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俊哉は在家でありながら多額の寄付をし、年月をかけて、信者達に熱い信頼を獲得していた



そしてここ最近は、年老いたヨボヨボの教祖の、奥方の熱い信頼まで受けるようになっていた



そのお陰で、このほとんどの施設を使える権利を持っている、俊哉は在家でありながら幹部たちの信頼を得て、ここに住居まで構えられるようになった



もうすぐ俊哉はこの宗教団体の出家者として、雇用契約を持ち掛けられることだろう



あの教祖のババァもそう言っていた、なにせ先日はあのババァの原稿おこしを手伝った時に、気持ち悪く手を握られて、今後の事をそれとなく匂わせられたのだ



俊哉は心の中に現金の束を想像してババァの手を握り返した



閑静な屋根付きの渡り廊下に出て、そびえる木々の間を抜け、別の棟に向かった


そこから階段を下った所に、まるで中世の宮殿の様な迷路上の美しい生垣があり、そこを抜けると丘の斜面から掘られた地下施設があった




俊哉は地下施設の入り口に立ち、カードキーを差し込んだ



レトロな礼拝堂作りの割には、最先端の防犯システムが施されているのも気に入っていた



俊哉は地下施設に降りて行った



いつもながらこの廊下は果てしなく長く陰湿だ、おそらくこれを作った教祖は信者に何かするつもりで作ったのだろう






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