行く頻度下げろよ」
そうジャンに告げたエレンはその日からジャンにぴったりとくっついて行くようになった。2年生の始まり頃からぴったりと止んだ喧嘩。そしてこの状況。ジャンはただ困惑することしかできなか た。
そんな関係に転機が訪れたのは夏休みが終わり、新学期が始まった9月のことだった。ジャンがエレンに一つ問いただしたのだ。
“なぜエレンは俺についてくるのか?”
休み時間の教室での、軽いちょっとした疑問。それにエレンは答えた。
「ジャンが好きだから。だから、ずっと一緒にいたいって思った。」
そこにいた全員が唖然とした。ここは教室だ。声など聞きたくなくても耳に入るような狭い空間。ましてやよく通るエレンの声ならば尚更だろう。
「お、おいエレン。冗談にしてはたちが悪いぞ、、?」
静寂を破ったのはジャンだった。誰かが生唾を飲み込む音が聞こえる。
「だって、好きな人と一緒にいたいって思うのは普通だろ?好きなんだよ。ジャンのその綺麗なヘーゼルっぽい色彩とか、ふわふわしてそうな髪の毛とか。垂れ耳で可愛いし切れ長の目だとかマルコといる時にお前が笑ってる顔が大好きなんだ。マルコ相手に笑ってるのは嫌だけどその笑顔が見たいんだ。ジャンって可愛いし綺麗なんだよな。だから、その顔をもっと俺に見せてくれよ。」
ジャンは思う。
(最悪だ、、、)
なぜ1年生の時に喧嘩をよくしていた言わば犬猿の仲、2年生になって今まで多少共に行動をすることはあったものの何でもないと思ってる奴に愛の告白をされているのか意味がわからない。なぜ自分の事をこいつは熱弁しているのだろうか。
「だから!俺は今日からジャンを毎日口説いてみせる!そしてジャンを俺のものにするんだ!」
意味不明なことを言っているのだが、周りは理解しているのかしていないのか。先ほどの静けさはどこへ行ったのやら、えらく盛り上がっている。
「良かったじゃねえかジャン。世にも珍しい肉食獣と草食獣のカップルができるぜ?」
「頑張れエレン!ジャンになんで惚れたのかは分からねえが応援はしてやる!」
次々と野次が飛んでくる。ジャンは聞こえないふりをして、ひっそりと呟いた。
「助けてくれマルコ、、、」
それが聞こえているのかは分からないが、教室の盛り上がりはしばらく収まらなかった。
はいはいというわけで、1話目でした。忘れかけてましたけど、これ獣人がうんたらかんたらの話でしたね。ちなみに狼にも発情期年一くらいであるらしいので後々追加すると思います。ヤギの発情期は月一くらいらしいです。なら兎もっと頻度増やそうかと思います。とりあえずここからエレンとジャンの絡みを増やしつつマルコ卒業、3年生となった2人はどうなるのか、、?!みたいなストーリーでいこうかと考えている所です。とりあえずエレンがどうジャンを口説くか正直あんまり思いつかないのでもしいい案などがあればじゃんじゃんコメントなどお願いします。本当にお願いします!!