「んっ…ふあ”っ‥」
半ば無理やり押し倒され、口づけをされた。これがまた長いのだ。
「dn、何してたの?」
「んぇ…何って…恋バナ?」
「ふぅん…?」
相変わらず不機嫌な顔で此方を見下ろす。押さえつけられた両手は抵抗できないように縄で結ばれていて、なんかいつもと違う。やば。
また口づけ。さっきより長い…?頭がふわふわして、涙が浮かんでも、mfくんは止めない。
「んん”っ…ふっ…ぅあっ//」
やっと離してくれた頃には息が切れて、mfくんの吐息が全身を巡っているくらい。そのくらい、長かった。
「これさ、ほんとに恋バナ?」
顔を近づけて、もうぼやけた視界の中で彼は言う。俺の胸元を掴み、瑞華がめくった跡を更にめくる。
「え…ちょっ‥/」
「これ、何してたの」
「え、こ、恋バナ…//」
「俺のなのに。…垂らさないでよ」
「ふぇっ…/」
俺…?の…
「俺の。…ごめん」
「いや、あ…えっ‥//」
「dnが他人に崩されるの見ちゃって嫌になった。ごめん」
「あぇぅっ…え…/mfくんの…俺っ…/」
やばい。前からそうだったのに。言葉で言われると恥ずかしいよお…
「そう…今日はこんな事する予定じゃなかったけど…瑞華に可愛いdnを取られたくなかった。」
「え…いや…えっと…」
手が使えないので、足でmfくんを近づける。
頬を膨らました彼はとても可愛くて。
「何?」
「俺はmfくんの。大丈夫。だーいすき。」
「っ…!」
「ね?」
「…ごめん。やりすぎた。
大好きだよ、dn」
「えへへ…俺も。」
mfくんはもっと体を密着させ、そのまま二人で沈んだ。
「…ん…♡あっ…」
ゆっくり、じっくり。長い時間二人で愛を伝え合っていたけれど、そろそろ体力も限界。明日持たなくなってしまう。
「…っと。そろそろ浴室へ行って…寝る?」
「…んそうする…!」
やはり流石だ。最初押し倒されたときはどうなるかと思ったけれど、しっかり俺のことがわかってる。嬉しいな。
「じゃ、一旦服着ようか。もう遅いし侍女も休んでるだろうけど」
「そうだね‥!」
「どうしたの?」
「っ…こ、腰が抜けてて…立てないっ‥」
「…!
いいよ、俺が連れてく。どうせ浴室も廊下隔てた先だから裸で大丈夫か」
「え!?」
ちょ、流石に裸で…自分の宮でも誰かに見られたらどうすんの…
「…待って。俺服着るね。dnには布巻いて…それでいい?」
「い、いよ!」
さっきよりはマシだろう。まあ、見られてしまったら体型がバレて男だとわかられてしまう…けれどmfくんはきっと気を使ってくれるのだろう。それより疲れすぎてもう考えることも面倒くさい。
「ん、じゃ」
ひょい、と軽々持ち上げられ、驚きを隠せない。
回された腕はやはり筋肉質でガッチリとしていながらも毛一つ生えていない清潔感のあるところが如何にもmfくんらしい。
「お、お願いします…?」
「なにそれ。別にdnのいい匂いで俺嬉しいよ?」
「っ…//へんたいっ‥」
「嘘。ごめん」
「っ…」
悪戯に笑う彼はやっぱりいつもの俺が大好きなmfくんで。でも少し恥ずかしいことを言われたお見舞いにぱちっと軽くでこぴんをかました。
「いて…笑」
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遅れて申し訳ないです…!今!今日!母がいなかったんです!父インフル!イコール一人!今だって思って書きましたね…今から塾の宿題です★
コメント
4件
わ~大変なのに投稿凄い!助かる。 やっぱりスパダリ端華ちゃんに嫉妬してたんだね、その勢いのまま 襲うとかもう、ツンデレ(ヘタレ)は栄養素が高いよ、ほんとに。 俺のってずっと連発して好きな人のことになると精神年齢が下がるって 可愛いが過ぎるってぇ。最初のディープキスでも「これがまた長いのだ。」 って言う癖して拒まないのがdnちゃんだよね、好き。沈んでいくって 表現相変わらずかっこいいな。あとあと、mfくんが最後に噓。って言うのが いいよね。シンプルこそ最大の尊い!悪戯笑顔に毎回キュン死するdnちゃんの初々しさがやばい。もう久々の配給だったから物凄い長文になっちゃった。 ノベルはetちゃん視点のmfdnに決まった!現在執筆中。 塾の宿題とかも頑張れ!のあっちもインフル気を付けてね~!
瑞華とのやりとりに嫉妬してるmf君最高です!! mf君スパダリなの尊すぎます!
続きありがとうございます!! キスがとっても長いのって、すっごくいいですねー♡キスのところだけで尊いが溢れてて、キュンキュンしましたー♡ お父様インフルなのですね、私もインフルで…w意識朦朧としながら読ませてもらって、熱上がりそうです♡wのあさんもお気をつけて!