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#命の選択
ぷち
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MAKO
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なっちゃん
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第2話
「おかえりなさいませ」
目を開けると、私は暗闇の中にいた。
初めて来たのに、何度もこの景色を見たような…そんな気がする。
『なにこれ…指輪はめて死んじゃった系?』
「いいえ、貴方は死んでいないわ」
私の独り言に答えたのは、暗闇に紛れた猫だった。
喋ってる時点で猫かも怪しいけど….
『死んでない…じゃあここどこなの?』
『返答次第では…ちょっと痛い目見てもらうかもだけど…』
私はそう答え、背中に背負っている部活用のバックから弓を取り出した。
そもそも、そこの黒猫が落とした指輪をはめてからここに来たんだ
この黒猫がなにかしでかしたに違いないと直観的に感じた。
「ふふっ…まぁ、そう警戒しないでちょうだい。」
この感じも久しぶりねと、黒猫は言った。
…..私以外にも同じような人がいたのかな?
「貴方にはやってもらいたいことがあるから…」
私は構えた弓を下ろし、警戒を解く
『…やってもらいたいこと?』
「….すぐに分かるわ」
いやいや、説明して欲しいんだけど!と思ったが、突っ込む暇もなく私は再び意識が無くなってくる。
「さぁ、目を開けて…彼らを助けてあげて」
「貴方なら…もう一度戦えるわ」
黒猫がなんて言っていたのかは分からない。本当に…これからどうなるのか….。
私が再び目を開けると真っ先に目に入ったのは、豪華な天井、そして綺麗な瞳を持ったイケメンな男だった
『….えっ!?なにここ!!凄すぎ!!』
「おかえりなさいませ、主…..さ..ま…?」
『えぇ!?イケメン!!かっこよ!!てかここどこ!?」
待って、スルーしたけど主様って何?
妙に受け入れてしまっていた。
「えっ….と…..主…様…..ですか…?」
『えっ?…っと、そう…ですかね..?笑』
私が苦笑しながら答えると、ピンクメッシュの入ったイケメンは明らかに動揺した表情を見せた
自分なりに整理すると、おそらく私はここの主という人物と間違えて呼び出されたのでは?と解釈した。
『あっ、いやすみません….調子乗って肯定しちゃって笑』
『なんか間違って呼び出された感じで合ってますか…ね?笑』
明らか違う世界線な感じするのに呼び出されるってどゆこと?って感じだけどまぁ、そうとしか思えない。
「いっ…いえ!すみません….貴方であっています!!」
『うぇぇ!?マジでそうなの!?』
「あっ…あの、急で申し訳ありませんが、私を覚えていますか?」
『えっ?』
嘘…どこかで会ったことある?でも、明らか外国っぽくない?私出身日本だし….。それになんか….でも..見覚えはある気がする..のに思い出せない…。
『…..』
「あっ…いえ、忘れてください。」
知人に似ていたもので、と男は微笑みながら答えた。
見覚えはあるし、多分どっかで会ったことあるんだろうけど私忘れてるタイプだな….マジでごめんて…イケメンの男….。
でも、こんなイケメンなら…そう簡単に忘れなそうだけどな…..。
「申し遅れました、私の名前はベリアン」
「気軽に、ベリアンとお呼びくださいね」
微笑みながら自己紹介をするベリアン。
その笑顔が、どこか悲しそうに見えた。
𝐧𝐞𝐱𝐭…🧸𓈒 𓏸
goodbyeForever𐙚☁︎ 𓂃𓈒𓏸
コメント
1件
読ませていただきました〜!暗闇から始まって喋る黒猫にイケメン執事…一気にファンタジー世界に引き込まれましたね。主人公さんの「妙に受け入れてしまっていた」っていうところにすごく共感しました(笑)。ベリアンの「私を覚えていますか?」の台詞がすごく気になります…過去に何かあったのかな?どこか寂しげな笑顔が切ないです。続きが気になる終わり方でした🖤