今回からラノベ版でもem受けを作っていこうと思いますッ
・本文長いです。
・本人とは関係ない
・本人は同棲愛者では無い(snは別)
それでも良ければッ
・em愛され
em視点
モブ「〜が〜で!!」
2モブ「〜だw〜w!」
em「おはよう御座います○○さん△△さん」
モブ&2モブ「ッ..チッ、おはようございます(棒)」
em(今日もか..)
私の名前はエーミール。ここの軍の参謀長をしている非戦闘民です
非戦闘民とは、力が弱い方等が主にいる所で頭脳派の方々が多いところです
なので、戦闘員や兵士達から暴言や暴力を受けることもごく稀にあります
まぁ..頭脳派の方々はそんなことを聞いている暇はなく、毎日監視カメラの監視、書類チェックといった影で活動しているので言われている間も仕事に取り付かないといけません
モブ「なぁ、なんであのエーミールって言う参謀長がここにおるん?」
em「ッ!?」
私は歩みを止めてしまった
おかしいなぁ、言われ慣れてる筈なのに
私は今日提出の書類を落としてしまった
em「あっ」
モブ「アイツしかも見た目とかキモくね?」
モブ「な〜?あの白い目、まじでキモイわw」
モブ「髪色も変だよなw」
モブ「地毛か?あれw」
私は手を止めてしまった
自分でもわかっている
私の目は
髪色だって
モブ「早く消えてくんねぇかなぁw」
モブ「早く死ねやw」
そうですよね
私なんか
面白くないしゾムさんみたいに力ないし
鬱先生みたいに色気もないし
ロボロさんみたいにいい声でもない
とにかく書類を拾おう
拾って早くトントンさんに書類を渡そう
コンコンコン
tn「入ってえぇよ〜」
em「失礼します」
tn「お、エミさんやん、どうしたん?」
em「今日中の書類、終わらせたので持ってきました」
tn「え゛え゛ぇ゛っ!?もう終わらせたんかっ!?」
em「はい、時間があったので終わらせました」
tn「まじか..あの二人にも見習って欲しいもんや..」
em「あはは..」
あの二人とは
この国の総統「グルッペン・フューラー」と
この国1番の女好き「鬱大先生」このふたりは
書類サボりの常習犯で、しょっちゅう私とトントンさんが代わりに書類をしていて
徹夜続きの日が何度か起こる。
まぁ..私は仕事しか取り柄がない者なので
有難いと思うんですけどね(笑)
tn「てかエミさん今日何徹目?」
em「そうですね..」
本当は1週間以上徹夜をしているけど心配されたくないから適当に嘘ついとこ
em「3日目です..かね
tn「俺..4日目やったっけ..」
em「寝てください!トントンさんの仕事もしますので!」
tn「え、いや悪いやん」
em「大丈夫ですよ(ニコ」
tn「なんかあったら言ってな?」
em「はい!では書類貰いますね」
私はトントンさんをベットまで連れて行き机の上にある書類を持って部屋を出た
em「今から取り掛かって..今日中には終わるでしょう!」
私は作業にへと手を運んだ
カチッカチッ と時計の音が聞こえる
時計の音はとある一定のリズムで奏られている
em「ッ..またか」
最近私はよく机から落ちそうになっている 最初は眠いのかなと思っていたが睡眠薬を飲んでも活性剤を飲んでも落ちそうになってしまった。それに最近耳鳴りも聞こえてくる
em「やっとトントンさんの書類終わったぁ..今何時?」時計は6時の方位を指していた
em「食堂行くかぁ」
私は椅子から立ち上がった瞬間ふらりと立ちくらみを起こしてしまった
視界が虹色でめまいや小鳥の囀も聞こえないぐらいの耳鳴りが脳を刺激する。吐き気が止まらない
em「スゥゥゥハァァァッ..カヒューゴボッヘヒューッ」
駄目…絶対に吐いては駄目 皆さんに迷惑をかけてしまう、ただでさえ兵士さん達に
無能と言われてるんや…深呼吸して落ち着いたら食堂に行こう
em「おはようございます」
tn「おはようエミさん」
em「あ、そういえばトントンさんの書類、終わりましたので本日中に提出しますね」
tn「もう終わったん!?相変わらずエミさんは凄いなぁ」
gr「おはようなんだゾ」
tn&em「おはよう/おはようございます」
gr(エーミールの肌…青白いな…飯を食ってなかったら医務室にでも行かせるか)
全員集合
kn「うめぇなぁっ!!!!!(大声)」
em(コネシマさん今なんて言ったんやろ…耳鳴りがすごくて皆の声が聞こえん)
syp「うるさいですクソ先輩」
cn「あははw」
zm「おらおらもっと食えるよなぁ?」
ut「もう無理でひゅ」
rbr「頑張るんや大先生」
sya「うわぁ…可哀想w(モグモグ」
zm「エミさん!!」
em「……」
zm「エミさん?」
em「あ..ゾムさんどうしました?」
zm「いや…そこにある胡椒を取ってくれんか?」
em「え、あ、はい…」
em(今、話し掛けられてたんや…アカン全然聞こえん…てか吐き気と頭痛やばいな水だけ飲んで自分の部屋に帰ろう)
em「ゴクゴク..ご馳走様でした」
os「え!エミさん全然食べてないめぅ!」
ht「もしかしてエミさん..体調悪い?」
em「(あ、私か…)いえいえ、いつも通りですよ(ニコォ」
em「じゃあ私はこれで.. わわっ」フラァ
ni「エミさん!」ガシッ
ni「エミさん大丈夫?」
em「は、はいっすみません」
ni「しんぺい神のとこ行こ」
em「いやっ大丈夫ですッ」
gr「エーミール、今すぐ医務室に行くんだゾ」
em「だ!大丈夫です!」
私はそう言って食堂を後にした
em「ハァ…ハァ…ゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ…」
走って自分の部屋に戻ってきたため吐き気が悪化した。
em「ベットで…やす..もうッ」
私はそこで意識を手放した
syp視点
syp「エミさーん..ショッピですけど〜あれ…自分の部屋に帰ったよな」
syp「エミさーん?」
cn「あ!ショッピやん!何でエミさんの部屋の前におるん?」
sya「いやさ、書類資料のここが分かんないからエミさんに聞こうかなって後なんならエミさんで癒されようと」
cn「お、俺も癒されようかなぁ!」
syp「でもノックしても反応無いんよ図書室にでも行っとるんかな」
cn「そうなんじゃない?」
syp&cn「え、ドア開いてたんだけど」
cn「エミさーんッ!?..ショッピ!エミさんが!」
syp「何や!?エミさんになんかあったんかッは!?」
そこには倒れながら嘔吐しているエーミールの姿があった
syp「は?ッエミ..さん?どないしたんや!おい!エミさん!!エーミール!!」
cn「エミさん!!エミさん!!」俺はエミさんに抱擁しながらエミさんを揺らす
だが出てくるのは意識ではなく嘔吐..吐瀉物だけ
チーノはパニクって「エミさん」しか言わない」
syp「チーノッ!!インカムで全員集合させて!後医務室にも連絡を!」
cn「わ!分かった!(インカムを付ける)こちらチーノ!こちらチーノ!エミさんの部屋でエミさんが倒れて吐瀉物を出しています!至急全員集合!尚!医務室の近くに居る人は部屋の準備と担架を準備して持ってきてください!こちらチーノ!(繰り返し)」
ダダダダダッと足音が聞こえる
sn「エミさん!大丈夫!?」
tn「エーミール!」
zm「エミさん!」
syp「早く!エミさんを担架に乗せて!話は後や!」sn「トントン!ゾム!担架にエミさんを乗せて先に医務室に連れて行ってあげて!で、吐瀉物が治まったら点滴打って寝かせてて!」
tn&zm「任せんしゃい!」
sn「俺は吐瀉物を見るっ..」
エミさんが出した吐瀉物はほとんど液状のもので透明だった固形物は無く水のようなものしかなかった
sn「とりあえずこの吐瀉物を集めて袋に入れて、なんのせいでこうなったのか調べるわ」
syp「しんぺい神さん…俺とチーノは…」
sn「発見者と報告者だから着いてきてもらうよ」
syp&cn「わかりました…」
tn視点
tn「ゾム!スピードも大事やけど慎重に!」
zm「そ、そうやな…すまん」
tn「焦る気持ちも分かるけど、言ったん冷静になろか」
俺はゾムと倒れたエミさんを乗せている担架を運んでいる
tn(医務室が開いてる…)
俺はゾムとエミさんの口周りを拭いて吐瀉物が着いた洋服を脱がして清潔な服に着替えさせてからもう出さないかを確認して点滴を打った
gr「エーミールは大丈夫なのか?」
tn「グルッペン!!あぁ何とか今点滴を…」
gr「そうか…ゾム、少し風に当たってこい…」
zm「お、おん…」
ut「エミたぁん!!大丈夫〜!?」
kn「エーミール!大丈夫かぁっ!!(大声)」
tn「お前ら!うるさいわ!」
ut&kn「す、すまん…」
os「そうめぅよ!エミさんは今寝たばっかりめぅ!静かにするんだめぅ!」
ht「五月蝿いと…斬るよ?」
ni「らんちゃん落ち着いてしんぺい神が大変なことになる」
sn「トントン!ゾム!エミさんに点滴打った〜!?」
tn「あぁ..打ったよ、ゾムは今風に当たってる」
sn「そっか…大事な相棒がこんな事になっちゃって自分を責めてるんだろうね。
じゃあ俺はエミさんが出した吐瀉物から原因は何なのかを調べたり発見者と報告者と情報共有とかするから静かにしててね」
sn「特にシッマと大先生とロボロはね、じゃあショッピくんとチーノくんはこっちに来て」
syp&cn「は、はい…」
rbr「なんで気付かれたんや!?」
sya「チビだからやない?」
rbr「はぁぁっ!?」
gr「五月蝿いゾ」
sn視点(?)
sn「エミさんが倒れた原因がわかったよ」
sn以外「何が原因なんや!!」
sn「ええっと、主に重度の貧血と脱水、疲労、ストレス性の目眩、重度の不安だね」
ut「そんなに!?」
sn「誰かさんが書類をエーミールやトントンに渡すとこうなっちゃうかも知れないんだよ?後、エミさんもなんで悪化して言ってるのに報告、連絡、相談をしてくれないのかなって思う、多分エミさん的には俺達に迷惑をかけたくないとか思ってると思うけどね」
gr&ut「ごめんなんだゾ/ごめんなさい」
sn「俺じゃなくてエミさんに謝ろうか」
sya「本当に馬鹿やなぁアイツら」
rbr「それな」
sn「で、もうひとつ許せないことがあるんだけど…エミさんに暴行を犯している輩がいる」
sn以外「は?」
sn「トントンとゾムは気づいたと思うけど、背中とか脇腹、溝内付近に痣や切り傷があったよね」
tn「おう…なんなら首裏に..噛み跡が」
gr「ソイツは誰なんだゾ、見つけ次第通報だ」
os「JKの本気…見せちゃおうかなぁ〜」
ht「斬る…」
ni「3人とも!落ち着けないけど落ち着いて(?)」
sn「とにかく!トントンとグルちゃんはそいつらを発見&処罰を考えてて、兄さんはマンちゃんとらんちゃんを落ち着かせて、それ以外の人は静かにするのを条件でここに居てもいいよ。じゃあ解散!」
皆は医務室を後にした
中には泣いているメンバーも居た
sn「ゾムも…そこにいたら埃臭いよ」
ゾムは天井にあるダクトから頭を出した
zm「エミさんは?大丈夫やったん?もう一生動けないんか?死なない?」
sn「大丈夫だよゾム。そんな心配しなくてもエミさんはちょっと疲れ過ぎて寝てるだけだからねダクトから出ておいで?一緒にココアでも飲もうか..だからそんなに泣かないで?」
zm「う゛ん゛…」
俺は、甘過ぎず苦過ぎずな美味しいココアを作るゾムは相変わらず泣きながらエーミールを見ている
やっぱりお前(ゾム)は笑ってた方がええよ
エーミールが心配するよ。
zm「なんでエミさんは..誰にも言わないで、自分で解決しようとすんのかなぁ..それで失敗して辛い思いをするのはエミさんなのに」
sn「彼らしいよね、俺達に迷惑をかけないようにするの」
zm「俺達は相棒やろ?..攻めて俺には言ってもええやないか」
ゾムはココアを頬張りながらエミさんの手を撫でていた
sn「まぁ..気長に待とう..目を覚ますのはエミさんしかできないからね」
しかし、エミさんは翌日も翌々日も目を覚ますことは無く点滴を打たれながら寝ている
心電図モニターも異常なし
ゾムも毎日のように見舞いに来ている
何なら医務室配属の俺よりもエーミールを見ていると思う
zm「今日はなロボロとシャオロンと中庭で鬼ごっこをして、オスマンに死ぬほど怒られたわww
だからこれから中庭でティーパーティーするって誘われたんよw
やから…エーミールも起きて一緒に行こうや?…」
em「……」
em視点
ここ..何処を歩いてるんだろう、てかなんで私は歩いてるんだろうか
何処を向いても真っ暗闇で洞窟のようなヒンヤリ感とストレスでぐちゅぐちゅになった胃の感覚がして長い時間ここに居たくないなと思いながらまた私は歩き出す
一体どこに向かっていて歩いているんだろうか、歩く意味とは
全てが分からなくなってきた
次の日もその次の日もずっと私は同じ所を歩いている
だが不思議と疲れなどの感情は無く
ただただ誰にも知られずに勝手に朽ちてしまいたい。私なんかこの世に居なければと言ったマイナスな感情しか出てこない。
em「意味がわからない..どうしてずっと」
物心着いた時から人に暴言を言われ
せめて一つだけ得意を見つけたいから
褒められたいから 認められたいから
勉学に心を込めた..のに
グルッペンさんから「我々だ軍に入らないか」と誘われたのにどうして
どうしてどうして言われなきゃいけないんですか。
em「駄目だ..視界が黒いからマイナスな感情しか出てこない」
翌日も翌々日も私はただ暗くて黒くて何も見えない道?を彷徨い続けている
もう何で歩いてるのか分からなくなって来た
私の存在している意味とは
もう何も感じずに
そのまま..
zm視点
「エミさん..今日も起きんかった」
俺の相棒が倒れてから1ヶ月
俺は毎日エミさんの病室に行ってエミさんと会話をするのが習慣になった
例え本人の返事が無くてもお構いなく
俺は喋っていた
この間 とある兵士に言われた
モブ「如何して、毎日エーミール参謀長の元へ行くのですか?」
だって相棒やもん..いや 愛棒やもん
毎日様子を見に行って会話すんねん
em視点
em「はぁ〜」
まだ私は歩いている、走れメロスの様に
ただひたすらに歩いている
だが 今日は違った
em「なんか..明るい?」
かなり奥の方に一瞬だけ光が見えた
その瞬間、私の身体は軽くなって空に浮いているような感じだった
…ん!
…さん!
..ミさん!
em「その言い方で呼ばれるの..懐かしいなぁ」
暖かい..私のたったひとつだけの場所
こんな暗い場所じゃなくて
皆が..家族(メンバー)が、私を迎えてくれる場所
??視点
ペ神からインカムで連絡があった
sn(皆、聞こえてる?しんぺい神だよぉ)
gr「聞えてるゾ」
tn「聞こえてんで」
kn「なんや!どうしたんやペ神!(大声)」
rbr「コネシマうるさいわ!(大声)」
syp「クソ先輩達 うるさいです」
sn(大至急医務室まで来て)
cn「嘘っ!?まさか!」
ut「やっと眠り姫が醒めたか」
ni「大先生、今のカッコよかったね」
ut「ま?」
os「とりあえず医務室に行くめぅ〜」
ht「来たよ..ペ神」
sn「お、みんな来たね。」
cn「エミさんはどうなったんですか!?」
sn「エミさんは..」
しんぺい神はとある病室のカーテンをゆっくりと開ける
俺たちの見た光景は
目を覚ましてぼーっとしてるエーミール
それに嗚咽を出しながら泣いているゾムと言った まぁまぁカオスな状況が繰り広げられていた そんな事はどうでも良く俺達もエミさんの元に駆け寄った
おまけ(その後)
em「え゛え゛ぇっ!?わ、私!2ヶ月も目を醒さなかったんですか!?」
sn「そうだよぉ?毎日朝から夜までずっっとゾムがここに居てね『エミさんは俺の愛棒やねん!やからここにおる!』って言っててさぁ〜」
zm「ペ神!それは言わないって言ったやんか!」
em「あははっ!
ゾムさん..毎日来てくれて有難う御座います」
gr「お、エミ兄やん 」
tn「いやぁ疲れてわぁエミさーん、頭撫でてくれんか?」
em「トントンさんにグルッペンさん
お疲れ様です 私に出来ることがあれば手伝いますよ?」
tn「いや..それよりも、次 虐められたり身体を触られたりしたらちゃんと言ってな?」
gr「報連相は大事なんだゾ」
tn「グルさんが言えること無いけどな」
gr「(´・ω・`)」
おかえりなさい
作者のきんちょです
初っ端から長い&オチない&設定ガン無視のトリプル駄作品で
emさんの目眩は実は今年の2日に自分が体験した症状を元にしていますw
今回のお話は
兵士に虐めを受けているemさん
(何なら身体も)
ストレスで体調が悪くなるが皆に迷惑をかけないようにする
逆に悪化して倒れる からの発見 からの約2ヶ月間の植物状態
そこから見えるひとつの光 そこに向かうと目が醒める zmにハグされる
他のメンバーが来る tnに説教&他の皆なの監視付き生活が始まる
みたいな設定でした
カオス
文章長くなってしまってすいませんした
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪
コメント
9件
相方の為に泣けるゾム可愛い いや多分あのゾムが泣いてるのがただただギャップ萌えして可愛いだけなんだろうなぁ…俺は((
zmさんが相棒ではなく愛棒って言ってるの尊すぎだろ!