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久しぶり〜!(覚えてるかな 私もさ今ちっと冷め期なんだよね… 橙桃最高だったよ!🥰
久しぶりのてんさんのストーリーも物凄く神でした!!✨
橙桃です。本人様とは関係ありません。
地雷だよって方、通報される方は見ないようにしてください。
桃side
橙「ひぃっ…さむ…」
涼し気な風が短髪になった彼のうなじを撫でる。
桃「あははっ寒そーw」
橙「こんなに早く寒くなるなら、ここまで切ってもらわなかったのにー!」
今日は久しぶりに6人で会議をした。
やはり6人いると心地よい。
最近は色々と忙しくて集まれていなかったし。
そしてジェルが今までで見たことの無いくらい短髪になっていた。
本人もここまで切られると思ってもいなかったらしくいが。
俺は好きだけどな…なんて、口に出せるわけない。
橙「はぁ…マフラー欲しい…」
桃「流石にマフラーはまだ早いだろ」
いつも襟足が長めな彼にとってうなじが出ているのは違和感があるのだろう。
橙「さとちゃん、1回お店入らん…?」
桃「しゃあねえな、カフェでも行くかー」
久しぶりの2人きりの帰り道だ。彼のペースに合わせてゆっくりするのも悪くない。
暫く歩いていると、いつも通る道沿いにある書店のガラス越しに見覚えのある表紙がちらりと視界に入った。
橙「さとちゃん?なにかあったん?」
桃「あ、いや…別に」
橙「…あ、もしかして〜」
桃「うるせぇよ」
橙「まだなにも言ってませんが?!」
きっとおすすめコーナーか何かだろう。ジェルが出した遠井さんのファンブックを俺が手に取ると、やっぱり〜とニマニマする短髪小僧。
橙「どうどうっ?買っちゃいます?」
桃「うーん、どうしよっかな。保存版、鑑賞版既にあるし…あ、待って今の却下、お前はなにも聞いてないぞジェル」
橙「………好き…」
桃「あぁ、語彙力が…」
自分から墓穴を掘ってしまい、顔に熱が集中する。
くそ、一気に暑くなってきたな…
橙「ふんふんふーん♪」
桃「偉い上機嫌だな」
橙「だって、さとちゃんが俺の事めちゃくちゃ好きでいてくれるから〜嬉しくって♪」
桃「いいからその♪やめろよ…」
上機嫌なジェルと書店を探索する。
あまりじっくりと見たことがなかったけれど、外見によらず意外と広い店内は冒険心が擽られた。
橙「あ、見てさとちゃん絵本コーナー!」
桃「うわぁ懐かし、見たことあるやつもある」
橙「これよく読んでたわー、兄ちゃんにも読んでもらったことある」
小さい子向けなイメージのある絵本だが、開いてみると奥が深く、最近は大人も楽しめるような絵本が増えてきている。
これをいい機会に、ジェルと数冊の絵本を読んでみた。
橙「どれもおもろいなw」
桃「すげぇ腹痛いw、さっきのツボ…w」
橙「あれは絵がいい味出してたなぁw…あ、」
俺が目に溜まっていた涙を拭いていると、ジェルが小さく声を上げて1冊の絵本を手に取った。
桃「シンデレラ?」
橙「そうそう、俺シンデレラの話好きなんよ〜」
桃「へー、俺は逆に苦手って言うかなんか腑に落ちないんだよな」
橙「え、なんでー?」
桃「だって王子がシンデレラを探すときに頼りにしたのが落としたガラスの靴だけって…普通好きになったなら顔を覚えているはずだろ?」
橙「まぁ確かに…でも俺は逆にそこがシンデレラの話で好きなところかも」
桃「なんで?」
橙「人間の心理上、“本当に好きな人の顔は覚えられない”んやって」
桃「はぁ?そんなはず、」
橙「無いって思うやん?でも、そうらしいで。人間は嫌いな人の顔ほど覚えて好きな人の顔は覚えられない。覚えていても思い出せないんやって。よくある『恥ずかしくて顔見れないー!』ってやつもこれに関係してると思うんよ。まあ迷信だからこれが正しいってわけではないけど。」
桃「ふーん、じゃあシンデレラのそういう人間の心理が描かれているところが好きなんだ」
橙「そういうことっ!な?少しはええ話だと思わん?」
桃「まぁ、確かに…」
果たして、その心理が正しいならば俺はジェルの顔を思い出すことは出来るのだろうか。
そんなことを考えていると、隣からの熱い視線に気づく。
目を向けると目尻を下げてジェルが微笑んでいた。
桃「なんだよ」
橙「いーや?さとちゃんは俺の顔思い出せないやろなって」
桃「はぁ?なんで決定してんだよ」
橙「だって、いつも目逸らすから」
桃「はッ、べ…別に逸らしてねぇよ」
橙「今も逸らした」
桃「…じゃあ、お前こそ俺の顔思い出せるのかよ!」
橙「思い出せるで。そりゃあこんなに見てるんやから」
桃「おい、さっきと話が違うだろ!」
橙「あくまでもシンデレラたちは初対面。俺らはもうずーっと一緒にいるもんな?それに、」
桃「それに…?」
再びジェルの方に目を向けると愛おしそうに俺を見つめてきた。
橙「俺は、もし王子の立場だったらガラスの靴なんて手がかりがなくても見つけるつもりやから」
桃「ふぇ………」
橙「さとみはガラスの靴を手がかりにされるのが嫌みたいやから、しっかり覚えておかんと」
桃「ッ、…………」
橙「…なーんてね、wほんとはさとちゃんの寝顔とかたくさんみてるから覚えちゃった!…さとちゃん?」
また、さっきよりも酷いくらい顔が熱くなる。
胸がきゅうっとなって苦しい。
じぇるのことが、好きすぎて仕方がない。
桃「もう、おれのばか…じぇるのばか…」
橙「ええっ俺も?!」
さっきまでの寒さはどこへ行ったのやら。
暫くはジェルの顔を直接見ることが出来なかった。
えぇーどうも、みなさんこんにちは。てんです。
はい、そうです5ヶ月ぐらい浮上しておりませんでした。
大変申し訳ございません。
言い訳としましては、私生活優先、また私自身他界隈にも浸かっているため、最近はstpr関係には一切触れていなかったということもあり、投稿が疎かになっておりました。
分かりやすくいうと冷め期ですね。はい。
今年の夏は会社で企画をしていたらしいですね!stprもここまで大きくなったかと思うと嬉しい半面、悲しいですね(複雑)
個人的に6人でわちゃわちゃしていた頃が大好きだったので、完全にジェルくんが戻ってこない限り今のstprには触れないかなーっと…
ただ、このアカウントでの橙桃投稿は引き続きさせていただきます!なんて言ったって、読んでくださっている皆様と出会えた大切な場所ですから!
未だにフォロワー様が増えており、大変嬉しく思っております…!
これまでより、本当に投稿スピードはかなり遅くなりますが、たまーに気が向いたら投稿する!というラフな感じで書いていきたいと思います!
連載の方も、これまでの話をまとめながらこれからの話を考えているところなので待っていて下さると嬉しいです✨
季節はすっかり秋…皆様、体調には十分お気をつけて!
いじょー!!!
ベリーベリーグッバイ☆