テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる

304
今日は勇斗と付き合い始めて1年が経つ。1年も付き合ってきてるんだからキスとかはそこらのカップルより遥かにしていると思う。
しかし問題はここからで俺らはセックスをした事がない。
そもそもそういう雰囲気にもならないし話もしないから勇斗の気持ちが全くわかんない俺はと言うともちろん勇斗の事が大好きだからやりたいとは思っている。
けれど最近の俺らは有難いことに仕事が増えたその分スケジュールが合わず会えない日々が続いている。ここで気長に待つしかないんだろうなと思っていた俺は間違いだったのかもしれない。
「ただいま仁人」愛する彼の声が聞こえてきて急いで玄関まで向かった。
「おかえり今日早いねどうぞ」
いつものように勇斗を招き入れてお疲れであろう勇斗に手料理を賄う。勇斗は俺が味付けを変えたり新しい手料理を出すとすぐに気付いてくれるもんだから本当に嬉しい
すると勇斗が食べる口を止め、こちらをじっと見つめてきた
「え?何?なんかついてる?」自分の口周りを確認するが特に目立ったものは付いておらず、まだ口を開かない勇斗に少し苛立ちを覚え問い詰めるように聞いた。
「ねぇ何?なんかあるなら言ってよ相談?」すると向かい側に座っていた勇斗が椅子を引いて立ち上がり俺にキスをしてきた。いつもの事だから特に避けたり口をはらったりはしないが今日のはなんだかいつもと違った。なんというか勇斗の熱が伝わってくる。舌がぬるりと入ってきて鼻で息を吸おうとしたがそんな暇はなく口から声が漏れてしまう
「んっ、ふぅ、」勇斗はキスを一向にやめてくれない。
なんだ?何か不安な事でもあったのかそう思っていた時勇斗がやっと口を離してくれたお互い息が上がっており俺に関しては顔が自分でも伝わるくらいの熱さだった
「んはっ、なに、、」
「仁人。ベッド行こう」
突然の事に頭が追いつかなかった。
きっと疲れたから寝たいんだろう。その考察は案の定外れてしまいベッドに腰掛けた瞬間あっという間に勇斗に手首を捕まれまたキスをされる今度は先程よりももっと熱い熱いキス。舌で歯列をなぞられゾクゾクと腰が浮いてしまう
「んっ、はっ、、」
「かわいいね仁人。」ビクビクと反応してしまう腰をまんまと捕まれ逃れられない状態になってしまうそのまま耳朶、首筋、鎖骨とキスをされる俺は抵抗すらできずただ勇斗の言う通りに従った
勇斗は手馴れたように俺のシャツのボタンをとっていく俺の身体に触れようとした瞬間勇斗が手を止める。
「仁人、大丈夫?無理はさせたくないから。」
「俺がどんだけ待ったと思ってんだよ、バカ。」 勇斗は俺の髪の毛を撫でながら優しく微笑んだ。
「じゃあ、いただきます。」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!