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前話で、私の母親の事を少し書きましたが、シーズン的に学報が送付されて来る頃で有り、母校をネットで調べた。
今でも継続しているのが不思議なくらいの、少子化が進んだ学校で有る。
恩師は殆どカトリックで有り、「キリスト教」の時間が、宗教としてあった。
学校は生徒に何を教えたかったのか?つらつら考える事が有るが、舶来の宗教にかこつけ、敗戦国で有りながら彼らなりに進歩的な教育をしているつもりだったのだろう。
卒業生に中堅の女優の名前があったが、彼女が有名女性作家による映画の主人公になった時にどういう反応をしたか、見ている様に判る。「ああいう女性も1つの生き方ですが、学校の事も考えて頂かないと…」と、サッサと違う話しに持って行きそうなところで有る。
しかし、学歴の無い私の母親は学校の言いなりの人間で有り、反抗という事が微塵も無い。こういう人種はやりやすいだろうと、子供心に思った。
「月謝、払ってるんですよ」大抵の親は、先生に何か言われるとこの言葉を口にした。
恐らく恩師は私の書いたものなど読んだら、下品で倒れるんじゃ無いかと思う。