「よし!順調に行けてるぞ!」
犠牲者はまだ1人しか出ていない状況で『 氷のエリア』まで来た。他の班は滅茶苦茶になっているがこの班はまだマシだ。そうして次のサイコロを引いた
「えーっと2か。えーっとマスの言葉は『 次の人は死』。」
呆然とした。しかし、みんな悟った。これは自分が死ぬだけでなく他人も死ぬのだ。と。そして次の人は秋山だ
「次は私か。みんなごめん。先に逝ってるね。みんな生きてね。バイバイ」
と言い残し秋山から氷が出てきて、氷に閉じ込められ凍死した。俺が殺したと言っても過言ではない。
「どんな気分だ?辛いか?お前が殺したんだぞ?その面見せてくれよ。おれはその顔が大好きなんだ!」
と人形が近づいて言ってきた。俺はその声も聞こえないほど絶望に満ちていた。俺は好きだった人を殺してしまった。
そうしていると1人の生徒が声を掛けてくれた
「おい!しっかりしろ!あいつもこのゲームが始まった時から死ぬことは考えてたはずだ!ここで諦めたらあいつは無駄死にしたことになる!諦めるな!あいつの分のも生きるぞ!」
そう言われて目が覚めた。俺もこのゲームが始まってから死んでもおかしくないと言う気持ちが心の奥底にあった、それはみんな同じだった。気を取り直して双六を続けようとしたら、『 喋ったら死』を引いていたやつが『 喋らないと死』を引いてしまった。この時点で死が確定した。そいつは何も言わずに諦めたかのような顔で凍死した。この班も残り5人になった。さして薄々勘づいていた。難易度が上がってきていることに
残り1時間8分
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