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ㅤ rbr×sha
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ㅤ 自虐
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ㅤ 病み、死ネタ
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ㅤ rbr『』
ㅤ sha「」
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ㅤsha視点
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ㅤずっと一緒だって、そう言ってくれたのに
ㅤ約束したよね?なんで離れたの?
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ㅤロボロと離れてから俺はひとり。
ㅤいつもこの家に一緒に住んでいた
ㅤこの間までこの部屋で暮らしてたのに
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ㅤロボロは俺がメンヘラなのを知っていた
ㅤみんなにかまってほしい、注目を浴びたい
ㅤそんな俺と仲良くなったのは彼、ロボロだった。
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ㅤ面倒くさくて、寂しがり屋で。
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ㅤ最初はそんなとこも可愛いって言ってくれた
ㅤでも次第に面倒くさいって、はじめから俺は
ㅤそう言ってたじゃん。好きになったのは
ㅤそっちだよ
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ㅤそんなこと言ったってロボロは帰ってこない
ㅤまた一緒に、ここで暮らしたい
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ㅤ俺が悪かったんだ、10割悪かった
ㅤ嘘、9割俺。1割くらいあっちが悪い、
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ㅤ彼が嫌がる面倒くさいとこ
ㅤ家事だって一切しない(たまに手伝うけど)
ㅤそんな俺に愛想ついたんだ
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ㅤ「もし俺が死んだらどうする?」
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ㅤずっと昔にそんなことを聞いた
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ㅤ『どうするってなにも、俺も追うよ』
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ㅤそう言った彼は不思議そうに笑った
ㅤもちろん俺は嬉しかった、俺は心中とか
ㅤそういうのが好きだったし憧れだったから。
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ㅤ「俺から離れないでね?
ㅤㅤ俺を置いてかないでよ…?」
ㅤ『もちろん、ずっと一緒や』
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ㅤもう、いなくなってから1週間以上。
ㅤ元から病んでいた俺には限界だった
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ㅤ寂しいし、俺も、今からいくね
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ㅤrbr視点
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ㅤひさしぶりに帰ってきた
ㅤって言っても2週間くらい、
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ㅤシャオロンは音信不通だった
ㅤ俺が入院してからも、その後もずっと
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ㅤあいつの事やからメンタル参ってたり
ㅤしてへんか?俺よりもメンケアせな
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ㅤガチャ。
ㅤ鍵を開けると、つーんと鼻にくる匂いがした
ㅤうわ、なんやこの臭い、くさい
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ㅤ『しゃおr…』
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ㅤ俺の脳はそこで動かなくなった
ㅤ大好きだった彼が浮かんでいた
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ㅤ『ま、って、シャオロン…?』
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ㅤ何故?何故彼が死んでいる?
ㅤこれ、もう助からんよな…、多分
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ㅤ俺が悪かったん…?勝手に死のうとした俺が
ㅤ悪かった…?後追い的なやつ、?
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ㅤ最愛の彼が死んでいるのだ
ㅤ頭が混乱して、上手く呼吸ができない
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ㅤ『俺、生きとったって、』
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ㅤ急に涙が出たと思えば止まらなくなる
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ㅤ音信不通じゃなければ生きていたことも
ㅤわかってたんに、俺が悪いんか?
ㅤシャオロンは悪くないんか?
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ㅤって思ったって、普通、最愛の人が死んだら
ㅤ誰だってスマホを触らなくなるだろう、
ㅤ普段していることができなくなるだろう、
ㅤ通知だって切るだろう。
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ㅤシャオロンを責めるのは違う。
ㅤそれだけは確かだった
ㅤてなると俺が悪かった…ことになる
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ㅤせっかくメンケアしてもらって、
ㅤ少しだけど、治ったのに。
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ㅤ病院の先生にも
ㅤ
ㅤ『大好きな恋人が待ってるんですよ
ㅤㅤずっと音信不通なんですけどね、今すぐ
ㅤㅤ会いたいです、』
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ㅤなんて、微笑みながらそんなことを言った
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ㅤ先生も、看護師も、シャオロンも。
ㅤみんなごめん、ほんまに
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ㅤやっぱ死ぬのなんて間違ってた、だなんて
ㅤ死ねきれなかった時そう思った
ㅤそれが間違いだった、
ㅤ
ㅤ死ぬなら確実に逝けた方が良かったんやな
ㅤ
ㅤごめんよ、寂しがり屋なシャオロンには
ㅤきつかったよな。今も寂しいよな
ㅤ今すぐあいにいくからな
ㅤ
ㅤ 終