(なんかバグで変な隙間できた…)
最終回、近づいてまいりました…
スタートです。
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―現実世界?―
「…あれ?」
「ここ…どこだ?」
確か私は…タイタンを倒して…?
あれ、その後ってどうなったっけ…
「…とりあえず、探索してみるか…」
ザクッ、ザクッ…
「わ、足音面白い…」
「ていうか、地面の感覚って…こんなもんだっけ?」
「雪の上を歩いてるみたい…」
「空は星空で…めっちゃ流れ星はあるし…」
「そこら中に、ダイヤモンド…?みたいな何かが落ちてるし、」
「きれいな花も咲いてる。」
「今…私は芝生の上に立ってるけど…」
ザクッ、ザク。
「この足音は…変…」
「ここ、世界…じゃない…」
「…異世界。」
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―現実世界にて
医者「…とりあえず、最善は尽くしました」
医者「兄…クリスさんの方は…腕は治りませんが、数ヶ月もすれば大体の傷は治るでしょう」
医者「ですが…妹…夢さんは…」
医者「…どうすればこんなことになるのか…凄まじい生命力。」
医者「片目も無く、片腕もなく、腹には穴が空き…足は抉れ…」
医者「…ですが、かすかな脈は感じ取られます」
医者「…いわゆる…植物状態、ですね」
医者「何があったのか…詳しい話を警察に聞かされるでしょうが…」
医者「…今は、ゆっくり休んで下さい。」
ディセ「…分かりました。ありがとうございます。」
アズ「夜遅くに…すいません」
医者「いえいえ…やれることは…やりましたので。」
医者「では。」
ガチャリ。
虚しい音だけが、部屋に広がる。
ディセ「…」
アズ「…」
―静かな沈黙が流れる中、
ディセ「…何で、気づけなかったんだろうな」
ディセが…その沈黙を破った。
ディセ「うちは…何やってたんだろう」
ディセ「助けれたんじゃないか、って…」
アズ「…一緒に病院まで連れて行ってくれたじゃん。」
アズ「助けられてるよ。十分。」
ディセ「じゃなくて…!!」
ディセ「起きたら、闇の世界に居たんだ」
ディセ「けど、体が言う事を聞かなかった」
ディセ「まるで…操られるかのように…」
ディセ「…でも、おかげで闇の世界は完全に封印できた」
ディセ「これで…お母さんも、アズゴアも…大丈夫だと思った。」
ディセ「うちは…この苦しみから、解放されたんだよ」
ディセ「でもさぁ…」
―ポロッ…
ディセ「もっと他に……アズの言う通りさ…ッ…」
ディセ「別の方法で……封印、できなかったのかなぁって…(泣)」
アズ「…」
ディセ「ぁは…そう思うとさ…うち、凄くワルモノじゃん。」
ディセ「もっと…絶対…別の方法を探せば…」
ディセ「こんな怪我を出さずにさッ……封印…できたかもじゃんかッ…」
アズ「…」
アズ「…大丈夫」
アズ「僕だって、最初はそんな事考えた。」
アズ「”闇の泉を大量生産させれば、消えるんじゃないか”って。」
アズ「でも…」
アズ「そんな事をしてしまえば、クリスたちに影響が及ぶ。」
アズ「その事を考えると…僕、怖くてさ」
アズ「だから…闇の泉を見た時は、”必ず封印しなくちゃ”って思う。」
ディセ「……うん」
ディセ「ごめん…うちが…うちのせいで…」
ディセ「そうだよ…」
ディセ「そうだよ…元々…ッ…生まれてきたうちが悪いじゃん…!」
アズ「…やめてよ、らしくない」
ディセ「だって、真実…でしょッ…?」
アズ「真実じゃないよ…」
アズ「僕は…ディセを尊敬してる。凄いと思ってる。」
ディセ「ぇ……?」
アズ「だって僕ならさ…そんな、仲の良い…いや、仲の良すぎる友達の目の前で。」
アズ「闇の泉なんて作れやしない。」
アズ「どうしても…体が拒んじゃうからね。」
ディセ「…アズ……」
ドゴッ!!!!!!
✶ディセは バットを持って アズに 壁ドン(?)した
アズ「………え?」
ディセ「…お前…誰だよ」
アズ「…何言ってるの…ディセ…?」
アズ「僕はアズリエルだよ…?!キミの一番の親友…!!」
ディセ「違う…!!」
ディセ「普通、アズはな…!!一人称は”僕”ではなく”俺”…!!」
ディセ「しかも…なんで…うちが翠の目の前で封印したことを知ってんだ…?」
ディセ「お前…クリスと一緒にすやすや眠ってたんじゃねぇのか…?!」
ディセ「うちの流した涙だけ見て…ご満足か…?」
ディセ「…もう一度聞く。」
お前、誰だ…?
アズ「…」
アズ「…ッ…w」
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―異世界にて
「うーん…とりあえず、そこら辺見て回ったけど…」
「所々に…不思議な花が咲いてるくらい、か…?」
「相変わらず、流れ星の量が半端ない星空…」
「…はぁぁ…本当にここどこ…?」
「もう…どうすればいいと思う〜?お花さぁん…(泣)」
✶花に触れた…
キラリンッ!!!
「!!?」
「え、何!!?急に光りだしたんだけど…」
ソウル「…あ、おはようございます。主様」
「うわっ!!?…って、ソウルちゃんか…」
ソウル「何故か私花になってたようですね…失敬」
「いや別に大丈夫だよ…!」
「(なぜに花…?)」
「ってあ!!それより!!」
「ここどこなの!!?」
ソウル「聞くと思いました…」
ソウル「…主様、タイタンと闘った際のことは覚えていらっしゃいますか?」
「え、まぁ…うん」
ソウル「…単刀直入に言いますね」
ソウル「…貴方、今…死んでるんですよ。」
「はいっ!!?」
ソウル「死んでる…っていうか、植物人間に等しい状態ですね」
「えぇえ…嘘でしょ…」
「…てことは……この場所、臨死体験の場所…的な?」
ソウル「その通りですね」
「マジか…」
「…てか待って!!?」
「うちがこんな場所に居るならさ…」
「クリスは!?クリスは居るの!?」
ソウル「ですね…」
ソウル「今、結構な範囲を探してるんですが…」
ソウル「それっぽい人影は見当たりませんね」
「ガチか…」
「…ん?」
「っていうか、臨死体験って…めちゃくちゃ重症な人が体験する事、だよね?」
ソウル「まぁはい」
「てことは…クリスは、まだ怪我が私より軽い、ってこと…だよね!?」
ソウル「ですね」
「…よ…」
ソウル「(よ…?)」
「良かったぁ〜〜〜〜!!!!」
ソウル「え”!?」
「え?」
「いや、だってさ…クリス生きてる、ってことでしょ!?」
「良かった…マジで良かった…(泣)」
ソウル「(面白いな主様…)」
ソウル「いや、確かにクリス様は生きておられますが…」
ソウル「主様は死んで居られるのですよ?」
ソウル「後…」
ソウル「臨死体験って…蘇生されるまでずっと続きますよ?」
ソウル「なので、生き返るまでずっとここで生活です」
「…」
「!!!!!??????」
↑
やっと状況理解した
ソウル「(面白いな…ww)」
「え、やばいじゃん!!二度とクリスに逢えない、ってことだよね!!?」
ソウル「字が違う気が..」
「どどどっっどどどうすれば戻れるっけ!!???」
ソウル「…とにかく歩き回るしかありませんよ…」
ソウル「それか、現実世界に戻るワープ?みたいなのがあれば…」
「おおおぉ…」
「…まぁ、とりあえずは探せ、ってことか…」
ソウル「ですね」
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―現実世界
ディセ「お前…誰だよ…?」
ディセ「(あの時教えられた内容と違う…悪い方向に向かって行きつつあるこの現状…)」
ディセ「(加えてクリスと翠は今絶対安静…うちだけで戦えるか…?)」
アズ?「っ…wやっぱバレちゃったかぁ…w」
ディセ「…だから誰なのか教えろっつてんの」
アズ?「良いよ、俺は優しいからねw」
ディセ「…」
✶謎の男は 変装を脱いだ…
ぱしく「俺は”ぱしく”。よろしく?」
ディセ「よろしくも何も…変な名前だな?笑」
ぱしく「よく言われる笑」
ドッ!!!!
ディセ「ッッ…!!っぶねーなぁ…!?」
ぱしく「わお、今の攻撃かわすかぁ…」
ディセ「てかここ狭いし…別の所で殺りあわねーか?」
ぱしく「ま…病人も居るしなぁ」
ぱしく「そこは許す(๑•̀ㅂ•́)و✧」
ディセ「(許してくれるんだ…)」
〜シェルター付近にて〜
ぱしく「ちょうどここが良いんじゃないか?」
ディセ「…」
ディセ「(よりによってシェルター…)」
ディセ「(嫌な思い出しかない…)」
ディセ「いーよどこでも。この物語の元凶がお前っつーなら…」
ディセ「うちはお前を殺すだけだし」
ぱしく「はは…それはそうだな」
ぱしく「けどさ…」
ぱしく「流石にバットvs素手は厳しいよ???」
ディセ「そんなハンデいる…??」
ぱしく「いる」
ぱしく「んじゃー…こっちも使って良い、ってことだな」
ディセ「…何を使うのさ」
ヴォンッ!!!
(ワープ開通)
リール「はぁいっ☆どーも!!リールちゃんでーす!!」
ディセ「はっ!!?」
ぱしく「応援だ」
ディセ「ちょ、それは――」
ぱしく「良いや、これくらいがちょうどいい。」
ぱしく「なんせこいつ弱いしw」
リール「あ”!?」
リール「お前の眼球刺してやろうか!!」
ぱしく「おー怖い怖い」
ぱしく「っていう茶番がいつもなら続くんだけど…」
ぱしく「…今回、そうは行かねぇな…」
リール「…悪く思わないでね。上からの命令だし」
ディセ「…っっっっっはぁああああああ…」
ディセ「うちもまた随分と舐められたもんだわ…」
リール「…どういう意味よ?」
ディセ「どういうって…」
ディセ「500人…いやもっとか…?」
ディセ「それぐらい人殺ししたうちにとっては…な。」
リール「500人!!?」
リール「え、嘘やだ…!!この子こんな歳で殺人やってたの!?」
ぱしく「お前…見込みあるぞ」
ディセ「は?」
ディセ「…そりゃあどーも」
ドガァッ!!!!!
✶強い 1発の 蹴り!
✶けれど…
ぱしく「…お〜ら、力もつえぇし…やっぱお前見込みあるって」
ディセ「!?…」
ディセ「(止められた…!?)」
ぱしく「よいしょっと☆」
ディセ「わ…!?」
ドゴッ!!!!💥
ディセ「っ”〜〜〜!!」
ぱしく「まぁ…俺達を手こずらせたら、の話だがな…」
リール「そうね…」
リール「でも私戦いたくないわ!!」
ぱしく「あ”!?」
リール「ドールちゃん達!あの子やっつけちゃって!」
ディセ「(ドール…!?人形系か…!!)」
ドーイ「ワァアアアアアアア〜〜!!!」
ディセ「いや多っ…!?」
ドッガッ!!バキバキっ!!ドゴッ!!!
ディセ「(これじゃまともに進めねーな…)」
ヒュオッ…
ディセ「(!!来る!!)」
ドガッ!!!!
パシッ!!
ぱしく「…バレたか」
ディセ「殺意マシマシすぎ。バレるわ」
ぱしく「ちぇー。」
ディセ「…(でも…)」
ディセ「(いくらなんでも…格の差が違う…)」
ディセ「(うちだけで…倒せるか…? )」
ディセ「(人形使いとフィジカルエグいやつ…)」
ディセ「…(うちだけで…相手出来るか…?)」
リール「よそ見しすぎ♡」
ディセ「ッッ!!!!」
ドガッ!!
ディセ「――っぶね!!?」
ドガァアァアアアアアア!!!!!
リール「あら、ドールちゃん…自爆した子も居るのね」
ディセ「(自爆人形…!?)」
ディセ「(そんなのも居るのか…!?)」
…ギィ…
ディセ「!」
ディセ「…確かに、自爆人形は強いな」
リール「うふふ、ありがとう♡」
ディセ「(けど…今のお陰で…シェルターが開いた…!!)」
ディセ「(まぁいざとなればぶっ壊せばいいだけの話だけど…)」
ディセ「っし…」
ディセ「(けど、まだ早い…)」
ディセ「(もう少し、コイツらの体力を削らなきゃな)」
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―異世界にて
「ゼェ…ハァ…」
「ど、どこにも見当たらない…」
ソウル「…まずいですね。このまま見つからなければ…」
「…いっそのこと…」
ソウル「やめてくださいよ??!」
ソウル「臨死体験の中で死ぬとか…」
「はいはい…分かってるけどさぁ…」
「…ほんっっとに出口見つからない!!!!(泣)」
ソウル「…出口、というか…」
ソウル「植物人間になっている時間だけ、この世界にいれるんです」
「そうだよね…」
「分かってる、誰かが蘇生しない限りはここから脱出できない」
ソウル「…ですね…」
ソウル「私もなにか力になれれば良いんですけど…」
「…いっそのことさ、あの流れ星にのって…遥か遠いところに行ってみたいな」
ソウル「…流れ星?」
「え、いや…今の空、めっちゃ星空でしょ?」
「だからさ、流れ星に乗って…空に行ったら綺麗だろなぁ、って」
ソウル「それですよ!!」
「え、何!!?」
ソウル「まだ…私達は陸しか歩いてません!!」
ソウル「空に行ってみれば、何かあるかも…!!」
「!!確かに…!!」
「え、でも空飛ぶってどうしよう…」
ソウル「大丈夫ですよ」
ソウル「私が貴方の体の中に入れば…”不死身の異形”が帰ってきます」
「あ、そうだった()」
「っし、やってみよう!!」
ソウル「はい!!」
ペカペカペカー✨️
翠「…よし、行けた」
翠「(てかこんな簡単に行けるものなんだ…)」
※ソウルが入っている時だけ、”翠”で行かせて下さい
翠「もう1回確認ね!!”不死身”の異形を使って空を飛んで…」
翠「怪しい所があったらすぐさまそこに行く!」
ソウル「ですね」
ソウル「じゃ、飛びますよ…!!」
翠「了解!!」
バサッ!!!バサバサ
翠「うぉぉおおお〜〜!!飛んでる〜〜!!」
ソウル「いや主様…タイタン戦で1回飛んでますよ」
翠「いやぁ…あのときはあんま記憶無くてね…」
ソウル「(そうか…)」
翠「とりあえず、そこら辺飛んでみよ!」
ソウル「ですね」
翠「ん〜〜〜…」
翠「いまんとこ、怪しい所は無い…かな」
ソウル「ですね…」
ソウル「…ただ、星空が綺麗なだけですね」
翠「…ほんと。」
翠「綺麗だよねぇ…」
✶星空に向かって 手を 伸ばしてみた…
✶すると…
ペカァァァァァァァァァァ✨️✨️
翠「!!!??」
ソウル「これは…!!」
ソウル「時空の歪み…?!」
翠「うぇえええなんで!!?」
翠「いや、私星空に向かって手を伸ばしただけだって…!!??」
ソウル「と、とりあえず落ち着いて下さい…!!」
ソウル「これで…現実世界に戻れるかもしれませんよ!!」
翠「た…確かに…!!」
翠「…よし、じゃあ…」
翠「行こう…!!!」
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―現実世界の病院
「…」
「…ッ…!!!」
「うぇッ…!!?ゲホッ、げほ…!?」
ソウル「…!大丈夫ですか!?」
「だい…じょうぶ…ゲホッ…!!」
「(そうか、タイタン戦で一瞬死にかけたからか…)」
ソウル「無理しないで下さい、ここは私が――」
「いや…大丈夫!体に入らなくても…」
ソウル「ですが…」
「大丈夫」
ソウル「…」
ソウル「分かりました…」
ソウル「ですが、お手伝いする事があればなんでも言って下さい!!」
「あはは、そう?」
「じゃ…早速」
「…クリスはどうなったか、見てきてくれる?」
ソウル「!」
ソウル「…分かりました。主様の命令であれば。」
「…ありがとう…!ゲホッ」
ソウル「(主様の部屋に居ないなら…やはり隣の部屋から探すべき…)」
ソウル「(…どうか、無事で居てくださいよ)」
ガチャツ☆
ソウル「失礼しま――」
クリス「…あ」
(※クリスが立ち上がって部屋を出ようとしていたところに出くわした※)
ソウル「…クリス様…」
ソウル「…起きていらっしゃったのですね」
クリス「…まぁ、うん」
クリス「…どうしてもさ、夢が気になっちゃって」
ソウル「…そうですか」
ソウル「幸いにも、主様は生きておられますよ」
クリス「…!良かった…」
ソウル「…まぁ、さっきまで臨死体験中でしたが」
クリス「え”」
ソウル「主様に命令されたんですよ…」
ソウル「クリス様の様子を見てきて、って」
クリス「…そっか」
ソウル「…片腕、大丈夫ですか?」
クリス「え…?あ」
クリス「…タイタン戦でしくじっちゃったんだよね」
クリス「変な感覚」
ソウル「…でしょうね…」
ソウル「…義手はおつけになられるのですか?」
クリス「…考えてるけど…1つ、思い当たることがあって」
クリス「…アレ、使えると良いんだけど…」
ソウル「…?」
ソウル「というか、クリス様…腕だけでなく、体は大丈夫なのですか?」
ソウル「先程、失礼ながらも”分析”しました。」
ソウル「…数ヶ月で治る程の傷を負っていても…それだけ動く意思があるとは…」
クリス「…あー…」
クリス「…プレイヤーのおかげじゃないかな」
ソウル「…まさか」
Player「そうそう!!だぁいせいかい☆!!」
ソウル「!!ゴナー…!!」
クリス「…え、ゴナーって言うんだ」
ゴナー「え〜?でも僕はPlayerの方が好きだよ?笑」
クリス「黙れ」
ゴナー「辛辣ぅ〜」
ゴナー「てか…雪ちゃんが居るとは思わんかったよ笑」
ソウル「その名前で呼ぶなゴミカスが…💢」
ゴナー「はっはっはwwww」
クリス「…知ってるの?」
ソウル「知ってるも何も…」
ソウル「…まぁ、私は…未完成作なので。」
クリス「…また闇抱えてる…」
ソウル「はい」
ゴナー「てか…クリス!!その腕無しでどうやって生きてくのさ!!」
クリス「いやだから…さっき言ったろ?1つ、思い当たることがあるって」
ゴナー「…?Friend?」
クリス「あー…違うかな」
クリス「まぁ、Friendでもワンちゃん行ける…かどうかだけど。」
ソウル「Friend…」
ソウル「…おすすめ…はあまりしないかと。」
クリス「知ってるの?」
ソウル「出会ったことありますよ普通に」
ソウル「笑い方が小賢しい…」
クリス「…確かに。」
クリス「まぁ…今は、思い当たるアレを取りに行かないとな…」
ソウル「…ちなみに、それって…?」
クリス「…あー…」
クリス「…シャドウマント。」
ソウル「!!!!」
ゴナー「あー!それか!」
ソウル「え、今シャドウマントとおっしゃいましたか!?」
クリス「え、そうだけど…」
ソウル「てことは…!また…」
ソウル「…」
ソウル「…!」
ソウル「すいません、取り乱しました」
クリス「いや、良いよ」
ソウル「ですが…シャドウマント、闇の世界にある…のでは?」
ソウル「タイタン戦で…主様が闇の世界を丸ごと封印しましたが」
クリス「うわ…そうなんだ」
ゴナー「そっか!クリス記憶無いもんね!」
クリス「どうしよ…流石に…」
ソウル「…まぁ、丸ごと封印したとはいえ…”完全に”封印した、とは言ってませんよ」
「つまり…それに賭ける、しか無いってことだよね…!?」
全員「!!?」
ゴナー「あ!!夢ちゃんd((((」
クリス「黙れ」
ソウル「主様!!」
✶すぐさま 体の中へ 入る
キラキラきらりん☆
翠「あ…ごめんごめん…」
ソウル「こんな怪我の状況で…何で来てるんですか…」
翠「だって…私も喋りたかったんだもん()」
ソウル「(理由かわよ…)」
翠「…って、クリス!!」
翠「腕は…大丈夫!?」
クリス「ぇ、あぁあ…」
クリス「…シャドウマントがあれば…もしかすれば行けるかも…って感じ」
翠「…分かった」
翠「行こう」
クリス「…怪我は大丈夫…?」
翠「大丈夫だよ!」
翠「それに…まだ闇の世界は完全に封印されたわけじゃない。」
翠「そうでしょ!?」
ソウル「――はい!!」
翠「よし、行くよ!!!」
クリス「でも…どこに…!?」
翠「」
✶翠は クリスの方に 振り返って こう言った。
翠「シェルター!!」
全員「!!?」
クリス「シェルターって…!!」
ソウル「可能性はあります…!!シェルターはもう何年も使われてません…」
ソウル「使われて無ければ使われてないほど、逆に頑丈になります…!」
ソウル「闇の世界の封印の耐久度ぐらい、あると思います…!!」
翠「それに…さっき、ちらっとだけど…シェルターら辺で黒い光が見えた!!」
翠「可能性は…十分にあるよ!!」
クリス「…分かった、行こう」
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―シェルター付近―
翠「来た…!!シェルター…!!」
クリス「…確かに、闇の泉の煙が見える…!!」
ソウル「…!!待って下さい!!」
2人「!?」
ソウル「シェルターの扉…開いてます!!」
クリス「…!?スージィがやっても壊れなかった扉が…!?」
翠「嘘…!?」
翠「しかも…シェルターの中から闇の泉がこぼれ出てる…!!」
ソウル「周りには誰かが戦った跡…」
ソウル「…おそらく、他に手段がなく…この手段を選んだのでしょうか」
翠「…じゃあ、シェルターの中にはまだ戦っている人が居るかも…!?」
クリス「ありえる…!!」
クリス「でも、こんな真夜中に誰が…?」
翠「…」
翠「…いや、居るじゃん。」
クリス「…?」
クリス「…あ…!!」
翠「とりあえず!!行こう!!」
クリス「…うん…!!」
ソウル「行きますよ…!!!」
キラキラキラキラキラッ!!!!!!
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お疲れ様でした!!!
1万4000文字…
なっっっがぁ…(´・ω・`)
いや多分…次回もこんな長さになるだろうけど…
…そろそろ、来たっぽいな。
_闘いの…前触れ。
…別にカッコつけてるわけじゃないよ!!?
マジで!!!!
あーもう良いや!!!
今回!!「輪廻の世界」
次回!!「【最終回】最期の試練を求めて」
もう次が最終回か…早いなぁ…」
主「….」
主「まぁ、頑張ろう。」






