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サトウ
6,878
44
流血表現あり
不穏
rt「奏斗さん!なんで!?」
kn「僕らが仕組んだことだからだよ。」
奏斗が目を青く光らせる。
本気だ。
先輩後輩関係無しの、ヒーローとヴィランの戦い。
だが、ヒーローも人間だ。
すぐに切り替えられるはずがない。
kn「そんなんじゃ、すぐにやられるよ。」
rb「くっ!」
弾をどうにか受け流すが、距離を縮めることができない。
rt「ここじゃ俺は力が使えねぇ!」
rb「リト!!」
rt「ガ、ハッッ」
kn「一瞬のスキが命取りってね。」
奏斗の弾が、リトの腹を貫いた。
kn「あとはるべだけか」
rb「ッッッ!!!!」
狙う的が一つになったとでも言うように奏斗は容赦なく撃ってくる。
リトを庇いながら戦うことは容易ではなかった。
rt「るべ、一回っ、ひけ」
rb「そうっ、ですね!!」
kn「逃さないよっと!!」
rt「グッ、あんま、舐めんなよ!」
kn「うわ、」
リトが腕を撃ち抜かれたが、雷を起こし壁を作る。
奏斗が怯んだ隙に、ショウがリトを抱えて退却した。
kn「あーあ。逃がしちゃった。」
――
mn「なんで、ここに?」
hb「ん〜?これなぁんだ?」
mn「!?!?」
雲雀が持っていたのは1つのUBS
何とは言わずとも、それに何がはいっているのかはすぐに分かった。
mn「まさかっ」
hb「そのまさかだよ」
mn「なら俺は…」
―先輩を敵として倒さなくちゃならない。
マナの台詞は言葉にならなかったが、雲雀はその言葉を察したのか薄く笑った。
hb「それでええんよ、ヒーロー。もともと俺等は相容れない存在なんやから」
mn「ッ!!」
マナがレイピアを振りかざす。
敵である前に先輩だ。
攻撃なんかしたくない。
そんな心情からか、刃先は震えていた。
hb「やっぱ、優しいんやね。マナくんは」
mn「え、」
雲雀はその刃を避けなかった。
マナが怯んで刃先を変える。
その刃は、雲雀の頬の皮膚を薄く切り裂いただけだった。
hb「、ごめんな」
雲雀がマナを抱きしめる。
急なことにマナは動けなかった。
雲雀が何かを後ろに投げる。
それがだんだんと光っていった。
hb「一緒に、逝こ」
――
sr「アハハハッ、さすがヒーロー。結構避けたね」
セラフはそう笑いながら、ナイフや千本針などたくさんの武器を投擲してきた。
kgt「グッ!!」
tt「!!カゲツくん!!」
wn「てぇやっっ!!!」
sr「大剣だと隙ができやすいよ」
wn「う”ぅ”っ!!」
tt「ウェンくん!!」
気配を消せるカゲツも、大剣を振るうウェンも、セラフの攻撃を避けられない。
ドンッと遠くで何かが爆発した。
wn「!!?なに!?」
sr「…!!まさか、」
そこで初めてセラフが動揺した。
その隙にカゲツが忍術を使う。
kgt「今の俺等じゃ勝てん!!一回ひかんt、ウグッ」
tt「カゲツくん!!!」
kgt「に、げ…」
tt「っ!ウェンくん!カゲツくんは任せて!」
見失いかけたカゲツの身体をイッテツが支え、わたくもくんが示す道を行く。
sr「逃げたか。俺も、この状態じゃ…」
文字通り煙に巻かれたセラフは、逃げた彼らを追うことはせずに、仲間の無事を祈った。
sr「ゴメンね」
――
ri「、やっぱり、vltの皆さんがいるんですね」
ng「おや、鋭いですね。普通は私とセラ夫の二人だけだと思うでしょう?」
ru「盗むのはひばっさんか…。アンタ、こんな事する人だったのかよ」
ng「先ほども言ったとおり、私たちはいい人間ではありませんよ。…それより、そちらのお仲間さんは大丈夫ですか?
ri「え?」
アキラに言われ、とっさに通信機を確認する。
リトとマナとカゲツの生命反応が薄れていた。
ri「う、そ」
ru「っ!アイツら…」
ng「そんなにすぐに信じていいんですか?」
ru「ぐあッ」
隠し持ったスタンガンでアキラがロウを気絶させる。
ri「ッ!ロウ!!」
ng「私は貴方がたも御存知の通り、戦闘要員ではありません。ですので、逃げさせてもらいますよ。」
ri「俺が逃がすとでも!?」
ng「そうせざる負えないでしょう。いくら彼が白狼といえど、許容を超える電気を喰らえば死にますから。」
ri「は…?」
ng「ここにある機材すべてにそれくらいの電気がはいっています。まぁ、人選ミスですね」
ri「それって?…ぐっ」
ng「貴方にも気絶してもらいますよ。…。私たちが生き残るために少々痛めつけておきましょうか。」
アキラがゴツい手袋にはめ替え、二人へと向かった。
コメント
3件
🫣🫣🫣🫣神作 続き待ってます!!!!ありがとうございます!!!!
うわ、第2話からいきなり重い…!奏斗の裏切りがまさか仕組まれたものだったとは。リトが庇われて貫かれるシーン、心臓に悪かったです。あと雲雀がマナを抱きしめて「一緒に、逝こ」って、優しいのに絶望的で震えました。アキラの「人選ミスですね」も冷たくて不気味で…。みんなの生命反応が薄れてるのも気になります。続きが気になりすぎます!