帰ってきた!ラム透け☆((((??
なんか続編まだできそう(!?)
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ラヴside
『…ーちゃん』
『……おにーちゃん』
『ラヴおにーちゃん!』
ラヴ「っえ…………?」
ラヴ「ここどこ…」
???「あれぇ…分かんない…?」
ラヴ「分かるわけねーって…お前誰だよ…?」
???「わ、わすれちゃったぁ…?」
ラヴ「え、えぇっと……どっかで会ったっけ……?」
???「…おにーちゃん……」
赤く、そして橙に光った目をした白髮の少女だった。
…そしてどこか、俺に似た横髪をしていて――
???「…おにーちゃんの、いもーとだよ、ヴィラだよ。」
妹、だと…?
ラヴ「…妹なんて…俺…いない…はず……だぞ?」
ヴィラ「いるよぉ…おにーちゃんのしてること、ヴィラぜんぶしってるもん……」
ラヴ「………」
ヴィラ「さつじんきさんの、おにーちゃん。」
ラヴ「あ……」
…この子…ふわふわしてるのに…何か…
ラヴ「………でも俺行かねーと……」
ヴィラ「やだ、いかないでぇ…」
ラヴ「え、えぇ……てか俺ん家どうやって入った…!?」
ヴィラ「こわした!」
ラヴ「壊した…?」
ラヴ「……ドアを!?((」
ヴィラ「うん!」
ラヴ「……これは蹴ったってとこか…」
ヴィラ「わかるのぉ?かっこいいねぇ」
ラヴ「まぁ……」
修復しねーと……((( ※ラヴさんは治すことが可能なのだ!※
ラヴ「……んっ………」
ヴィラ「わぁ…?」
ラヴ「っしょ………」
ヴィラ「かっこいーね!」
ラヴ「ありがとー…」
〜♪(※着信音)
ラヴ「……誰だ…?」
ラヴ「…」
ラヴ「はぁぁ…っ……」
思い切りため息を吐いてスマホをタップする。
“今すぐ俺ん家来い”そう書いてあるLINEの通知を。
ヴィラ「だーれ?」
ラヴ「っわ…」
身を乗り出して問う。…こんなやつが俺の妹とか信じ難いが…
ラヴ「…親友。」
ヴィラ「しんゆー?」
ヴィラ「どんな人どんな人!?」
ラヴ「……」
どんな人って…まぁ…別にこれがどうこうなるわけじゃないし普通に答えるか…
ラヴ「…少し無愛想だけど結局はしっかり俺の話を聞いてくれる信頼できる人。」
……流石にクズは入れられなかったな。
ヴィラ「……そーゆー人が好き?」
ラヴ「…まぁ、あいつはうるさくねーし…」
ラヴ「……って、今すぐだし…」
メッセージを送信してから立ち上がって玄関へ向かう。
ヴィラ「どこ行くの?」
ラヴ「その親友ん家だよ。」
ヴィラ「…」
ラヴ「やらなきゃいけねーから。」
ヴィラ「なんで?」
ラヴ「…は?」
ヴィラ「どうしてそんなことするの?」
ラヴ「…」
ヴィラ「むかしのおにーちゃんはそんなことどうでもいいっていってたの」
ラヴ「……昔と比べる気か。」
ラヴ「…すまねーな、俺はそういうの気にしねーんだ。」
ラヴ「今は救うべき命を殺した分救うって決めてんだ。」
ヴィラ「……」
ラヴ「んじゃ、好きにしてていいぞ」
ラヴ「行ってきます」
“おう、今行くから”
それが届く頃、ゆっくりと時間は過ぎていく。
命が今日もここで減るように。
―――砂時計は散るのです。
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次回から終盤スタートになります。
#17ですからね…(((
砂時計は例えです。
まぁ何が散ってるかは多分分かると思いまs(((
(@^^)/~~~
コメント
2件
毎回言葉選びが神すぎるんだよぉ!! ヴィラちゃん…ロ…リ…?(お巡りさん、こいつです) 散る…日常が?それか大切な人…??