家に帰り夕食を食べ終えて2人で寛いでいるところに青井が切り出した。
「明日は出勤するか。」
「え!マジか!やっとだぜ!」
「そんなに働きたかったの?wお前そこまで仕事熱心なタイプじゃないだろ。」
「ダメって言われたらやりたくなるのが人間すよ。早く犯罪者滅多打ちにしてぇ。」
「張り切るのは良いんだけど無理すんなよ?」
「分かってるすよ、ほどほどでやる。」
上機嫌で話していたつぼ浦が急に青井と目が合うとソワソワしだして落ち着きが無くなり、青井から少し距離を取った。
「どうした?怖くなった?」
「あーいや?風呂入ってこよっかな、今日は1人で入るす。」
「そ?何かあったら呼んでね、いってらっしゃい。」
風呂から上がると青井に声もかけず寝室に直行した。眠いのか?それともまた何かあったのか…と不安になりながら青井も風呂を済ませ寝室に急ぐと、つぼ浦は反対を向いて背中を丸めていた。
「……アオセン…」
「起きてたのか、どうした?」
「……キス…したぃ…」
「こっちおいで。」
目が合うと抱き寄せて軽く口付けた。つぼ浦が恥ずかしそうに目を伏せて小さな声で呟く。
「…おわり?」
「ん?じゃあもう1回。」
「ん……あの、ちがくて…もっと、その…」
「ごめん、これ以上したら我慢できなくなるから。」
「…しなくていい、から…もっと…」
潤んだ目で見つめられる、その視線が既に熱く色気を孕んでいるのに気付いた。
「あーそういう事…えっちなのしたいの?」
「…ぃ、わせんな…///」
「ごめん、誘ってくれたのが嬉しくてついね。しよっか、口開けて?」
久しぶりだしあんな事があったしまだ全快じゃないし優しくしなきゃ、と理性を働かせるがつぼ浦のほうが拙いながらも積極的に舌を絡めてくる。
「んん…ちょ、つぼ浦、本当に抑えらんなくなるからあんまり、さ…」
「いいの。あおせん…///」
「本当に良いの?大丈夫?」
とろんとした目を向けながら頷く。力強く抱き締めてこの数日間を取り戻すように長く濃厚なキスをした。
「ん、ふぅ…はぁ…はぁ…♡ちょっとまって…」
「苦しかった?ごめん。」
「ちが、あの……まだなんでもワガママ叶えてくれる?」
「うん、俺にできる事ならなんでも。」
「…じゃあ今日、最後までしてほしい…///」
「今日…はちょっと急じゃない?久しぶりだしさ、明日なら…いや3日後…1週間後か…?」
「やだ、だめ。今日がいい。」
「なんで今日?心の準備できたから?」
「上手く言えねぇけど、なんつーか…アオセン好きな気持ち大きくなったから…あとアオセン俺の為に色々してくれたし、俺もなんかしたい…」
つぼ浦の決心を汲み取りたい気持ちは山々だが、流石にハードスケジュールすぎるだろうと頭を悩ませた。
「そっか、ありがとう。嬉しいよ。うーん……じゃあ今日はちょっと急すぎるから明日にしよう。」
「明日は絶対?」
「うん絶対。今日はその準備頑張れる?」
「分かった、どうすれば良い?」
「つぼ浦は俺に委ねて、気持ち良くなってくれれば良いよ。」
微笑みかけてからまた舌を絡める。くちゅくちゅ音を立てながら服を脱がせた。
「んは、はー、はぁ…はぁ…♡」
「いつもより息荒いね、大丈夫?」
「…はぁ…へい、き…」
「ゆっくりやろう。どこしてほしい?」
「ぇ……みみ…///」
「好きだね、いっぱいしよ。」
耳にふぅ、と息を吹きかけると小さく震えた。舌で周りをなぞり、耳たぶを緩く吸う。
「…ん…んぅ、ぁうっはっぁっ♡」
「超敏感じゃんかわい♡舌中入れるね?」
「まってぁっんん…っふっ…やっんっ♡」
「きもちーね、しんどかったら言ってね。」
「だいじょぶ、だけどんぁっあっふぁ…♡」
耳の中を丁寧にねっとり舐めながら胸の突起を摘んで擦る。つぼ浦は何故だか分からないがいつもより深く快楽に溺れてしまう、そんな自分の身体に恐怖を覚えてしまった。
「あっうぅっ…あおっせっ…まってっんぁっやっすと、っぷっんっ♡」
「休憩する?水持ってくる。」
「はっはぁ…ううん、やだ。いかないで。」
「じゃあ服脱いでギューってしよう、そっちのが好きでしょ。」
青井も服を脱ぎ裸になって抱き寄せ、優しく撫でるとすぐに穏やかな表情になった。
「大丈夫?疲れちゃった?」
「違う、なんか…怖くて…」
「何が怖い?やっぱり嫌だった?」
「いやなんか、その…いつもよりきもちーの、がおっきくて…///俺変になったのかと思って…」
「変じゃないよ。んー…久しぶり、てのもあると思うしつぼ浦が前より素直に気持ち良いのを受け入れられるようになったんじゃないかな。俺は嬉しいよ。」
「……アオセンが嬉しいなら…いいか…」
「そうやって俺のこと想ってくれるのも嬉しい。でもどうする、怖いならやめる?」
「それはだめ、明日は絶対。」
「本当に変なとこ頑固だな。じゃあ続きする?」
「…ん、して…///」
優しく頬を撫でながら唇を重ねる。舌を吸うと再び身体の力が抜けていくのを見て目を細めながら絡めた。
「お尻やって平気?」
「う、ん…」
「なるべく辛くないようにするから、頑張ろうな。触るね。」
「ん、んぅ…はっぁっ♡」
「良かった、ちゃんと感じてるね。中入れるよ?」
「んぅう…あ、まっ…て…きもちっんっ♡」
「手握るか?ちょっとずつ動かすよ。」
抜き差ししたり撫でたり掻き回したり、ゆっくり中を愛撫すると腰を浮かせてビクビク震える。
「うぅっあっ…はっんんっやぁっあっ♡」
「はーかわい♡指増やすね?」
「うんっ…んあっはぁ…ふぁっうっ♡」
「大丈夫そうだね。つぼ浦のきもちートコ触って良い?」
「んぅ…ちょっと、だけな…」
「分かった、ちょっとだけね。ココだよな。」
「ひぅっ!?あっんぅううっ♡」
グッとしこりを押しただけで身体を仰け反らせて達してしまった。青井以上につぼ浦が驚いて戸惑っている。
「あれ…イっちゃったか、指抜くね。我慢してたの?」
「んはぁっはぁっはぁっごめ、なん、で?」
「頭追い付いてないか。気持ち良かった?初めてお尻だけでイけたな。」
「…んぅぅ…きも、ち…?」
「もうちょっと頑張れる?もっと慣らしたほうが明日痛くないと思うから。」
「ぅん…してほし…///」
「水は?持ってくる?」
「大丈夫、もう平気だから続き…///」
「そんなえっちになっちゃって♡早くしてほしいの?」
「うぅ…分かってる癖に、いじわる…」
「ごめん、でもこれはつぼ浦が可愛すぎるのがいけない。じゃあもっかい入れるよ?」
大丈夫かと少し不安になりながらも指を2本いっぺんに入れてみたが、つぼ浦はすんなり受け入れ嬌声を上げた。
「ん、ふぅぅ…ぁっうぅ♡」
「もうすっかりか、良い顔してる。」
「あっ…んんっそれだっめっぅあっ♡」
「これ好き?気持ち良いね。」
「んっんうっはぁっうぅっあっ♡」
とにかく明日の為に、と優しく丁寧に解していくが時間をかければかける程もどかしさが募っていく。
「んあっあっ…あおせっもっむりっうぅっはっ♡」
「ごめんもうちょっと我慢できる?…もう1本指増やすね、ゆっくり入れるから力抜いてて。」
「はぁ…ぁあうう…♡」
「平気?痛くない?」
「うん、だいじょぶ…」
「良かった、動かすから痛かったらすぐ言って。」
「はっんんっうっ…あぁっ♡」
また時間をかけて丹念に解すがつぼ浦はもう限界が近づいていた。
「はぁっはぁっあおせっんっ…ほんと、にっもうっんんっ♡」
「ごめんね、こっちしような。」
中に入っている指をバラバラ動かしながらずっともの欲しげに主張していた熱を擦ると、大きく腰を跳ねさせて善がっている。
「あっあっいっしょはっだめっうぅっ…きもっちっはっ♡」
「ごめんね辛かったな、我慢できて偉いよ。いっぱい出しな。」
「ふぅっんっあっあおせっあおせっんっんぅぅうう♡」
指をきゅうぅ…と締め付けながら勢い良く精を放った。抱き寄せられながら息を整えると眠気が押し寄せてくる。
「頑張ったな、明日出勤もするし寝な。」
「…んー…あした、さいごまで?ぜったい?」
「うん絶対だよ。おやすみ。」
コメント
4件