【注意】
・☃️が今までドラマで演じてきた役が出てきます
・キャラの口調や性格が異なる場合がありますのでご了承ください
・ドラマのネタバレを含む場合がありますのでご注意ください
・捏造です
・ご本人様とは関係ありません
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♢ side Mitsuya Shohei
あの後、俺は北沢さんに連れられ大手企業のビルへ連れて行かれた。まさか北沢さんがそんな凄い人のボディーガードとは当然思ってもいなくて、社長である「天王寺 陽」さんを目の前にした時は背筋が凍った。でも俺の事を快く歓迎してくれて、また友達が増えた気がして俺は嬉しかった。
……そんな俺に、もう1人凄い友達が居る。
「……ちょっと早く来すぎたかなぁ……、」
公園でぽつり、そう呟く。今日の天気は曇り空で、傘は持っていない。天気予報によると午後から降る予報だが、その友達に聞いた方が早そうだ。
と、待っていると。
『っお待たせ〜!』
「あ!来た来た!」
『ごめんね、待った?』
両手を合わせ、「ごめん」と少しあざとい仕草をする彼は俺の友達の「夏目 幸大」。空港で働く航空管制官。一時期海外へ行っていて外国語を話すことが出来る凄い人。気象予報士の資格も持っていて、俺の尊敬する友達。
「全然待ってない!むしろ俺が早く来すぎたから、ごめんな?」
Natu「全然良いよ、なら良かった!」
言葉から分かる通り、誰にでも優しい聖人の様な人。幸大と友達で良かったと思う。
「あ、そうそう。今日天気どうなるか分かる?」
Natu「いやー正確には分からないけど……今日は雨降らないと思うけどなー?」
「ホント?俺傘持ってなくてさ……降ってきたらどうしようって思って……。」
Natu「大丈夫!一応折り畳み傘2つ持ってきてるから!」
「えホント!?幸大助かる〜……。」
Natu「風邪引いちゃ大変だからね、翔平も警察関係の仕事してるんだから無闇には休めないでしょ?」
「まぁ……そうかなぁ、」
Natu「とりあえず!久しぶりに会えたんだし、昼ごはんでも食べに行こう?」
「うん!どこ行く?」
Natu「うーん……あ、あそことかは?」
♢
幸大といつ出会って、何でこんなに仲良くなったかはあまり覚えていない。気付けば仲良くなっていて、気付けば一緒に過ごす事も増えた。仕事の話もたまにする様になって、一緒に酒も飲むようになって。
Natu「翔平?」
「ぅん?何?」
Natu「いや俺の顔ずっと見つめてるから……どうしたの?何か付いてる?」
「あぁいや!何も無いよ!」
Natu「ホントにー?」
「……ただ、幸大と友達で良かったなって思っただけ。」
Natu「え!何急に、翔平ってそんな素直だったっけ?」
「……人生何があるか分からんから!」
Natu「何それ、笑……まぁ確かにそうだね。俺も翔平と友達で居れて楽しいし良かったと思ってるよ。」
「やっぱり人を楽しめるのって得意だからさ〜。」
Natu「だね、翔平の得意分野。」
「んはは笑」
と、2人で笑い合いながら公園で談笑していると……。
『……あれ、三ツ矢君?』
「!、照久さん!それに……北沢さんとハルさんまで?」
偶然、先日知り合ったばかりの3人に出会った。
Natu「……知り合い?」
「うん!最近知り合ったばっかの人達!」
Natu「へぇぇ……やっぱり翔平ってコミュニケーション高いよね笑」
「幸大も高いぞー?笑」
Natu「えぇそう?笑」
「えっと、この人が照久さん!」
Teru「初めまして、「山本 照久」です!」
「で、この人がハルさん。」
Haru「俺は「天王寺 陽」。よろしく。」
「この人がハルさんのボディーガードの北沢さん。」
Kita「……どうも、「北沢 辰之助」です。」
Natu「初めまして、「夏目 幸大」です。よろしくお願いします。」
「てか、偶然ですね!」
Teru「だなー!何してたの?」
「友達の幸大とプライベートでよく会ったりしてるんで、今公園で雑談してた所です!3人は……?」
Haru「取引先から帰ってきた所。元々は北沢と2人で居たんだけど、照久とたまたま会ったから一緒に歩いて帰ってる。」
「ほんっとによく会いますよねー笑」
Teru「そうなんだよ、ハルさんと北沢だけにはめっちゃ会うのマジで!笑」
Haru「北沢と照久が一番会ってるだろ。」
Kita「……腐れ縁です。」
Teru「別に良いじゃん!笑」
Kita「いい意味で!な?」
Teru「えぇ嬉しいこと言ってくれんじゃん。」
Kita「……ったく……。」
Natu「やっぱり翔平の友達ってめっちゃ明るい人が多いよね〜。」
「そうー?」
Natu「うん、羨ましいな笑」
Teru「え、じゃあ今度一緒に飲みに行きません?」
Natu「え、逆に良いんですか?」
「照久さんすぐに潰れるから2人きりは辞めといた方が良いよ笑」
Natu「えぇ笑」
Teru「三ツ矢君は経験者だから笑」
と、5人で再び楽しく会話をしていた時の事だった。
『おい待て!!』
少し遠くの方で声がする。
「?、」
Natu「なになに……?」
Kita「……ハルさん気を付けて。」
Haru「分かってるよ。」
Teru「不審者とか……?」
そこに居たのは……。
『っはぁ、っはぁ……!』
『待て!!』
時代に合わない、戦国時代の様な服を纏った男性と、それを追いかける警察2人の姿。
Teru「……映画の撮影?」
Kita「だったら俺達はここに居ちゃ駄目だろ。」
Haru「……へぇ……。」
Natu「え、ハルさんどこに?」
Haru「……ちょっと、聞いて欲しいことがあるんだが、良いか?」
コメント
1件
今回も良かったです😊 やっぱりあべちゃんはナイスフライトの夏目くんだったかー👍笑 だんだん揃ってきたね😆そのうち全員揃いそう笑😆😊 最後の戦国時代のような格好の人ってまさか...定信様?舘様の予感🌹🌹😆😊 続き楽しみにしています😆☺️