テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
sxxn様より緑×黄短編Rなしバトエン作品
こちらnmmnに該当します。
バトエン苦手な方上記内容全て意味がわからない方はブラウザバックお願いします🔙
わんく
緑「黄ちゃん今日も待っててくれたの?」
夕暮れの駅前で、緑は柔らかく笑った。
黄「当たり前やん!緑くん一人で帰るん寂しいかなって」
黄は屈託なく笑う。その笑顔が、緑は何より好きだった。
緑は成績優秀で、運動もできる。何をやらせてもそつなくこなし、人当たりもいい。けれど本当は、自分の感情を飲み込むのが癖になっていた。
一方の黄は、誰にでも優しく、困っている人を放っておけない。
だから緑は知っていた。
黄の「特別」は、自分だけのものではないことを。
緑「黄ちゃんってほんと優しいよね。」
黄「そんなことない普通やで」
その”普通”が、緑には苦しかった。
ある日、黄は知らない後輩に腕を引かれ、相談に乗っていた。
黄「そんなに泣かんで、俺でよかったら話聞くから」
優しく頭を撫でる黄。
その光景を見た緑は、静かに視線を逸らした。
(……まただ。)
怒る資格なんてない。
黄は誰にでも同じように優しいだけ。
それでも胸の奥が焼けるように痛かった。
その夜、緑は黄を呼び出した。
黄「緑くんどしたん?こんな時間に珍しいね」
緑「黄ちゃん」
緑は穏やかな笑顔のまま尋ねる。
緑「俺のこと、好き?」
黄「え?もちろん大好き!」
即答だった。
だからこそ苦しい。
緑「じゃあ、誰かが黄ちゃんを好きになっても、同じように笑うの?」
黄「……え?」
黄は困ったように首をかしげた。
黄「俺、よう分からんよ緑くん」
緑「そうだよね」
緑は笑う。
「黄ちゃんは、そういう人だから」
その笑顔は、今にも壊れそうだった。
数日後。
黄は友達から聞かされる。
紫「緑、転校するらしいぞ」
頭が真っ白になった。
慌てて緑を探し、人気のない廊下で見つける。
黄「緑くん!!!なんで言うてくれんかったんよ!?」
緑「言ったら、黄ちゃん止めるでしょ。」
黄「当たり前や!」
黄の声が響く。
黄「俺、緑くんと離れたない!」
その言葉を聞いても、緑は静かだった。
緑「黄ちゃん…」
少しだけ目を伏せる。
緑「黄ちゃんの『離れたくない』は、友達にも言える言葉だよ」
黄「違う!」
緑「何が違うの?」
黄は言葉を失った。
好き。
一緒にいたい。
失いたくない。
いなくならないで。
どうして。
胸の中には確かにあるのに、それをどう言葉にすればいいのか分からない。
沈黙だけが流れた。
緑は小さく笑う。
緑「ほらね」
その笑顔は、初めて見るほど寂しかった。
緑「黄ちゃんは優しいでも、その優しさじゃ俺は幸せになれない。」
そう言って背を向ける。
黄は手を伸ばした。
けれど、届かなかった。
ホームに滑り込む電車。
扉が閉まる直前、緑は窓越しに最後の笑顔を向けた。
緑「ありがとう」
それだけだった。
春が過ぎても、黄は時々駅前で立ち止まる。
黄「緑くんやったら、ここでも笑顔やろな」
そう呟いても、返事はない。
スマホの連絡先は残ったまま。
最後のトーク画面も、「元気でね。」という一言で止まっている。
何度も返信を書いては消し、結局一度も送れなかった。
黄はようやく気づく。
あの日、ちゃんと「好きだ」と伝えられていたら未来は変わっていたのかもしれない、と。
けれど、その答えを知る人はもう隣にはいなかった。
お疲れ様でした♪バトエン初書きなのでこんなもんでいいのか謎もっと責めてもいいのか?バトエン書いたことある方教えてください😭😭
♡超えるの早くてびっくりしました!ありがとうございます!!
リクエストもまだまだお待ちしておりますのでたくさんいただけると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました♪
15♡next↓赤×黄 メリバ
#る
🥀
22
#LAN いるま 暇72 すち みこと こさめ
コメント
1件
**黄くんの「違う」って叫んだとき、めっちゃ切なかった……。** 緑くんの優しさが逆に黄くんを追い詰めてて、お互い好きなのにすれ違うのが辛すぎた。 特に「その優しさじゃ俺は幸せになれない」って台詞、胸に刺さったわ。 **黄くんがあの日「好きだ」って言えてたら——って終わり方、余韻やばい。** バトエン初めてって言うけど、感情表現めちゃ丁寧で読み応えあったよ!