コメント
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うん、うん、うん、、、、 なるほど、 めっちゃ好きだ
※この作品はオリジナルです、🔰
※誤字、脱字、解釈違いあるかもしれません
※本人には関係ありません
※パクり、盗作していません
これらを理解した方はどうぞ
※hb シャンティ kn マフィア
っあんたなんかいらないっ!!
全部お前のせいだ、お前のせいでっ!
・・・・・・・
…ん、あれ寝てた
っ寒い、お腹空いた、苦しい、、、
だれも通らないであろう路地裏で体育座りになりアスファルトを見つめる
ぽつぽつ
「…うわ最悪、雨降ってきた、、」
雨は嫌いだ、親に殴られ、蹴られ、そして捨てられた時、あの日も雨だった、 匂いが嫌でも鼻に入ってくる
ザーザー
(雨酷くなってきたな…寒い、おれ このまま死ぬんかな、…死んだら 天国、地獄どっちにいくんだろう、)
(…どうでもい~や)
・・・
コツコツ
(うん?…だれかいる?)
雨音がひどいが微かにだれかの足音がする、
そしてその足音がこちらに近付いてくる
ここら辺は人があまりこない道、だからこそ足音がするとすぐ気付く
コツコツ…
…?
その足音は確実にhbrの前で止まった
・・・・・・・
「…お前子供か?」
…っ!
思っていた以上に声が低くて驚いた
(この人はおれに話しかけているのか?、)
あまり頭が回っていないおれはなぜか自問自答し始めた
こんな汚いところ、しかも目の前で止まっているこんなんおれに話しかけてる一択だろとあっさり結論がでた、
ゆっくりと顔を上げ、その人の姿を確認する
その人は少し濡れているスーツを着ていて、手袋をしていた、高そうな服だなとか思っていた
その時その人がしゃがみ目があった、
目はまるで宝石の様な綺麗な紫色だった
「…綺麗な目だな」
・・・え?
一瞬おれが口に出したのかと思ったが
明らかに目の前のそいつが発した言葉だった
疑問に思ったのが分かりやすかったのか目の前のそいつは、ふっ、と軽く笑う
その笑い方に少しいらっとした
「お前名前は?」
「…hbr」
「そうか…hbr、あめって食べたことあるか?」
「?、雨なんかたべないよ…」
自分でも驚くぐらい小さな声でそういった
するとそいつ少し驚いた顔をした、でもすぐに
「…ふっ、ちげーよ飴玉のことだよ」
…また笑った
「飴玉ってなんだよ、」
「…これのことだ」
そう言って、そいつはポケットから紙に包まれた小さなものを出す、
「…食ってみるか?」
「…」
「別に怪しいものなんて入ってねーよ、」
「試しに食ってみるか?」
そう言ってそいつは、おれに見せるように自分の口の中に入れた
ベロの上に飴玉を置く、ちょっと舐めた後
「ほら大丈夫だろ?」
と言ってくる、 本当はお腹が空いて何でもいいから食べたかった、、だからそんな確認しなくても食べようとしていた、
「…まぁ大丈夫なら貰ってもいいよ、、でももう飴食べちゃったじゃん」
そう言った瞬間顎を捕まれた
「…ぅむっ!」
…っこいつ自分の飴を口移ししやがった、
でもそんなことよりも、この飴玉といわれるものがすごく甘くて美味しい、、
「…っふ、うめーだろ?ぶどう味だ、」
多分すごく表情にでていたと思う
そして無我夢中になってその飴を舐めていた、
そろそろ終わってしまうと思っていたとき
「お前さこの先どうするんだ?」
・・・
…そんなの分からないよ、、
親に捨てられてから、お金も、食べ物も、住むところも無いし、、
…そもそも無理して生きたいとも思わない
「…この先どうしたいとかも無い、別に生きようが死のうがどっちでもいいし、 」
「…なら、俺と一緒にこないか?」
・・・え?
「勿論、ただで生活できる訳じゃないけどな、ちゃんと仕事はしてもらうつもりだ」
その言葉を聞いた瞬間驚いた、そりゃあこんな言葉を聞いたら誰でもそうなるが、一番驚いたのは、何故かこの人についていきたいと、そう思ってしまったことだ、、
「…ちなみに仕事って何をするの?」
「それはお前が決めろ」
・・・
「…わかったついていく、お金を稼げばいいんでしょ?」
「…そうか、、ならこっちについてきな、
ちなみに俺の名前は風来奏斗だ、…まぁ好きなように読んでくれ」
「…分かった、じゃあ、ぼすって呼ぶ」
「…ボスか、、、まぁいいだろう」
・・・・・・・・
ぼすの後を歩き、着いたところは薄暗く、人通りも少ない場所だった、
「…ここ?」
「あぁ、ここがお前の住むところだ、」
「…どんな方法を使ってもいい、毎月ノルマが決まっているから、その時までにお金を稼げ」
・・・
「…ぼす、どんな方法でも良いんですよね?」
「あぁ、そうだな、」
…なるほど?
・・・・・・
「はい、これアメ、次来た時にまとめて支払ってもらうからね?、もし払えなかったら…」
…ふぅ、今月も結構売れたな、、あれっ?もうこんな少ない…、 アメ補充しないと、
・・・カランッ
「どうだノルマ行きそうか?、」
そう言いながらぼすは
少し笑みを浮かべながらお店に入ってきた、
「あっ、ぼす、ええかんじに売れてるよ、 」
見せたお金は、とっくにノルマを越えていてなんならノルマの三倍近くあった
「…お前すごいな、」
…!、ぼすが笑ってくれた、
「これからも頑張ってくれ、」
…この人が笑ってくれるだけで頑張れる、幸せになれる、生きてて良かったと思える、
…この人についてきてよかった