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「ねぇ涼太…どっか行かない?」
偶然オフが重なって…部屋で寛いでいると誘われた
「今日中に、この靴磨きたいんだけど…」
目の前には、たくさんの革靴が…
宮舘、お気に入りの靴達は…手入れをしないと品質が落ちる
「だったら良いよ。阿部ちゃん誘う…」
偶然、阿部も一日オフで…
翔太は、スマホを打ち始めた
「よし、送信…」
LINEを送ると、返事が届く
「早っ…」
すぐにOKの返事が届き、阿部の車で買い物へ…
「ねぇ…。何で涼太が着いてくるの?さっき、俺の誘い断ったのに…」
助手席に座ろうとした渡辺を、強引に下ろして後ろに乗せ
隣に、ちゃっかり乗車して…シートベルトをはめている
「靴の手入れは、もう良いの?」
「あれは次の休みに、きっとやる…」
「ごめんね阿部ちゃん…涼太も一緒に…」
「本当に2人は、仲良いねぇ…」
苦笑いした阿部が車を出して…
こうして3人は、買い物に出掛けた
「翔太は何が買いたいの?」
阿部が声を掛けて来る
「特に無いけど。ちょっと外に出たくてさ…」
その声に、元気がないと感じてしまい
「何かあったの?」
心配症の宮舘が、声を掛ける
「ん…ちょっとね…」
言葉には出さないが、落ち込んでいると感じ…
【それなら2人で出掛けて、元気付けてやりたかった】と…今更思う
「ごめんね…阿部ちゃん、大丈夫だから」
笑顔でそう話し掛けると、阿部も笑顔を返してくれた