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目が覚めた。 どこかのベッドの上
「夜月!!やっと…やっと起きたー!」
「おはよ。日向。」
あれ…起き上がれない…痛い………
「あー。動かさない方が良いよ。ひどいけがだから。」
「どうりで…。」
「問題!夜月は何日寝てたでしょーか!」
え?こういうのって、何日も寝ていて驚くのがお約束だと思う…
「5日?」
「違うよ〜。」
「って分かるかー!」
「正解は、1日も経ってない。でしたー!」
「意外な展開…」
「残念だったね〜。」
「ぐぬぬ……」
でも、
「ありがとう。日向」
たったその言葉だけでも、思いは伝わる。
「どういたしまして」
ある場所の、ある時間での出来事——-2
「そうか…また全滅か…。」
「はい。」
「そうか…あいつらがやったのか?」
「そのとうりでございます。魔王様。」
2週間後。私のけがは治った。王様は、結界を壊したのは魔王の仕業だと言った。魔王の封印が何者かに解かれ、復活したのだ。と。もしかしたら、その魔王を倒せば——-
5日後。準備を完了させ、出発。今度は、魔王を探し、倒す旅に。大変だけど、頑張らなければいけない。
5ヶ月後。今まで進まなかった事態が急変した。 あの…夢を…一色の夢をみた。
でも、今回はすぐに起きることができた。もしも魔法によるものならば——!
「ま…まさか…いや… ありえない…ありえない!」
「誰!?」
「気づいたか…我は魔王と呼ばれる存在。我を倒したいか?」
「っ…」
私たちにとって、こいつは悪の存在だ。でも、 向こうから見たら?仲間をたくさん倒される悪の存在。だから…
「ふ、そうか。我を探すならば、この地図を渡そうではないか。次なる場所が表示される地図だ。」
「分かった。いづれ、あなたのもとへ行けるなら。もらうよ。」
「楽しみに待っている。」
消えた?って、普通はこんなの渡してくれないよね?それも魔王が!?ゲームの展開でもこんなのみたことないよ!何が目的なのかな?この場所に向かえば、何か、分かるかな?
朝。皆に話した。
「この場所に向かってみるか。」
私達6人は、歩きだした。
遠い…これで7日だよ?地図ではすごく近くにある感じなのに…
2日後。やっと着いた。屋敷…ポツンと一軒のみ建っている。扉が開いた…
「あなたたちね!昼と夜の魔法を使う人っていうのは!」
女の子がでてきた。