殺される!
瞬時にそう判断した私は地面を蹴った
こんなことならもう少し運動しておくべきだった
まだ、やりたいことがあるのに、
まだまだあの子とも喋りたい
もっと勉強もゲームもしたい
こんなところで、まだ死にたくない、!
がむしゃらに走っていると行き止まりに追いやられた
もう無理だ
そう悟って私は、
最期に、、桜に合いたかったな
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見つけた、
やっと、、見つけた
でも、この記憶に犯人の顔は写っていない
晴香、、私に、会いたかったの、?
なんで、?
虐められても手を差し伸べなかった私に、
なんで会いたかったの、?
「それは多分、 君ならいつか助けてくれると思っていたからじゃないかい? 」
、、、番人の声だ
なんで?
一回も助けなかった私になんでそんなことを思ってたといえるの?
私の思考は喋らずとも相手に伝わったらしい
「僕は多分と言ったよ、逆に君はその子が自分に会いたがっていた、という事実を否定するつもりかい?」
そんなことない
その事実は、凄く嬉しかった
でも、、理由がわからない
傍観してた私に復讐するため?
それとも本当に会いたかっただけ?
わからない
その事実を知るのが、怖い
「んー、確かにそう言われると難しいね、僕もエスパーってわけでもないし」
でも、と付け加えた番人の顔は笑っていた
「まだまだあの子とも喋りたいという言葉が出てきていたはずだ。」
1度言葉を切ってから番人は続けた
「その”あの子”は君のことじゃないかい?」
コメント
1件
ほうほうほう…い×めねぇ…小学生レベルのことしか出来ない虫ケラがやってるんだろうな~ 桜さんも怖かったんだろうね~自分が標的になるのが。でも晴香さんの友達に会いたい、前みたいに話したい。っていうのも分かるわ。怖いよね~いじめって。