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10 - メイマリかマリメイです、詳しくは冒頭の文見てね

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2025年08月02日

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すいなーんとこのちみどろぶらっくはーとっていう作品の主人公のマリンちゃんと参加型で出した私のキャラのメイデンとの メイマリです

監禁

百合

自分なんでもいけます!って人向け
































気が付くと、椅子に座っていた。

おかしい。私は確か、メイデン・アイアンの放課後の買い物に付き合っていたのに…

まさか、誘拐?だとしたら犯人は相当迂闊だ。私の耳飾りにはGPSなんかがついているのに。今は何時だ?どのくらい眠っていたのだろう?そろそろ組織が迎えに来ても__

そう思案していた時、扉が開いた。


「あーっ!やっと起きたんだねっ」


「……メイ?」


メイデン・アイアン。言い方からするにおそらく彼女が監禁犯なのだろう。


「メイ、けっこー 待ったんだよー?揺さぶっても起きないしっ」


「…なんで?」


ニコニコ、ペラペラと喋る彼女に、監禁の意図を問いかける。どうやら悪いとも思ってないようだ。


「…だって、マリンちゃんが全然メイのこと見てくれないんだもん、だから、仕方ないよねっ?」


「…………えっと…私は、そんなつもり無かったんだけど…具体的に、どこでそう感じたの?」


「いっぱいあるよー!例えばドロシー?とかいう先輩と手合わせした時に、あの人とすれ違う度にメイじゃなくてあの人の方見るじゃん!」


1歩、メイデンが近づく


「見てるかな…」


「あとあと、なんか自然とあの人の話が多くなってない?」


もう1歩、メイデンが近づく


「そ、そんなに?多分、強いから印象に残りやすいだけじゃ__」


「じゃあメイも強いからメイも印象に残るでしょー!」


もう1歩、膝と膝が当たるぐらいまで近くにメイデンが来ている。


「……ご、ごめんねっ?メイ、お願い、機嫌直して?あと、この縄解いて欲しいなぁって……」


「…ダメだよ、せっかく耳飾りまで壊したのに」


「え」


「……おうちの人が厳しいの?GPSとかついてた。でも、これからはメイの家にいるんだから必要ないよね?」


グッと彼女が近付いて、私を抱きしめる。

耳元で彼女の高く、でも落ち着いた声が響く。


「ねー、マリンちゃんっ、ずーっと居てくれるよね?」


彼女の甘い匂いが鼻腔をくすぐる。


「…………うん」


「…!やったぁ、マリンちゃん好きだよっ、大好きっ、ずーっと好きっ」


あくまでもすぐ解放してもらうための嘘だったけれど…ダメな嘘だったかもしれない。



あれから数時間、同じ体勢でずっと「好き♡大好き♡♡」と言われ続けている。

でもこの数時間、ある事に気づいた…気がする。

メイデン・アイアンは私じゃなくてもいいのでは?

私が彼女のことを面白がって親しくはしていないだけであって、他の誰かが同じ事をしていたら、彼女はその誰かを今の私と同じ目にしているのではないか。

気になるので揺さぶってみることにした。


「ねえ、メイ?」


「どーしたのっ、マリンちゃん」


「…ほんとに、私のこと好き?」


「…………」


しばらくの間がある、まずい、これは愚問だったかと、数秒が10分にも思える気まずい時間を思案してやり過ごす。

ポカン、と開いたままの彼女の唇がうごく


「…好きだよ?」


__今まで殆ど目にすることの無い、彼女の表情が読み取れない顔。

その顔に恐怖を覚えて身動ぎしたあと、パッと彼女の顔が元の微笑みを浮かべた。


「もー、マリンちゃん今更だねっ?こんなにいっぱい言ってるのに…まだ足りないの?」


「…あは…かもね。」




そのあと、数日もすれば開放されたそうな。





おつれかー!

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