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向井side
俺が追いかけた女性は
しばらくして建物に入った
ここって
(お兄ちゃん~ そこ入口ね)
向「あぁ、すいません」
(なにキャバクラ興味あんの?笑)
向「いやっ、その」
(いいじゃん!特におすすめはね…)
向「いや俺、ほんまに」
(〇〇ちゃん!)
向「〇〇…ちゃん」
(ほら 一緒に入ろ~ )
向「今日は…失礼します」
〇〇、酒弱かったやん
なのにナンバーワンとかなに飾ってんねん、
俺はおじさんたちの押しを断って
営業が終わるまで外で待つことにした。
・
しばらくしてさっきの女性… 〇〇が出てきた。
(〇〇さんお疲れ様でした ~ )
〇『うん お疲れ様』
(今日も帰って寝るんですか?笑)
〇『まあね 笑』
(いつもじゃないですか!笑)
〇『寝ないとやっていけないよ 笑じゃあね』
(お疲れ様でした~)
・
このまま放っておいたら
〇〇が居なくなっちゃう気がして
もうこんなチャンスないから
俺話しかけた。
向「あのっ」
〇『はい?』
向「〇〇…やんな?」
〇『…康二』
向「…綺麗になったな」
〇『でしょ、 笑』
向「…俺の知っとる〇〇じゃないみたい」
・
〇『康二の知ってる〇〇はもう居ないよ』
向「…」
〇『2年前に…消えたから』
向「なんで急に居なくなったん 、 ?」
〇『…それはっ』
向「なんで黙って 、」
〇『…もういい ?眠くてさ』
向「そうだよな…」
〇『康二もさ、こうゆうとこ来るの辞めなよ
あんた、アイドルなんだから』
向「…〇〇っ!」
〇『じゃあね、』
じゃあねって言って歩き始めた〇〇は
少し足を引きずるような歩き方だった。
向「いるやん 、俺が知っとる〇〇 、」
ヒール、まだ嫌いなんやろ ?
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コメント
2件
ストーリー好きです!