コメント
1件
めちゃくちゃ季節外れでした…
【捕捉】
•付き合っていません
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br side
今日は11月29日
つまり、僕の誕生日!
今日は、何やらスマイルから誕生日プレゼントがあるらしい。
スマイルがうちにきてくるらしいから、家でわくわくと待っていると、家のチャイムが鳴った
スマイルかな…?
そう思い、はーいと言いながら、玄関のドアを開ける
すると、予想通り、見知った顔がドアの外に立っていた
sm「Broooock、誕生日おめでとう」
そう言い、彼は鉢に入った綺麗な花を渡してきた
br「わわっ、すごっ!きれい…。」
僕はうっとりと花を見つめる
br「何て名前?」
sm「センパフローレンス。ベゴニアの1種で、Broooockの誕生日花だったから、プレゼントしようと思って。」
そう言い、彼は微笑む
br「ありがとう!大切にする。
あっ!家上がってく?ゲームしよ!」
sm「あぁ、そうする。じゃあ…お邪魔します」
br「はーい、どうぞ~!」
そう言い、彼を家へと招き入れた
br「適当に寛いでて。今準備してくる」
sm「ありがとう」
僕は飲み物やゲームの準備に取り掛かった
準備が終わり、ゲームを起動していると、彼がお手洗いに行ってくると言い、席を立った
彼が戻ってくるまで暇だから、僕はベゴニアのことについて少し調べてみることにした
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【ベゴニア】
ベゴニアはシュウカイドウ科ベゴニア属で、一年草(多年草)の植物です。4~10月にはたくさんの花が咲き、庭やお部屋を鮮やかに彩ります。
ベゴニア全体の花言葉には「幸福な日々」があり、贈り主からの幸せを願う思いが伝えられます。
また、センパフローレンスには、「あなたは親切」「片思い」「愛の告白」など、恋に落ちた人を連想させる花言葉があります。
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え…?愛の告白?
いやいや、まさか…ね。
sm「Broooock、何見てるの?」
突然声を掛けられ、僕は慌てて振り返る
br「あ…スマイルお帰り」
sm「うん、ただいま。…じゃあ、始めるか。」
br「うん…」
僕らはゲームを始めた
br「あ~!またミスった~!」
sm「おいwなにやってんだよBroooock」
br「ごめんごめんw」
“愛の告白”
さっきからその言葉が頭から離れない
ねぇ、スマイル…
スマイルは、センパフローレンスの花言葉、知ってたの?
知ってて僕にプレゼントしてくれたの?
僕…期待してもいいの…?
ゲームをプレイしている彼の顔を見つめる
すると、僕の視線に気づいた彼が此方を見た
sm「?…Broooock、体調悪いのか?」
彼は心配そうに聞いてきた
br「あ…いや…」
言葉に詰まり、彼から目線を逸らす
br「~ッ!」
あぁもう!
うじうじ考えずに、駄目で元々、スマイルに聞いちゃえ!
違ったら違ったでただそれだけだし!
そう思い、僕は思いきって彼に聞いた
br「ねぇ、スマイル。スマイルってさ、センパフローレンスの花言葉って知ってる?」
僕がそう尋ねると、彼はみるみる顔を真っ赤にし、僕からぱっと顔をそらした
そして、小さな声で
sm「…知ってるよ」
そう教えてくれた
br「えっ…それって…!」
僕の顔がみるみる緩んでいくのが分かる
すると、彼が意を決したように此方に向き直り口を開く
sm「好きだ…Broooock。俺と…付き合ってください。」
答えは、もちろん決まってる
br「はい!喜んで!」
僕は彼にぎゅっと抱き付いた
そして、彼の唇に自身の唇を重ねる
部屋に甘いリップ音が響いた
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唇を離した後、僕らは微笑み合う
br「好きだよ…スマイル」
sm「俺も…」
彼が頬を赤らめながら小さく呟く
あー、ヤバい…。可愛い。
付き合って初日にするのはどうかと思うけど、でも、可愛いスマイルが悪い
僕は彼を押し倒す
br「ねぇ、スマイル、シてもいい?」
すると、彼は少し驚きながら、
コクりと小さく頷いた