「次の料理までに時間がかかりますので
当レストラン1高価なワインをどうぞ」
そういいレストランの男はさっきとはまた違うワインを持ってきた
「こちらのワインは知る人ぞ知るバートリのワインでございます」
全く聞いたことのないワインの名前だがおいしくてずっと飲んでいた
「どうでしたか?若返った気分になりました?」
レストランの男性は腰を90度に曲げこちらに顔を近づけながら言う
若返りとは何のことかさっぱりわからなかった
「バートリ・エルジェーべト かつて吸血鬼と呼ばれた女性の生き血になります」
思考が止まった
これは夢なのか現実なのか
今まで夢で様々なことを見てきたがまさかレストランの男性から説明されると思っていなかった
あ…もう大丈夫です
様々な困惑が頭の中に押し寄せこれ以上は断った
「それでは失礼いたします」
あのレストランの男性は何を考えているのか全く分からないそんな恐怖を抱きつつ私は次のメイン料理を待っていた
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