テラーノベル
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暖かいベッドで眠って。
起きたら十分な食事を摂って。
退屈な時間に欠伸をして。
スマホを見たりする。
味に文句はない昼食を食べて。
お風呂に入って。
ちょっと遊んでみたり。
退屈な夕食を摂って。
薬を飲んで眠る。
退屈だけど恵まれている。
世の中にはもっとつらい人がいっぱい居る。
私の辛さなんて所詮子供の絶望程度で。
私は幸せだと思う。
客観的に見たらそうだから。
優しい友人に理解のある家族。
これ以上何を求めると言うのだ。
私は幸せ。幸せなのだ。
これ以上の幸せはないくらい。
変わってくれる人がいるなら変わっておくれ。
私の幸せを謳歌して。私は隠れて死のう。
後どのくらい私はこの幸せな人生を歩まなくてはいけないのだろうか。
早くこの幸せが終わりますように。
今日こそ安らかに眠りたい。
コメント
1件
MAKOさん、第10話読みました。 「客観的に見たらそうだから」って一文に、すごく胸が締め付けられました。恵まれてるのに苦しい、感じてはいけない気持ちを押し込めて「幸せ」と言い聞かせる主人公の声音がリアルで……。最後の「今日こそ安らかに眠りたい」という祈りみたいな願いが切なくて、しばらく動けませんでした。この表面上の平穏と内面の深い絶望のギャップ、MAKOさんにしか描けない繊細さだと思います。続きがとても気になります。
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