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#死パロ
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「恋愛感情なんか、ない!」
……はずだった。
「ねえ、yan桾。私たちってさ、一生ただの幼馴染だよね?」
「は? 当たり前だろ。お前に恋愛感情なんか、1ミリも湧いたことないわ」
夕暮れ時の放課後。教室で居残り課題を片付けながら、et彡とyan裙はいつも通りの軽口を叩き合っていた。
家が隣同士で、生まれた時からずっと一緒。お互いの格好悪いところも、ダメなところも全部知っている。だからこそ、二人の間に恋なんていうピンク色の感情が割り込む余地なんて、絶対にない。
……yan裙も、ついさっきまでは本気でそう思っていた。
動揺の放課後____
数日後の放課後。yan裙が部活の道具を片付けに校舎裏の倉庫へ向かうと、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「……あの、etさん! ずっと前から好きでした! 俺と付き合ってください!」
角からそっと覗くと、他クラスの男子生徒が、真っ赤な顔をしてet彡に告白している最中だった。
et彡は驚いたように目を丸くしている。
その光景を見た瞬間、yan裙の胸の奥が、ドクンと嫌な音を立てた。
(……は? なんだこれ)
心臓がうるさいくらいに脈打ち、喉の奥がカラカラに乾く。他人の告白を盗み聞きして緊張しているのではない。et彡が、自分以外の男のものになってしまうかもしれないという恐怖。
それが、yan裙が生まれて初めて自覚した嫉妬だった。
「ごめんなさい。気持ちは嬉しいんだけど、今はそういうの考えられなくて……」
et彡の断る声が聞こえた瞬間、yan裙は情けないほどホッとして、同時に自分の身勝手な独占欲に頭を抱えた。
「あいつのこと、ただの幼馴染だって言ったの、どこのどいつだよ……」
なんか、気まずい二人
その日を境に、yan裙の態度はぎこちなくなった。
et彡と目が合うだけで心臓が跳ねるし、いつものように距離が近いと、どうしていいか分からなくなる。
「ねえyan桾、最近なんか変。私、何か怒らせることした?」
「……別に。なんでもねーよ」
「嘘。目も合わせてくれないじゃん!」
廊下でet彡に詰め寄られ、yan裙は思わず一歩下がってしまう。そんなyan裙の態度に、et彡も寂しそうな、今にも泣き出しそうな顔をした。
「……もういい。yan桾のバカ」
そう言い残して、et彡は走り去ってしまった。
雨降って、地固まる
その日の夕方。突然の激しいゲリラ豪雨が学校を襲った。
生徒たちが慌てて雨宿りをする中、yan裙は下駄箱でet彡の靴が残っているのを見つける。
(あいつ、傘持ってきてねえはず……)
胸騒ぎがして、yan裙は置き傘を一本掴むと、激しい雨の中に飛び出した。
案の定、et彡は校門近くの木の下で、小さくなって雨宿りをしていた。肩が小刻みに震えている。
「etさん!」
「……え、yan桾? なんで……」
yan裙が傘を差し出すと、et彡の瞳からボロボロと涙がこぼれ落ちた。
「だって、yan桾が最近冷たいから……。私、yan桾に嫌われたんだと思って……」
「嫌うわけねーだろ!」
yan裙は思わず、et彡の手首を掴んで引き寄せた。一つの傘の下、二人の距離が急激に縮まる。雨の音に消されそうなほど小さな声で、でも真っ直ぐに、yan裙は言葉を紡いだ。
「俺、お前が他の男に告白されてるの見て、おかしくなりそうだったんだ。あいつに etさんを取られるのが、めちゃくちゃ嫌だった。……ただの幼馴染だなんて、もう思えない」
et彡は目を見開いたまま、固まっている。
「……etさん。俺、お前のことが好きだ。幼馴染としてじゃなくて、一人の男として」
そして、二人は――
静寂が二人を包む。雨の音だけが響く中、et彡の顔がみるみるうちに真っ赤に染まっていった。
et彡は俯き、yan裙のシャツの袖をぎゅっと掴む。
「……ずるいよ。そんなの、私だって…… yan桾に冷たくされて、すっごく苦しかった。yan桾が他の女の子と話してるの見るの、本当は、ずっと嫌だったんだから……」
et彡が顔を上げ、涙目のまま、ふにゃりと嬉しそうに笑った。
「私、yan桾じゃないとヤダ」
「……それ、OKってことでいいんだよな?」
「当たり前でしょ! バカ!」
どしゃ降りの雨の中、一つの傘の下で、二人はようやくお互いの気持ちを重ね合わせた。「恋愛感情なんか、ない!」と言い張っていた毎日は終わり、明日からは、世界で一番甘くて近い恋人としての毎日が始まる。
コメント
6件
ノベルだぁ〜💓雰囲気めっちゃ好き🥰🥰🥰
🍗🍫 すぎて 好き (?) 学パロ ありがた 😭😭😭😭
りとさんのリクエストです! 好みに合ってれば幸いです!