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#からつけあっきぃ まぜ太 ぷりっつ ちぐさくん あっと けちゃ
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らあく♡☆
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『笑っている君が、一番心配だった。』
「いつも通りの6人」
――朝。
校門へ続く道を、ひとりの男子高校生が走っていた。
ちぐさ「やばいやばいやばい!!遅れるぅぅぅ!!」
鞄を抱えながら、全力で走る。
ちぐさ「今日こそ早く起きようと思ってたのにぃぃ!!」
そして――
ガラガラッ!!
勢いよく教室の扉を開ける。
ちぐさ「はぁ……はぁ……お、おはよぉぉ……!」
教室にいた5人が、一斉に振り返った。
あっきぃ「……。」
まぜ太「……。」
ぷりっつ「……。」
あっと「……。」
けちゃ「……。」
ちぐさは固まる。
ちぐさ「……え?」
5人は顔を見合わせる。
そして――
あっきぃ「遅いよ〜!!」
ちぐさ「うわぁぁぁ!!」
まぜ太「お前、今日何時に起きた?」
ちぐさ「7時!!」
まぜ太「遅ぇよ。」
ちぐさ「えぇ!?7時って普通じゃない!?」
ぷりっつ「学校始まるん8時半やで?」
ちぐさ「……。」
ちぐさ「…………。」
ちぐさ「間に合ったからセーフ!!」
あっと「ギリギリすぎるけどね。」
けちゃ「ちぐ、朝ごはん食べたぁ?」
ちぐさ「食べてない!」
けちゃ「やっぱり!!」
けちゃが鞄から小さなお菓子を取り出す。
けちゃ「これあげる!」
ちぐさ「えっ、いいの!?」
けちゃ「うん!」
ちぐさ「けちゃ大好きー!!」
けちゃ「えへへ〜!」
その様子を見ていたまぜ太が呆れたようにため息をつく。
まぜ太「朝からうるせぇ……。」
ぷりっつ「まあまあ。いつものことやん。」
あっきぃ「それよりちぐちゃん。」
ちぐさ「ん?」
あっきぃ「髪。」
ちぐさ「……え?」
あっきぃがちぐさの頭を指差す。
あっきぃ「寝癖。」
ちぐさ「…………。」
ちぐさが慌てて髪を触る。
ちぐさ「うそぉぉぉ!?」
ぷりっつ「めっちゃ跳ねとるww」
まぜ太「どんな寝方したんだよ。」
ちぐさ「知らないよ!!」
けちゃ「ちぐ、ライオンみたい〜!」
ちぐさ「けちゃまで!?」
6人の笑い声が教室に響く。
――これが、いつもの朝だった。
6人は昔からずっと一緒。
誰かが遅刻すれば全員で待っていて、
誰かがお菓子を持ってくれば自然と分け合って、くだらないことで笑って。
6人にとっては、当たり前の日常だった。
昼休み
6人は机をくっつけて、一緒に昼食を食べていた。
ぷりっつ「ちぐ、それ一口ちょうだい。」
ちぐさ「やだ。」
ぷりっつ「なんで!?」
ちぐさ「さっき俺のおかず取ったじゃん!」
ぷりっつ「それはそれ、これはこれや。」
ちぐさ「意味わかんない!!」
あっと「ぷり、諦めな。」
ぷりっつ「あっとまで!?」
すると、けちゃがちぐさの弁当を覗き込む。
けちゃ「ちぐ、これおいしそう!」
ちぐさ「食べる?」
けちゃ「いいの!?」
ちぐさ「うん!」
けちゃ「やったぁ!」
まぜ太「……お前ら、距離近すぎ。」
あっきぃ「今さらじゃね?」
まぜ太「それもそうか。」
6人で笑う。
そんな中――
ちぐさがふと窓の外を見る。
ほんの一瞬。
笑顔が消えた。
あっきぃ「……?」
あっきぃがちぐさを見る。
しかし、ちぐさはすぐに振り返った。
ちぐさ「あ、そうだ!!」
あっきぃ「ん?」
ちぐさ「今日放課後どっか寄ってかない?」
けちゃ「行くー!!」
ぷりっつ「ええやん!」
まぜ太「どこ行くんだよ。」
ちぐさ「んー……みんなで決めよ!」
あっと「じゃあ放課後までに決めようか。」
ちぐさ「賛成ー!」
また笑う。
あっきぃは少しだけちぐさを見つめた。
あっきぃ「……。」
けれど、何も言わなかった。
――まだ、このときは。
ただの小さな違和感だったから。
放課後
6人は教室を出て、廊下を歩いていた。
けちゃ「ねぇねぇ!今日クレープ食べたい!」
ちぐさ「いいね!!」
ぷりっつ「俺も食べたい!」
まぜ太「お前ら甘いもん好きすぎだろ。」
あっと「でも、ちぐも好きじゃん。」
ちぐさ「うん!!大好き!」
あっきぃ「じゃあ決まりだね。」
6人は笑いながら歩いていく。
夕方の廊下に、6人の声が響く。
誰も知らなかった。
この何気ない毎日が、
これから少しずつ変わっていくことを。
一番近くにいる5人でさえ、まだ知らなかった。
いつも笑っているちぐさの本当の気持ちを。
――第1話・終わり。
そして――
コメント
3件
読み終わったよ〜!😭💕6人の掛け合いがめちゃくちゃ自然で、もうずっとニヤニヤしちゃった♡ 遅刻してきたちぐちゃんを5人が待っててくれたところとか、けちゃがお菓子くれるところとか、全部が「いつも通り」で微笑ましいのに…最後のちぐちゃんの一瞬消えた笑顔と「本当の気持ち」の伏線がすっごく気になる!!明るい日常に隠れた切なさがエモすぎる…続き早く読みたい〜!!✨