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伊藤ぺいん妄想短編集

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伊藤ぺいん妄想短編集

11 - 顔がコロコロ変わるよアルフォートさん

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2024年08月03日

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夏休み入ったくせに投稿サボりまくってる一般人参です。マジですみません。

その上今回は内容薄めです。

許してください何でもしますから。(何でもするとは言っていない)


今回はアルフォートとぺいんのお話です。


再三ですが筆者はぺいん視点しか見ていないためアルフォートさんのキャラが本人と全然違う可能性が有りますのでご了承ください。


<注意>

この作品は9割が捏造でできています。

ご本人様とは一切の関係がありません

キャラ崩壊あり(特にアルフォートさん)


では本編へ


学生の間では夏休みだとか何だとかのこの季節。無論警察である俺たちに夏休みなどなく今日も今日とて犯罪対応である。


「ん、飛行場か。俺何で行こうかな……」


「おごせん何やるんですかー?」


「んー……今日は車で行くわ」


「じゃあ俺ヘリ出しますね」


「マジ?じゃあえびす任せるぞ」


「任せてください!」


結構暑いってのに今日もえびすは元気だな。

俺も見習って今日はいつもより元気に行くか。


そんなことを思いつつ、黄金色の愛車を出して現場に向かう。


『ギャングどこか分かるー?』


『ちょっと待ってくださいね……多分餡ブレラですかね』


『おっけ』


餡ブレラかぁ……れりあちゃんにはあんまり会いたくないな……そういえば最近アルフォートと会ってない気がするけどあいつ元気にしてるかな?


伝えられたらギャング名からそこの構成員たちのことを頭に思い浮かべつつ、同時に犯罪対応に集中していく。


『ラークの車が三台ぐらい、飛行機周りに三人ぐらいですね』


なるほどね……なら先に飛行機周りの方を轢きに行こう。


そう考えた俺はハンドルを回し、飛行機に一直線に向かっていく。


しかし、途中で車に衝撃が走り、横回転しながらコースを外れていく。


まぁそりゃラークが邪魔してくるよなーなんて呑気に考えていると、聞き覚えのある声が聞こえてくる。


「よぉぺいん、久しぶりだなぁ?」


「ッ!アルフォートぉ!!!」


「相変わらず声だけはでかいなぁ?!」


餡ブレラのボス、アルフォート ウェスカー


俺に度々勝負を仕掛けてくる、ある意味俺に一番因縁があるギャングで、そしてほとんど勝てたことがない強い奴。


「今日こそは絶対に勝ってやるからな!」


「やれるもんならやってみろよ!」


そう言って俺から離れていくアルフォートを追いかける。


俺も前よりは車の運転が上達しているおかげですぐに離されることなく、何回かアタックもしていく。


このまま倒してやる―――と思った時、ふと視界に飛行機付近の人が目に映る。


そしてハンドルを右に大きく回して右に急カーブし、その人に向かって突進する。


落ち着け俺、今は飛行場中だ。確かにアルフォートを引き止めておくのも大事なことだが、それ以上に犯人を検挙する方が重要だ。


なら今やらないといけないことはアルフォートとの勝負じゃなくて犯人を一人でも多く倒して、護送すること。


そこまで考えた俺は一度アルフォートから目を離すことにしたのだった。


side:アルフォート


「……は?」


無意識に、怒りの声が漏れたのがわかった。


さっきまで戦っていた相手は俺から離れ、飛行機近くの構成員の方へ向かっている。


普通に考えればそれはそうだ。犯罪対応中に金持ちでもない奴を追い続けるなんてことは俺たちが逃げに徹するようになるまでは基本やらないことだ。


だからあいつがそういう行動をするのも不自然じゃない。そのはずだ。


ちゃんとわかっている。理解もできている。


ならば、この怒りはなんだ?


……今は飛行場中だ、深く考えるのはよそう。


そこまで考えた俺は一先ず溢れる怒りのままぺいんに突撃した。


あいつが乗っている車が大きく弾かれる。


「邪魔すんなよアルフォート!」


「お前が俺との勝負から逃げるのが悪いんだろう?!」


そこまで口にして、ようやく怒りの正体を自覚する。


俺は、あいつに勝負から逃げられたことに腹が立っていたのか。


「別に逃げてねーし、少なくとも負けてはない!」


「なら、今お前のこと負かしてやるよ!」


そしてその勢いのまま、あいつに何度もアタックしていく。


「ちょ、やめろって!しつこいぞ!」


「………」


「無言でアタックすんな?!」


……楽しいな。


本当にこいつは面白い奴だ。一々大袈裟な反応をするし、ちょっと突けば叫び声が出てくる。


そして俺が勝てばあの叫び声を聞くことができる。


「もうそろそろその車も限界じゃないのか?降伏しなくて大丈夫か?」


「お前マジでいい加減にしろよ!俺ずっと追われてるって!誰かー!」


「さぁ、そろそろ終わり―――」


次の瞬間、頭に激しい痛みが走り、運転手を無くした車が壁に激突する。


その痛みが頭を貫いた銃弾によるものだと認識するのにかなりの時間がかかった。


side:ぺいん


「……え?」


今の状況を一言で説明するなら混乱だ。


俺のことを追っかけていたアルフォートが急に進行方向を曲げてかまぼこの壁にぶつかった。


曲がる直前に銃弾の軌跡っぽいものが見えたから、多分誰かに頭を撃ち抜かれたんだと思うけど……


「一体誰が……」


『今おごせんのこと追っかけてた車やりました』


「えびすー!マジで最高じゃん!」


『ないすぅー!……あれでもえびすヘリは?』


『おごせん無線聞いてなかったんですか?』


『ずっとアルフォートに追っかけられてたから……ごめんね?』


『大丈夫です。たぶんもう金持ちが逃げちゃったんで今まだ飛行場にいるラークたちを狩ってるんですよ』


『なるほど、ありがとな!』


パッと見た感じ、ラークの車はもういなさそうだけど……まぁアルフォートやれたしいいか。


そしてアルフォートの車に近づいていく。


「アルフォート無事かー?」


「この惨状で無事に見えるならおまえの目は相当やばいな」


そう言われたので割れた窓から車の中を覗き込んでみると、頭からめっちゃ血が出てて割れた窓の破片がいくつか体に突き刺さっているグロめのアルフォートがいた。


「……うわぁ」


「ガチで引いてんじゃねぇよ……」


そう言うアルフォートはなんかさっき戦っていた時よりも遥かにテンションが下がっているように見えた。


「……なんかテンション低くね?」


「お前との勝負を邪魔されたし、馬鹿みたいに頭いてぇし、しかもお前のこと殺せなかったからな」


「くっそ物騒な理由だった……何?そんなに俺と戦いたいの?」


「おまえと戦うのは楽しいんだよ」


「へぇー?ふぅーん?」


「うっぜぇ〜さっさと護送しろよ」


「わかってるって……」


そう言いながら車の中からアルフォートを引っ張り出して警察車両の中に乗せる。


口ではかなり元気そうだが、体の方は見た目と同じようにかなりひどい有様らしく大人しく俺の方に支えられていた。


「あぁ~すごく全身が痛むなぁ~こりゃ慰謝料とか払ってもらわないといけないなぁ~」


「元はと言えば犯罪したのが原因だろ。自業自得だよ自業自得」


「何で今二回言った?」


「うるさいなぁもう」


「今の俺悪くなくない?」


「怪我人は怪我人らしく大人しく運ばれてくださいよ」


「いや無理だね。マジで今相手してもらえないと拗ねるぞ」


「お前そんなキャラだったっけ?」


そんな会話をしながら本署へと車を走らせる。


ふと返答してこないことが気になり目線だけアルフォートの方に向ける。


「……そんなに俺と一対一で勝負したかったのかよ」


「あ?急になんだ?」


「逆になんで窓見てるくせに自分の顔にすら気づかないんだよ……」


俺の言葉を受けてアルフォートが再び窓に顔を向ける。


「……うおっ。すげぇ不機嫌そうな顔してんじゃん。これ本当に俺の顔?」


「自分の顔ぐらい素直に信じらんないの?」


今のアルフォートの顔を言葉にして表すならば……まさにしかめっ面といったところだろうか。


眉のあたりはとてもしわが寄っていて、口は堅く一文字に結ばれている。

これぞ不機嫌な顔のお手本ですとばかりに不機嫌さを前面に押し出していてあまり見ていて気持ちのいい顔ではなかった。


「そんな俺と勝負がしたいんなら暇な時なら偶には勝負してやるからそんな顔しないの」


「……本当か?」


「本当だって。だから機嫌なお―――」


言いながら振り向くと、そこにはちょっと嬉しそうな顔をしたアラサー(ほぼアラフォー)がいた。


あまりの衝撃に思わず言葉が止まる。


「……どうした?ぺいん?」


「……いや?何でもないよ?」


「確実に何かある間だが?」


「とりあえずそれ以上追及すると誰も幸せにならないからやめて?」


「何それめちゃくちゃ気になるんだが……」


まぁでもそこまで言うならやめておこうかな、というアルフォートを見て安心する。


さすがのアルフォートも自分のあんな顔は見たくないだろう。

丸く収まって何よりだ。


「……で?」


「はい?」


「暇だったら俺と勝負するという言葉、嘘じゃないだろうな?」


「まさか俺が嘘つくないわけないでしょ」


「なら今度から三十分に一回ぐらいのペースで本署に遊びに行くから覚悟しておけよ?」


「それでいいのかよギャングボス」


「冗談だ」


そういってアルフォートは笑う。


もしかするとかなり面倒な約束をしたかなと後悔したが、まぁいいかと気を取り直す。


とりあえず、アルフォートの機嫌が直って良かったな。


ここまで読んでくれてありがとうございます。


ここからは恒例になってしまっている遅れた時の見苦しい言い訳タイムですので見たくない方は別の小説へどうぞ。






というわけで言い訳です。


第一に部活の合宿とかで忙しくて書く時間が取れませんでした。


第二にぺいんの配信がなくてかなりモチベが落ちてました。


第三にスプラに浮気しまくっていました。


第四にネタが思いつきませんでした。(定期)


以上四点により前回から二週間ほど投稿しなかったことを詫びます。ごめんなさい。


次の話も下手すれば一月後とかになるかなと踏んでおります。

気長に待ってくれる方は待ってくれると嬉しいですし、そんな長い間待てねーよ馬鹿という方は俺のことなどお忘れください。


というわけで言い訳タイムでした。

ここまで読んでくれてありがとうございます。


またいつかお会いしましょう。

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アルフォートがゾムみたいな性格になった

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