⚠︎︎この作品は赤葦と北さんが女の子です。それぞれ木兎と侑とくっつけます。ハピエン予定です!あと、久しぶりにこういうの書くのでミスがあっても見逃してくださいm(*_ _)mそれと、エセ関西弁注意です!下手くそなので許してね(;;)
もう一度言います。この作品は女体化です。
それでも全然いーよって方は是非とも楽しんで読んで言ってください!!!
ここ、メイド学校では様々なお金持ちに買われるためのメイド達が頑張って勉強し、実践し様々な事を経験する。そんな中お披露目の会でお金持ちの方に気に入られるとその人のところに専属メイドとして雇われることもある。そんなメイド学校の優秀な生徒、赤葦京治と北信介は明日お披露目の会に参加する。
2人の出会いは赤葦が入学してから1ヶ月くらいたった時だった。1年前に入学した何でも真面目でちゃんとしている北は、その優秀さからすぐに先生たちのお気に入りとなっていた。その為気に食わなかったほかの生徒から日々いじめを受けていた。しかし等の本人はそんな所には鈍感だったようで花が机に置いてあれば「綺麗な花やなぁ、どっかに飾っときましょか」と、花の手入れをし教室を華やかにし、靴や鞄が隠されていれば「誰かが間違えて持って行ってしまったのね。まぁ、予習は済ませてあるからまだ困りませんけど」と、見事に嫌がらせをかわしていった。しかし北も所詮は人間。出来すぎているけどミスもある。北はノートを切らしてしまったのだ。(裏でいじめっ子達が捨てていた)次の授業はノートが必須「どうしましょう…これじゃ授業が受けられへん…」と1人教室に残って悩んでいた所に来たのが移動教室から戻ってきていて、ちょうどウチのクラスに通りかかった赤葦だった。そんな赤葦は直ぐに状況を把握したのか、「私の予備のノート使ってください」と北を恐れることなくノートを渡してくれたのだ。普段からいじめられ、クラスの子に近づけさせないなんとも不思議なオーラを出している北にとって、赤葦の存在はとても大きなものになっていった。それから2人は普段から話すようになり、気がつけば〈気の許せる親友〉となった。北と赤葦は互いの学年1位2位を争う優等生で2人で過ごす時間が長くなるほど、勉強も、実践も、テストも、言葉遣いやマナーなども、全てが完璧になっていった。
このメイド学校には、沢山の生徒が通っている。その中で成績優秀者20人が毎年お披露目の会に参加する権利を貰える。普通は3年生からほぼ選ばれるのだが、今年は北と赤葦もその20人の中にいた。北は言われたことを完璧にこなすその実力、赤葦は他人を深く観察し、悩みや欲求の解決策を瞬時に思いつき実行出来るある意味1つの才能から多くの先生たちがこの2人を推薦したそうだ。その事が伝えられたのはつい先週。いきなり校長室への呼び出しをされ、そこに行くと成績優秀者だけが貰える光り輝くブローチが置いてあり、校長が2人に一言
「おめでとう。君たちは選ばれし20人の1人だ。どうかその実力を存分に生かしておいで」
と言われた。その時はきちんと対応した2人だが、校長室を出るなり、「北さんっ!!!」「京治ちゃん!凄いよ!!!選ばれちゃったよ!!!ウチら!」「ほんとですよ…!!びっくりしました笑」「一緒に頑張ろうな!」「はいっ!」と、ちゃんとした女子高生らしくキャッキャキャッキャと嬉しさを分かちあっていた。が、それが気に入らないのがいじめっ子達だった。近くの物陰でブツブツと悪口を言うその存在に気がついていた赤葦は、すれ違い様に一言「ざまぁみろ」とだけ言って成績優秀者達の特別授業を受けに北と歩いていった。一方北は嬉しすぎて赤葦以外は見えていなかったようだった。
特別授業の教室に着いた2人は、先生達によって制服を脱がされ、気がつけば身体の採寸をされていた。2人とも初めて肌を見せ合い頬を赤らめていたが、これから起こる出来事に胸を膨らませていた。その後長い長い説明を受け、赤葦が窓の外を見ると、とっくに太陽は沈み、美しい満月が夜空に輝いていた。
そんな生活が続き数日後、ついにこの間採寸したメイド服が届いた。北は少し短めのスカートで動きやすさを重視した可愛らしいメイド服、赤葦はロングスカートの上品さが溢れるメイド服だった。何故ロングスカートなのかを説いても何も答えてくれず、指を柔らかそうなピンクの唇にスっと当てるだけだった。その他の生徒も、それぞれ自分に合った服を作られており、この学校が凄いことを改めて実感した。
ここからは時間が進むのが早い。それから様々な準備をし、ついに明日はお披露目の会だ。
その日、2人は見たことも無いほど立派で大きな建物に連れていかれそこでこの前作られたメイド服に身を纏った。その後ホールのような場所で待機を命じられ、お金持ち様が来るまでは自由にしていて良いと言われた。自身のメモ帳を見返す者や、大きく深呼吸をして精神を安定させる者、ホールに出ている沢山の豪華なご馳走に目を輝かせる者がいる中で、安定に2人は話をしていた
「ついに来てしまったんやね」「そうですね…」「緊張しと??」「はい…少し」「いつもの京治ちゃんならだいじょぶよ」「ふふ、ありがとうございます。北さん」
なんてお互い励ましあってる中、ついにお金持ち様が到着した。
「おーーーー!!!めっちゃ広い!!!すげぇええ!!!」と、バーンと大きな音をたてドアを豪快に開けたのは髪を見事に立たせた大男だった。その男はずんずんと部屋に入り、キョロキョロとあたりを見渡したあと、「あっ!!!」と言う大声と共に大股で突然の大きな音にびっくりして固まってる2人の方に来たと思ったら、赤葦の手を掴んで「お前!!!可愛い!!!!!!好き!!!!!!!!!」と、文になってなくて、よく分からないことを言った。等の本人も「へっ!?!?」なんて素っ頓狂な声を出していた。その後すぐに抱っこされ「2人ではなそーぜ!!!」と連れてかれてしまったけど……笑。「き、北さん!!!たすけッ…」って赤葦は騒いでたけどすぐにその声は聞こえなくなってしまった。
「け、京治ちゃん…笑、確かにべっぴんさんやけど…まさかこんなすぐに連れてかれるとは思わんかったわ……笑」「へぇ〜あの子お友達なんですか??」「!?!?」北が微笑していると、突然後ろから声をかけられた。その男もさっきの大男に負けず劣らずの大男で、北は少し固まってしまった。それでも大男はめげず、「かわえぇ子の周りにはかわえぇ子がいるって本当やったんなぁ」「なぁ、少し俺達も話さへん??」と、言ってきた。これは気に入られた…のか??とも思いつつ、「はい。私で良かったらよろしゅうお願いします」と、きちんと返事をし、2人でほかの所に移動した。
今私は何が起こっているのだろう…えっと確か北さんと一緒にお披露目の会に来ていて、それで…バンって大きな音が鳴ったのに驚いていたら、急に体が宙に浮いて…いや、その前になんかなんか凄い褒められた気が…
赤葦がぐるぐると考えてるうちに、足は地面に着いた。「なぁなぁ!お前名前は??俺はね〜木兎って言うんだ!!!」「は、はぁ…」「ねーねー、俺、お前のこと好きになっちゃったんだけどさぁ…俺と付き合わね??」「はぁ…」「聞いてるの!?!?」「え、あ……はい??」予想外すぎる出来事に、いつもは冷静に対処できる赤葦の脳は全くもって機能しなかった。「とりあえず、名前、教えて??」「なまえ??あぁ…名前……」「そうそう!」「赤葦…赤葦京治です」「あかーし??可愛い名前だな!!!」「はぁ…」「さっきからそればっか笑笑」「いや…ちょっとびっくりしちゃって…すみません」「いーよいーよ!!!」「でさ、あかーし…俺の所おいで」「……!?!?!?!?」「ブハッ笑かわいー顔」赤葦が驚くのも無理はなかった。だってたとえお披露目の儀式に参加できても、その場でご主人様が決まることはそうそうなかったからだ。いい感じの雰囲気になっても、結局雇って貰えず悔しい思いをする生徒の方がよっぽど多く、赤葦は「ここに来れるだけでも素晴らしい事だし、3年生を、差し置いて私が選ばれるなんて事ないでしょうから、私はゆっくりどんな感じなのか見て回りたいですね」と北に話していたのだ。なのに実際赤葦はあの場にいる誰よりも早くにご主人様に、雇ってもらえることが決定してしまったのだ。「なぁ、俺の所においで、あかーし」「は、はぃ…」「本当!?!?やったぁあぁぁあ!!!!!!!!!!!!」「大好き!!!あかーし!!!」「大好きって…!?!?え、何言ってるんですか!!!ご主人様っ!!!」「驚いてるのもかわいーねぇ〜!!!あ、俺のことは木兎さんって呼んでよ!!!」「ぼ、木兎さん…あの、私はメイドですよ??メイドの私なんかに、そんな…好意は勿体ないです」「え〜いいじゃん…俺、あかーしのこと見た時すっげぇ好きって思っちゃったんだもん(;-; )…シュン」「!?!?」赤葦は思った。あ、これめんどくさいやつだ。と、そして冷静さを取り戻してきた赤葦の脳は動いた。「そうですね。私も木兎さんみたいな立派な人に気に入って貰えて嬉しいですよ」「……!!!あかーし俺に気に入って貰えて嬉しいの!?!?俺も嬉しい!!!!!!」「ふふ笑」なんとか危機を乗り切った赤葦なのでした。
一方その頃、北は侑と名乗る男と食事をしながら話していた。「へぇ〜、北さんは高校2年生なんやぁ〜!!!」「はい、そうですね」「そしたら、俺の1個上なんやな、お姉さんって感じや笑」「……!?!?」「え、何びっくりしてんすか笑俺、正真正銘高校1年生ですよ??」「そ、そうなんですね…随分立派な身体をしてるからもっと大人かと思いましたよ……笑」「そしたら、北さんには俺の専属メイドになってもらいますから、よろしゅう頼みますよ」「……え?」「せや!北さんの方が年上なんで俺に対してタメ口でええですよ」「それは…ちょっと」「いいやないですか!!!俺、かわえぇお姉さんタイプのメイドさんほんまに探しとってん!!!」「それならかまへんけど…」「!?!?ほんまかわえぇぇぇぇぇ!!!!!!これからもよろしくな!北さん!!!」「はいはい笑」「あと!俺、双子で治って言う奴がいるんで、俺のことは侑って呼んでください!!!」「えっでも…さすがにそれは…」「お願いします!!!!!!」「わ、かった」「やったぁあぁぁあ!!!!!!!!!」
それから沢山話し、楽しい時間を過ごしていたが、侑がトイレに行ったのを見計らって北の所に他のお金持ち様がやってきた。
「君〜可愛いね。そのスカート、凄い短いけど…触らせてよ」「…え、困ります。やめてください」「いいじゃんいいじゃん!ほら、あっち行くぞ」怖い…嫌だ…誰か……北は恐怖から目をぎゅっと瞑り抵抗した。「ほら、さっさと行くって言ってんだろ!!!」「キャッ」男が強く北の腕を引っ張ったと思ったら…「おい。お前何やっとんねん」と、トイレから帰ってきた侑が鬼のような形相で男を睨んだ。「…あつ…む??」「北さん。1人にしてすんません。こんな奴に構わなくていいです。離れましょう」「うん…」その後を男が着いてくることはなかった。「北さん…ほんまにすいません…俺が少し目を離したばかりに…」「ぜんぜんえぇよ…むしろ助けてくれてありがとーな…侑。私、凄い嬉しかったで」「北さんのことは俺が守りますから…安心してください」「それは心強いなぁ笑」「だから、北さん…俺の家に来てくれませんか??」「もちろんえぇで、こちらこそよろしゅうお願いします」
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹
コメント
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(о'¬'о)ジュルリ
あかん北さんと赤葦のメイド姿見たいわ 続き楽しみにいています!