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〜切り札はハートのエースってね〜エース編
ガチャ
「遅いぞ太宰!!2時間31分23秒の遅刻だ!!!!!!」
「は?え?ん?え?なんで怒られてんの?俺?なんか悪いことした?」
ポカン
「な、ななな何を言っている唐変木!!!!とうとう頭が狂ったか!!!!
い、いちよう聞くがお前名前は?」
「エース・トラッポラ!ピカピカの高校1年生♪どうぞヨロシク。後切り札はハートのエースってね♪ボソ」
国木田が大暴するところだったが敦が先に言った
「え?どどど言うことです?貴方、太宰さんでは?後、最後何言いました?」
「太宰?だれそれ。しーらない。それに何も言ってないけど?」
「ら、乱歩さんこれは一体どういうことなんですか!?」
「待ってってば。いまから推理するから。異能力、『超推理』!!!分かった。こいつは外見は太宰だが
内見はさっきこいつが言ったエース・トラッポラと言う奴だ。」
「え、そ、それは本当ですか?」
「本当だよ。なんせ僕は名探偵だからね!!!」
「名探偵、ねぇ。へぇ、面白そ。てかここに、魔法とかハートの女王とかいないわけ?」
「そんなのいる訳ないだろう!!!」
「そっかぁ。え?マジで?だったら一生このままという可能性も?」
「有り得なくは無いね。」
「うっげぇ。まじかぁ。あ、そいえばアンタ、さっき異能力、とか言ってたけどあれなんなの?」
「異能力というのはですね、えっと言葉で説明するのは難しいので実際にやってみましょうか。」
「異能力!『月下獣』!!!」
「ほへぇ。すげぇ。虎になった。」
「はい、元々エースさんの外見の人は反異能力者で『人間失格』という異能無効化の能力者でした」
「そうだったんだぁ。てか、エース“さん”とか敬語ってのやめてよ。むず痒いし」
「あ、だったらエース、だね」
「うん!それでいい」
「友情を深めるのもいいけど警戒した方がいいよ、“ポートマフィア”がくる」
「え!?本当ですか?ポートマフィアが来るって…」
「ポートマフィアぁ?何それ。物騒な名前だなぁ。(“武装”探偵社も普通に物騒です)」
「ポートマフィアはねぇ、夜を専門として活動していてマフィア、と付いているからもちろん殺しもし、組 織を守るためなら仲間も殺す、そんな組織だ。でもなぜ停戦中なのに探偵社に…?」
「殺し屋、か…俺の世界じゃ考えも思いかねぇ。争いも全然なかったし…嫌な予感がする。何か…」
コツン
「何か…」
コツン
「あるような…気がする。」
ガチャ
「よぉ、探偵社。これで合ってるか?森先生」
「バッチリだよ。中也君、いや今はレオナ君だったね。」
「そうだぜ?忘れんなよ?もし忘れたら…」