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『 氷のエリア』とは『 火のエリア』よりマップが長いことに気がついた。しかしマップの長さより気になったことがある。それはマスに書いてある言葉だ、そのうちのひとつに『 死んだ人を1人生き返らす』と言うのがあった。俺はそのマスを目指してサイコロを振り続けた。そして2を引けばそのマスにたどり着く。
「2こい!2こい!2こいいいいい。」
結果は3だった。泣きそうだった。しかしありがたいことにあとひとつでも数が多かったら俺は死んでいた。なぜならもう氷のエリアが終わるからだ。そして次の人にサイコロが移った。
「頼む!2を当ててくれえええええええ」
「任せとけ!」
しかし出なかった。最悪なことに5だ。そうしてそいつは死んだ。あと4人で2マップ。最低でもあと1人死ぬ。俺が死ぬ確率は25%。しかしよく考えたらこのゲームは生きるか死ぬかの50%だ。確率を考えたらその分追い込まれる。考えるにしても高い方を常に意識しよう。
そして1人の犠牲とともに新たなエリア『 氷のエリア』が解放された。しかしその犠牲とは裏腹に皆には絶望が生まれた。
そして運命の1回目俺の番だ
「あ、ごめん。ヤバいの当てちゃった。『 10ターン以内にクリアしないと死』だ。」
「は?お前やったな。正直に言う。無理ゲーだ。ただでさえ絶望してるのに、この2つのマップを10ターンでクリアするのは。お前らも薄々勘づいてるだろ?エリアが進む事にマップが広くなってること。そして『 死』のマスが増えていっていることに。なぁ教えてくれよ高橋。この状況からどうやってクリアするのか。」
「分かってんだよ!んなこと!お前に言われなくても!クリアの仕方なんて分かんねぇよ!このゲームに強制参加させられた時からな!」
橋本に突っかかれて強く言ってしまった。確かに橋本の言うように、マップが広くなっていること、『 死』のマスが増えていることはわかっていた。つまりこれはエリアはマップの一部なのではなく、難易度を表してるんだ。と気づいた。橋本の言うように無理ゲーだ。
残り47分
1時間を切りました
追記
これを作っている途中に気づいたのですが、2話の『 水のエリア』の題名は水ではなく氷です。すいませんm(_ _)m