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猫「今日はとりあえず終わりだ」












『はぁ~い……』












バタッ












猫「っ!?オイ!大丈夫…か…」












寝てる…












『むにゃ…れいん様……』












『だいすき…………』












猫「っ、俺の、事か…」












猫「そういえばコイツ、一人暮らしか…」











猫はアンジュの口に触れるだけのキスをすると人間の姿に戻る










レイン「…ベッドにでも運んどけばいいか」











そして優しくベッドに下ろすとキッチンへ向かった。










レイン「……汚ぇ」











カップ麺やエナドリが大量に散乱しており、ちゃんとした食事を摂っていない事はひと目で分かった











レイン「コイツ……そんなんで今まで過ごしてたのか?」











確かに女らしい柔らかい体ではあったものの軽く、肉付きが足りないようにも感じた











レイン「ん……?変態か?俺」











適当に野菜炒めなどを作るとベッドで すよすよと寝息を立てているアンジュを起こす










レイン「オイ、起きろ」











鼻をつまんでやると間抜けな声を漏らして目を覚ました










『いっ、いいいいい匂いがする!?』











俺が口を開くまもなくダダダッと下へと階段を駆け下りていく音がする











レイン「腹減りすぎだろ……」











半ば呆れと加護欲を煽られるのを感じつつ追いかけて階段をおりる











『いただきまーすっ!!もっもっ……

美味しぃぃ!?』











目を見開き俺を見る











レイン「……なんだ。そんなに見て」











『いや…大好きだなぁって』











レイン「っな、に馬鹿なこと言ってんだ

早く食べて寝ろ」











『はぁ~い……』











ふわぁ~と、大きな欠伸をして箸を進める











『うん……私と永住して欲しいんだけどいい?』











レイン「良いわけねぇだろプロポーズか」











『そうですけど~??笑』

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