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#魔王
青空美空
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𝓐𝓶𝓪𝓷𝓮 ️
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私 海乃小雨は詩ノ里中学校の校舎に向かって少し微笑む。
この中学校とはもう直ぐお別れだ。
寂しいけれど、それと同時に胸の高鳴りが抑えられない
優里「おーいっ、こさ〜!」
元気に弾けている聴きなれた声が私の耳に届いた。
それと同時に、私の背中に重心がかかる
小雨「わっ!? 優里ってば!急に乗らないでよ〜…」
私は笑いを漏らしながらも優里に言った。
振り返ると、黒い髪にポニーテール。
エメラルドのような翡翠色のぱっちりとした瞳に、愛らしい顔立ち。
私の昔からの幼馴染 翠沢優里だ。
優里「えへ⭐︎」
てへっといたずらっ子のように舌を出す優里は、中々様になっている
小雨「優里が可愛いから許す〜」
優里「やったー!」
私たちは、この通りすごく仲がいい。
私も、これ以上仲のいい友達はできないと思っているくらいだ。
小雨「そういえば、優里の行く高校知らないかも…」
優里「え゛っ」
優里はぽかんと口を開け、衝撃を受けたような顔をする
優里「鹿ヶ谷高校だけど、」
小雨「うそ、」
私と行く高校が違う。
小雨「私、雨天高校…」
優里「えぇぇ!?私たち、」
小雨「離れちゃった…???」
優里はうわーん、と涙目になりながら私に抱きつく。
私も泣きたい気分だ
私は地味で陰キャだから、友達が優里以外いない。
小雨「あはは…」
苦笑いをしながら優里のサラサラとした髪を撫でると、少しわらった
優里「こさの撫で方私好きなんだよね。」
小雨「ネコw?」
優里「小雨の方がネコっぽいよ?」
小雨「えぇ〜、そうかなぁ」
女子生徒「あの〜…。そろそろ時間ですよ」
同じ制服を着た女の子が、校門前ではしゃいでいた私たちに静かに注意してくれた。
小雨「あ、っ」
優里「やばいやばい!ありがとね!華乃ちゃん!」
さすが優里。
圧倒的陽なだけあって、あの子の名前ですらわかる。
優里はアイドル的存在で、みんなの人気者だ
そんな優里を尊敬してるし、大好き。
優里「ほらほら、こさ!いくよ?早く早くー!」
小雨「わ、まってよ〜!」
優里に腕を引かれ、私は校門を後にした。
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