TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ランキング

コンテスト

出版・メディアミックス作品

【yaur】枯れる命の愛し方

一覧ページ

「【yaur】枯れる命の愛し方」のメインビジュアル

【yaur】枯れる命の愛し方

第8話 - 第8話

467

2025年07月19日

#yaur

#ゆあうり

#🍗‪🎸

ななせ ‪💡‬

シェアする

この作品はいかがでしたか？

467

ななせ ‪💡‬

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

── 戦い当日

mf「よし、みんな聞こえる？」

「戦争での動きは俺が指示する。よしいくぞｯ！この戦争に勝利をもたらすのは俺らだ！」

all『からぴちだーーー！！！！』

mf「近接第一は、西側から来てるクロバ国軍と戦って。相手の数、約2000と見られる。」

「近接第二は東側で同じく。第三は南側。北側からは来てなさそうだけど遠距離第四は上から見張っておいて。来たら代表が連絡。」

「んで、遠距離は近接の援護。中間部は、、、」

久しぶりだな、こうやってもふくんが練りに練った作戦をこう、指示に従って実行するのは、本当に久々だ。あまり戦争も行ってなかったからな。

でも、

jp「ついに始まったな。」

tt「ん、俺は救護部隊の護衛やからあと5分くらいで行ってくるわ。」

jp「生きて帰れよ。そしてまた俺に仕えろ！！笑」

tt「はいはい。了解。」

jp「え、その間の俺の護衛は！？！？」

tt「それは、、なんとなんと、、、えとさんがやってくれるで！！」

et「じゃじゃーん呼ばれて飛び出てえとさんです！！！」

jp「お、強そう！」

et「誰が元ヤンだ！！」

jp「言ってないわ！！！」

えとさんは近距離戦が得意である。おっちょこちょいなところは多々見受けられるがちゃんとした幹部のひとりである。

et「ま、城の中まで入ってくる奴いるかわかんないけどね。」

jp「いたらどーすんだよー！！」

et「じゃっぴが死んじゃう！！」

jp「そうだよ！守れ！！！」

et「うん。私まだ、のあさんとるなと一緒にいたいから。絶対にじゃっぴを死なせない。『からぴち幹閣』を壊させない。」

カッコよさげに行ってるけどそれ俺のためじゃないってことだよね？？

jp「笑俺のためじゃないんかい。」

et「え？うん。」

即答で草。泣いちゃうぞ？

戦場では──────

ya「こちら遠距離部隊長ゆあん。遠距離部隊の狙撃位置をを数メートル先に上げる。思ったより近接軍が多い。」

ﾊﾞﾝｯ、ﾊﾞﾝｯ、ｯ………ﾊﾞﾝｯ

冷静に、冷静に。まだここで終わる訳には行かないから。

うりは俺の動きを分かってる。俺もうりの動きをわかってる。

だから、うりが倒そうとしてるやつも視界には写ってるけどよく見れば相手にしてないやつがわかる。俺は後者を狙えばいいことも。

ya「ｯちっ、、もっと頑張れよ。」

スコープ越しに見るうりはまるで映画のように他人事に見えた。

ya「ｯ…危なっ、、」

危ない目に合って欲しくないんだよ。大好きだから。大切だから。こんな存在作らないって決めたのに君が大切だと思ってしまったから。

なのに、君はよく無理をする。

ya「はｯ…」

ギリギリで交わした癖にこっち見て笑顔でピースなんかしちゃってさ。

バカみたい。そんなところも好きだけどさ笑

ﾋﾞﾋﾞｯ、

mf「ねぇ、北側の護衛行ける？ひとりでもいいから支えとなる柱が欲しいんだよ。」

ya「あ、了解。」

うりが、見えないのは寂しいけど。俺はそんなことのために幹部になった訳ではない。

モルニア国を潰すため。そのためにはこの舞台が必須条件なんだ。ここを通らないと行けないんだ。なら、俺はこの舞台で狂ってみせる。

ya「俺は北側に行く。行動に迷ったら連絡をしろ、迷った状態で物事を進めるな。」

all「了解です。」

うりは絶対死なないから。

俺はお前を信じて北側へ、国が勝つ最善へ向かう。

お前もちゃんと着いてこいよ。

─── この国の最善の方向に。

．