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私は、神様なんて信じません。でも周りの皆は、
「罰が当たる」
と口を揃えて言う。
私は疑問に思っている。なんで見たこともないのに信じているの?
神のせいで私達家族が崩れて言ったのは紛れもない事実です。
ドンドン!!
お父さんが帰ってきました。私は直ぐに幼い頃からずっと一緒だったテディベアのファナ君を腕に抱えました。
お父さんは今日も、酒に溺れています。
私を殴っていい玩具だと思いながら。
「…………」
何も抗うことも出来ません。だって、力がないのですから。
外では爆破音が聞こえます。
子供、女性の喚き声が聞こえます。
窓には人の血が沢山着いています。決して窓を開けてはなりません……殺されるから
お父さんがアルコールでよって寝ている時私はラジオをつけました。
「人口減少作戦は順調に進んでいます。庶民はほとんど殺されています。財閥や金持ちの皆様は庶民と間違えられないよう気をつけてください」
私はラジオを消してフードを被り外に出た。
外は、建物が金持ちの家以外全部壊されていた。道が全てガレキで埋まっていた。
私はガレキを素早く踏み先へ進んだ。
私はある丘に来ていた。この町で一番大きい丘。
「神様なんてこの世にいません。存在しません。でも、神様がいるのなら私は大嫌いです。なぜ、争いをする人間を作ったのですか?神様は不平等ですね。」
私はそう言い終わるとスカートが見えてしまいそうな形で丘から真っ逆さまに落ちていった