テラーノベル
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⚠️意味不明なところがあります。
申し訳ございません。
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「それでね、それでね、」
信助は一生懸命、私に幼稚園で何があったのかを話し続けてくれて、私は信助の話に相槌をうち、たまに質問しながら、会話に華を咲かせていた。
玄関からガチャ、と音がしてきぃぃという音ともにあなたの疲れきった、ただいまぁ、という声が聞こえ、信助は座っていたソファから立ち上がり、私の手を掴んであなたを出迎えるために玄関へ向かった。
「お父さん!!おかえりなさい!!」
元気よく、あなたにそう言うとあなたは信助の頭をぽん、と優しく撫でて疲れているだろうに優しく笑う。
「おう!ただいま。」
私も控えめに、おかえりなさい、と言うと、あなたは私を見るなりびっくりした様子で、た、ただいま、と信助に言ったよりも少し低めにそう言った。私はあなたのバックを受け取り、荷物をあなたと私の寝室に置きに行く為に、信助に言った。
「荷物、置いてくるからさっきの話、お父さんにもしてあげてね。信助。」
私がそう言うと、信助はうん!と元気よく頷き、貴方の手を引いてリビングへ向かった。
寝室から戻ると、あなたと信助は楽しそうに遊んでいた。時計を見るとそろそろ夕飯時だ。
私はキッチンに入り、信助が帰ってくる前に作っていた料理を温め始めた。
キッチンからリビングが見えるようになっているから、ちらりと見るとあなたは信助に本を読み聞かせをしてくれていた。
そんな姿が私は好きで、持ち歩いているスマホで音がならないように写真に収める。
どうか、バレませんように。
どうか、信助だけでも幸せになれますように。
バカみたいだけど、そう願わずにはいられなかった。
いつか捨てられる私。
どれぐらい、信助と、あなたと一緒に入れるのかな。
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